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五輪プレーバック 国母和宏

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“学生結婚”してた!夫人と激励会に出席

出身の石狩花川中学校の生徒から応援旗を受け取った国母和宏
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 【2月5日・激励会】スノーボード・ハーフパイプ(HP)のバンクーバー五輪代表の国母和宏(21=東海大)が5日、北海道石狩市役所で行われた激励会に出席。昨年11月18日に結婚した智恵(ともえ)夫人(24)を公の場でお披露目した。

 2度目の五輪を目前に、大学3年生で“学生結婚”した国母は「自分の中では何も変わらない」。激励会中も時折視線を合わせて笑みを浮かべるなど、精神的支えになっている様子。スノーボードのことはよく知らないという智恵夫人は「五輪では彼らしく力を出してもらえれば」とエールを送った。

公式ユニホームなのに…国母“腰パン”で出発

成田空港を出発する(左から)岡田良菜、村上大輔、安岡コーチ、青野令、国母和宏、綿谷直樹コーチ
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 【2月9日・バンクーバーへ出発】スノーボード・ハーフパイプ代表が9日、成田空港からバンクーバーへ出発した。メダル候補の国母和宏(21=東海大)は日本選手団公式ユニホームを“腰パン、シャツ出し、ボタン開け”という独自の着こなしで現れ「結果よりも内容。(滑りを見て)格好いいと思ってもらえればいい。最近のスノーボードはすげぇダセえから」と持論を展開した。

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連盟に抗議電話…“腰パン王子”に厳重注意

バンクーバー空港に到着したスノーボード・ハーフパイプの(左から)国母和宏、治部忠重コーチ
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 【2月10日・バンクーバー到着・連盟に抗議殺到】スノーボード・ハーフパイプ(HP)日本代表が9日、バンクーバー入り。男子HPで表彰台を狙う国母和宏(21=東海大)は、日本選手団公式ウエアのネクタイを緩め、シャツのすそは丸出しという出発時と同じスタイルで登場した。そのだらしない姿に、萩原文和監督(52)は「服装についてはもちろん注意する。いいことであるわけがない!」と断言。同監督はHP陣の出発と到着には同行しておらず「私がいれば、あんな格好はさせなかったのに」と悔しそうに話した。全日本スキー連盟には「だらしない」という抗議電話がかかり、JOC関係者も「着崩すために渡してるわけじゃない。代表として参加しているわけですから」と怒りをあらわにした。

「反省してま〜す」入村式出席自粛、謝罪も相変わらず

ポーズをとる(前列左から)山岡聡子、中島志保、岡田良菜(後列左から)国母和宏、青野令、村上大輔、工藤洸平
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 【2月10日・入村式出席を自粛、謝罪会見】全日本スキー連盟(SAJ)は10日、スノーボード・ハーフパイプ(HP)男子代表の国母和宏(21=東海大)に服装の乱れがあったとして、選手村で行われた入村式への出席を自粛させた。競技日程に支障がないにもかかわらず、現地入りしている選手が入村式出席を自粛させられたのは前代未聞。入村式後のHPの公式会見に出席した国母は、萩原監督に促され「(服装を)指摘されたんで自粛しました。反省してま〜す」。謝罪はしたものの笑みを浮かべるなど、相変わらずだった。

「チッ、うるせーな」で抗議殺到、メール500通

10日に記者会見した国母和宏
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  【2月12日・抗議殺到】開会式を欠席することになったスノーボード・ハーフパイプ男子代表の国母(こくぼ)和宏(21=東海大)は、その態度も問題だった。入村式後の会見で服装について質問されると「チッ、うるせーな」とつぶやき、「反省してま〜す」と笑顔すら見せた。日本オリンピック委員会(JOC)には12日朝から「スポーツマンらしくない」「国民の代表としてありえない」など電話約50件、メール約500通の抗議が殺到した。

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スポニチwikiランキング

      “懲罰”で開会式も欠席…出場辞退は何とか回避

      橋本聖子団長と会見に臨んだ国母和宏の鼻ピアスが小さいサイズのものに
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       【2月12日・開会式欠席、謝罪会見】公式服装の乱れと態度の悪さで批判にさらされた国母和宏(21=東海大)が、10日の選手村入村式に続き、12日の開会式も“懲罰”に近い形で欠席した。開会式前にはバンクーバー市内のジャパンハウスで日本選手団の橋本聖子団長(45)とともに謝罪会見を行った。全日本スキー連盟(SAJ)から出場辞退の申し入れがあったが、橋本団長が今後の責任を取ることを宣言し、国母は予定通り17日のHP予選に出場。謝罪会見に現れた国母は日本選手用のスポーツウエアは乱れなく着ていたが、トレードマークのドレッドヘアとヒゲはそのまま。ただ、これまで着けていた鼻ピアスは小さいサイズのものに着け替えられていた。

      関係者が注意しなきゃ…今度はマウスピース会見

      マウスピースを口にはめたまま会見する国母和宏
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       【2月15日・会見でマウスピース】スノーボード・ハーフパイプ(HP)の公式練習2日目は15日(日本時間16日)にサイプレスマウンテンで行われ、一時は出場辞退のピンチに立たされた国母和宏(21=東海大)らが約3時間、滑り込んだ。国母は即席会見で抱負を口にしたが、質問に答える際も競技で使用するマウスピースを口にはめたまま。17日(同18日)の本番を前に、再びマナーの悪さを露呈する結果となった。

      “スタイル”貫いた…血染めの8位入賞

      男子ハーフパイプ決勝の1回目で転倒し、悔しがる国母和宏。顔に傷が…
      Photo By 共同

       【2月18日・ハーフパイプ予選&決勝】スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)が17日(日本時間18日)に行われ、服装の乱れや会見の態度が問題となった国母和宏(21=東海大)は決勝で35・7点にとどまり、8位入賞に終わった。攻めのスタイルを貫き、大技の「ダブルコーク」を繰り出したが、2回とも着地に失敗した。本来の実力は示せず、2度目の五輪挑戦が終了。転倒で切れた唇の上の傷が痛々しかった。

      国母 シャツをズボンの内側に入れて帰国

      出国時とはうって変わり”まじめな”格好で帰国した国母
      Photo By スポニチ

       バンクーバー五輪スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)で8位入賞に終わった国母和宏(21=東海大)らHP男女日本代表が21日、成田着の日航機で帰国。服装の乱れなどが問題となった国母は、公式服のシャツをズボンの内側に入れ、ズボンも腰まで下げてはいなかった。会見ではスノーボード担当理事の林辰男競技副本部長(57)、綿谷直樹HPチーフコーチ(39)が冒頭で謝罪したが、国母は笑みを浮かべるなど、相変わらず。今一番したいことは「仲間とパーティー。仲間と自転車で旅」と答えるなど謝罪の言葉は一切なかったが、それを含めての“国母劇場”は幕を閉じた。

      国母 和宏(こくぼ・かずひろ)

       1988年(昭63)8月16日、北海道石狩市生まれの21歳。石狩花川中―登別大谷高―東海大。4歳でスノーボードを始め、11歳でプロ資格を取得。03年USオープンで日本人初の2位に入り、注目される。05年にはW杯で2勝したが、06年トリノ五輪は予選敗退の23位と惨敗。07年世界選手権2位。1メートル64、54キロ。

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