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野球界に「○男」ブーム来る!?連覇導いたソフトB松田の“絶叫力”

1月、RKB毎日放送「サンデーウォッチ」に出演し、リニューアルする「熱男ポーズ」の一案を披露する松田
1月、RKB毎日放送「サンデーウォッチ」に出演し、リニューアルする「熱男ポーズ」の一案を披露する松田
Photo By スポニチ

 今季は野球界に「熱男ブーム」が巻き起こる!?ソフトバンクのスローガンは2016年も「熱男」に決まった。一度は違う候補に決まりかけたが、孫正義オーナーの強い意向もあり、一転「続投」が決まった。

 ブームの予感は1月中旬から漂っていた。「熱男」の代名詞でもある松田のグアム自主トレ取材に行った時のことだ。海外FA権を行使し、チーム残留を決めた男は南の島でも「熱男!」を叫びながら走りまくった。

 そんなグアムの地で流行したのが「○男」だ。一緒に自主トレをした阪神・今成には「虎男」と命名し、甲子園のお立ち台でこの言葉を絶叫することを勧めた。それだけではない。同じく、自主トレをともにしていたオリックス・糸井には「嘉男〜!」をおねだりした。さすがに叫ぶまでには至らなかったが、もはや「○男」のオンパレード。夕食会で一緒だった中日・浅尾も標的に…。説明は要らないだろう。

 日本一連覇を果たしたソフトバンクは、この松田の「声」がけん引したといっても過言でないと思う。地方球場などでは記者席にその野太い声が届くが、叫んでいる言葉は意味不明だ。ただ、腹の底から声を出せば不利な状況でもいつしか好転している。打率や防御率などといった数字では説明のつかない白星は昨季、いくつもあった。その姿に目を細めていた自主トレの師匠・松中の言葉が印象的だった。「糸井がもし、嘉男!ってお立ち台で絶叫できれば、オリックスは強くなると思うよ」。納得できた。

 苦境でも明るくチームを照らす太陽のような存在は今季、日本一3連覇をモチベーションに再び、叫び続けることになる。このままでは独走の可能性も考えられる。ただ、ライバル球団に「○男」が誕生するとすればペナントレースは案外、熱くなるかもしれない。(福浦 健太郎)

[ 2016年2月6日 12:55 ]

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