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DeNA・中畑監督を直撃 昨年は優勝を予想、今年の見通しは…

下柳氏(左)とDeNA・中畑監督
下柳氏(左)とDeNA・中畑監督
Photo By スポニチ

 どうも〜1週間のご無沙汰です。下柳です。今週はちょっと趣向を変えてみます。先日14日に朝日放送「虎バン」で放送された、DeNA中畑監督への直撃インタビュー。番組OAでは放送されなかった部分も含めて、お届けしようと思います。では!

 ※ ※ ※ ※ ※

 下柳 中畑さん、虎バンという番組で、順位予想があって、去年は思いきり1位にしてました。

 中畑監督 知ってる。知ってる。

 下柳 思いっきり1位で、2位巨人、3位広島。あとの3チームはごちゃごちゃにしたんですけど。

 中畑監督 大胆だったね。違う番組でも下柳やってくれたじゃん。

 下柳 NHKさんでも言いました。

 中畑監督 俺、大好きになっちゃったもん。うん。この勇気ね(笑)

 下柳 いや、勇気っていうか、野手は揃ってますよね?

 中畑監督 うん。去年なんか特に、そういう攻撃力はね。

 下柳 伸びるんじゃないかなってありましたもんね。

 中畑監督 うん、だから打線で優勝する年になる可能性は十分あったと思うからね。やっぱ、監督じゃないの。

 下柳 いやいやいや。いや、ちょっと梶谷くんが思ったよりも。

 中畑監督 攻撃力がなかったもんね。

 下柳 調子があがらなかったかな、というところですもんね。

 中畑監督 そうだね。やっぱり計算どおりにはなかなかいってくれないっていうところがね。

 下柳 野球ですからね。

 中畑監督 そうそう。ピッチャーも含めてね。でも、本当にもう、下柳と言う男の大胆さというかね、みんながBクラスで言ってる中で、優勝宣言してくれたときにね、いやー、もう本当、恋したくなったね。

 下柳 オールスター明け、ずっと調子よかったじゃないですか。勝率、ずっと1位くらいにいましたよね。

 中畑監督 そうだね。やっぱり、3月、4月?

 下柳 ちょっと出だしでつまずいたのが。

中畑監督 4月でもう借金13という状況だったから、開幕で常にこう、つまずいているっていう。それが出来ない状況というのがね、去年は特に悪かったね。

 下柳 ものすごく、4月見ながらね、うそ〜って思ってましたからね。

 中畑監督 そりゃ、すごく責任感じるよな。

 下柳 頼むわ…監督と思ったんです。

 中畑監督 俺もそう思ってた。

 下柳 でも、今年は絶対、Aクラスにはいりますから。

 中畑監督 ああほんと?いやあ、ありがとう。

 下柳 久保を、もう開幕投手と早々と言ってたじゃないですか。その狙いはあるんですか?

 中畑監督 もう開幕ダッシュしたいという一途な思いですね。それと、やっぱり巨人といいから。開幕カードの中で、今うちは、勝ち試合を作れる投手というのであれば、やっぱり久保だね。巨人戦は特に、久保のピッチングでジャイアンツ打線のリズムを狂わせるというね。

 下柳 ちょっと変なことをいろいろやりますからね、彼はね。相手が嫌がることを。

 中畑監督 もう本当ね、その緻密さ?考えて登板していくっていうね、前まで巨人打線というのを全部ね、1番から9番まで考えた中で、どうタイミングを崩し、料理していくかというね、投球技術というのかな。そのおかげで、次に登板するピッチャーが、久保を参考にしている。

 下柳 3連戦の頭のピッチャーって勝てばいいだけじゃなくて、勝ち方もありますしね。相手の3、4番をどれだけ崩しておくか、というのもありますしね。

 中畑監督 それをきっちりやってくれるところがね。去年なんで勝ち越したかと言えば、久保が3連戦の頭にいってくれて、ジャイアンツを崩したと言っても過言じゃない。それだけ信頼できるピッチャーです。

 下柳 評価高いですね。

 中畑監督 めっちゃ高いですよ、私の中で。もう、彼以外には今のところは見当たらないし、それをいきたいというピッチャーがいますよ。山口とかね。俺も行きたい、俺も行きたいと言ってくれてるんだけど、でも、その総合力を考えるとね。ピッチャーとしての総合力を考えたときに、彼が機動力を使わせないクイックを、僕は世界一だと思っていて。

 下柳 速いです。

 中畑監督 うん。そういうところも含めてね、相手の勢いをぴたっと止めながら崩してくれるというのは、これ以上はないですから。彼が先発というのは、去年が終わった時点で巨人戦の先発は久保と。

 下柳 本当に思っていたんですね。ところで、新主将を、あの若い筒香くんにしたじゃないですか。監督の中で狙いはあるんですか?

 中畑監督 狙いというのはもう、打線の中で、4番というポジションも、純国産でいきたいんですよ、僕は。それでチームの顔を作りたいというのが一番あるんで。リーダーシップというのはしゃべらなくてもいい、我々の時代なんかは言葉じゃなくして、結果で引っ張ってくれたじゃない。そういう存在感のあるチームリーダーっていうのが、うちにはいないんですよ、まだ。

 下柳 ああ〜。若いチームですしね。

 中畑監督 だからチャンスとしてね、チャンスとして、昨年、やっと3割をクリアして、一年間、ケガはあったんだけれど、結果を出したという筒香に対しての期待感というのは、僕の中でもすごく大きいものがある。このチームの顔になれる野手というのは、筒香だと思ってるんですよ。だから筒香がそういう肩書きを持った上で、4番として、チームを引っ張ってくれたら、奇跡を起こしてくれるじゃないですか。去年優勝と言ってくれたけれども、もしかすれば、それが3割30本、100打点くらい結果を出してくれたら、そしたら優勝しますよ。そういった期待感というのを、彼がポジションにつくことによって、自覚を持った筒香が、どこまで変貌してくれるか。覚醒してくれるかというね。そこのギャンブルですね、僕の中ではね。だから、やっぱ心中ですよ、僕はやっぱ。

 下柳 そこまで言ってもらったら、選手は本当にありがたいというか。

 中畑監督 いや本当、本当。それでクビになったってしょうがないもん。うん。そこまでね。

 下柳 まだ開幕してないのにクビの話…監督、しなくっても(笑)。

 中畑監督 僕も罰ゲームやるから。(次週へ続く)

[ 2015年3月16日 ]

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