デーブ監督　マー君の穴埋める「みんなが協力し合って」

「協」と書かれた色紙を手にする楽天・大久保監督 Photo By スポニチ

　楽天・大久保新監督は昨季の最下位からの巻き返しを目指し、漢字１文字で表した今年の目標は「協」。「選手や監督、コーチだけでなく球団スタッフ、楽天本社、ファンのみんなが協力し合って、初めてチームとして強くなる」と力説した。

　日本一から最下位に沈んだ最大の要因は、エース田中（現ヤンキース）の抜けた穴を埋められなかったこと。その穴をチーム全員で埋めるため、指揮官は１５年のスローガンも「一致団結」に決めた。昨季、日本一のソフトバンクや大型補強したオリックスに対しては「チームとしてまとまらないと勝てない」と警戒を強める。チームの立て直しを図るため「野球選手は１２月からシーズンが始まっている」と選手にはオフの間に課題を克服するよう通達。「心技体全てを整えて、シーズンを迎えたい」と話した。