「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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5/26【子ども甲状腺がん裁判  第一回口頭弁論】東京地裁に関するお知らせ

2022-05-24 08:33:18 | 福島第一原発と放射能
【311子ども甲状腺がん裁判 
第一回口頭弁論】東京地裁に東京地裁に出向ける方は、入廷前の行進や傍聴整理券で協力を!集会の参加も!



【311子ども甲状腺がん裁判 
第一回口頭弁論】東京地裁

13時 地裁正面から入廷行動

13時20分~13時40分 
☆傍聴整理券配布 

14時開廷

日比谷コンベンションホール大ホール 
14時 支援集会(ウクライナ演奏家の演奏あり)
15時15分 報告集会

僕は残念ですが
当日都内に行けなくなりました。

特に傍聴整理券を取る人が多いほど、支援者は助かるので、それが可能な方は僕にメッセージして下さい。

集会は自由参加できますから!

バンダジェフスキー博士支援!【 3/20(日)京都講演会緊急開催 】オンライン講演事前収録を兼ねて。

2022-03-17 08:13:39 | 福島第一原発と放射能

既報でこの記事にもある
オンライン講演会は
前日に京都でリアル収録致します。
これを人数を部屋の半分に
限定でリアル開催致します。
見え方はともかく、
同内容のものです。
ウクライナの映像も見せます。


3/20(日)京都講演会緊急開催!

19:15受付
19時半から一時間半
「ひとまち交流館京都」
リアル講演&オンライン講演の事前収録を
兼ねて開催。30人限定。
希望者は私にSNSメッセか
yb20220320@gmail.com
メールを。
参加希望と名前と連絡先明記。
当日は参加費はありません。
ただし、
バンダジェフスキー博士
支援カンパを
紙幣でおねがいします。



オンライン講演会の申込みはこちら。



チケット代 1000円

チケット販売期間
2022/3/15(火) 20:00 ~ 2022/4/15(金) 20:00

オンライン講演会視聴可能期間
2022/3/21(月) 12:00 ~ 2022/4/16(土) 00:00


福島第一原発事故以降、ウクライナで3回取材をしているジャーナリストの木下黄太による講演会です。チェルノブイリや稼働している原発周辺などウクライナの状況に関する話をします。

以前にウクライナのキーウ(キエフ)で放射能被曝による症状が出ている子供たちなどを病院で取材した映像を木下が解説しながら上映致します。この映像をオンラインで公開するのは初めてのことです。

バンダジェフスキー博士により取材先をコーディネートしていただいたものです。

現在こうした取材をした子供たちなど映像に映っている人々の大半の安否は分かりません。また博士も現地周辺で活動を継続しており、安全への懸念は強いと思います。

こうしたことに対して少しでも支援ができないかという観点から、今回のオンライン講演会を開催することになりました。

必要経費を除いてチケット売上の大半を何らかの形で博士に寄付し、活動を支援したいと思います。これは税法上の寄付にはなりません。戦争の進展次第で一定期間内に博士に渡すことができない場合は、ウクライナ避難者の人道支援目的で公益性の高い機関に寄付することになると思います。


====================================


録画配信:VIMEOにて録画配信

※お支払い完了後
2022年3月月20日(月)深夜以降に
購入者様にVIMEOの視聴リンクを
ご登録いただいたメールに案内いたします。
メールに動画URLとパスワードを添付いたしますので
そのパスワードを入力いただき、ご視聴ください。



【ウクライナ最新情報&「チェルノブイリ被害と子供」取材映像上映】
木下黄太講演会


チケット代 1000円

販売期間
2022/3/15(火) 20:00 ~ 2022/4/15(金) 20:00


販売条件
3/21(祝・月) 正午より視聴可能。 
動画視聴サイトVimeoの
URLとパスワードを、3/20(日)深夜以降にご購入者様に連絡いたします。
通常、インターネットで動画視聴できる方は問題なく視聴が出来ると思います。

問い合わせ先
メールアドレス
goldpoint12000@gmail.com

バンダジェフスキー博士支援【ウクライナ最新情報&「チェルノブイリ被害と子供」取材映像上映】木下黄太オンライン講演会

2022-03-16 21:25:48 | 福島第一原発と放射能

ロシア侵略によるウクライナの
危険地帯で
被曝したウクライナの人々のために
今も活動されている
バンダジェフスキー博士への
支援を目的としたイベントです!

【ウクライナ最新情報&「チェルノブイリ被害と子供」取材映像上映】木下黄太オンライン講演会を開催します。

パスマーケットで購入下さい


チケット代 1000円

チケット販売期間
2022/3/15(火) 20:00 ~ 2022/4/15(金) 20:00

オンライン講演会視聴可能期間
2022/3/21(月) 12:00 ~ 2022/4/16(土) 00:00


福島第一原発事故以降、ウクライナで3回取材をしているジャーナリストの木下黄太による講演会です。チェルノブイリや稼働している原発周辺などウクライナの状況に関する話をします。

以前にウクライナのキーウ(キエフ)で放射能被曝による症状が出ている子供たちなどを病院で取材した映像を木下が解説しながら上映致します。この映像をオンラインで公開するのは初めてのことです。

バンダジェフスキー博士により取材先をコーディネートしていただいたものです。

現在こうした取材をした子供たちなど映像に映っている人々の大半の安否は分かりません。また博士も現地周辺で活動を継続しており、安全への懸念は強いと思います。

こうしたことに対して少しでも支援ができないかという観点から、今回のオンライン講演会を開催することになりました。

必要経費を除いてチケット売上の大半を何らかの形で博士に寄付し、活動を支援したいと思います。これは税法上の寄付にはなりません。戦争の進展次第で一定期間内に博士に渡すことができない場合は、ウクライナ避難者の人道支援目的で公益性の高い機関に寄付することになると思います。


====================================


録画配信:VIMEOにて録画配信

※お支払い完了後
2022年3月月20日(月)深夜以降に
購入者様にVIMEOの視聴リンクを
ご登録いただいたメールに案内いたします。
メールに動画URLとパスワードを添付いたしますので
そのパスワードを入力いただき、ご視聴ください。



【ウクライナ最新情報&「チェルノブイリ被害と子供」取材映像上映】
木下黄太講演会


チケット代 1000円

販売期間
2022/3/15(火) 20:00 ~ 2022/4/15(金) 20:00


販売条件
3/21(祝・月) 正午より視聴可能。 
動画視聴サイトVimeoの
URLとパスワードを、3/20(日)深夜以降にご購入者様に連絡いたします。
通常、インターネットで動画視聴できる方は問題なく視聴が出来ると思います。

問い合わせ先
メールアドレス
goldpoint12000@gmail.com




本日のオンライン講演会 視聴可能なURL連絡

2021-10-24 07:17:40 | 福島第一原発と放射能
本日徳島からオンライン講演会
配信するURLです。

俯瞰的な話をします。
13:15に回線をあける予定です。
13:30〜14:30が講演時間。

スマホでもVimeoのアプリ視聴よりも
お伝えしているURLへ
ブラウザ(例えばGoogleChrome等)で 
進んでWeb視聴がよいと思います。
iPhoneでもiOSのブラウザ等で視聴下さい。

あたりまえですが、
動画視聴が可能な
ネット回線環境でご覧下さい。

パスワードは
申込者には送付済みです。

それではお昼すぎに
お目にかかりましょう。
ありがとうございます。

木下黄太オンライン講演会(無料公開登録必要)が10/24(日)13:30より開始

2021-10-22 21:49:58 | 福島第一原発と放射能
主催団体の意向で今回は登録必要で無料公開となります。

木下黄太オンライン講演会in徳島


テーマ:「 日本の政治と原発、新型コロナ 」
2021年10月24日(日)13時30分-14時30分(10分前より配信開始)

無料(要申込)

配信方法 :VIMEOにてライブ配信(PC/スマホ対応、Webアクセス必要、アプリ不要)
お申し込み → https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02pyanfx2uy11.html

<お申し込みについて>
ヤフーIDの登録が無い方は、
「ログインせずに申し込む」 からお申し込みください。

申し込みされた方には、メールにて「VIMEO視聴用パスワード」を先にお送りします。

配信URL(配信アドレス)は当日朝9時までに僕個人のTwitterや僕個人のFacebookウォールなどで示します。



主催:とくしま定住支援ネットワーク

本日19時よりウクライナで開催のオンラインシンポジウムで、私が15分間スピーチします

2021-10-10 16:40:44 | 福島第一原発と放射能
ウクライナで開催されている
チェルノブイリ後をテーマとした
オンラインシンポジウムに
招かれて参加しましす。
日本時間本日10/10の19時から15分間。
原発事故後の日本社会の根幹的変容と放射能防御活動の達成と限界を
スピーチします。
下手な英語で事前収録済みのものです。
かなり俯瞰的な話です。
関心のある方はどうぞご覧ください。






もう、3.11になってしまった。

2021-03-11 02:20:21 | 福島第一原発と放射能
もう、3.11になってしまった。
亡くなった方々の
ご冥福をお祈りします。
震災や原発事故による様々な影響でその後に亡くなった方々。
原発事故後に僕と何らかの形で関わることになり、今日までに亡くなった方々。
このブログを読んでいて、今までに亡くなった方々。
この方達のことも含めて想いです。

生きている者の宿命。

本日オンライン集会開催します。
京都からです。

【 3.11から10年集会in京都 】
facebookの僕のWALLにも接続。
3/11(木) 1930-2030
下記URLでライブ配信。
放射能汚染調査専門家、
山崎前近大教授も参加!
フルオープン、パスワード無し。
https://vimeo.com/519907980

3.11以降の放射能防御で、
参加者各々の立場から発言。
アーカイブ予定。




【 3.11から10年集会in京都 】 19時半から一時間、vimeoライブ動画配信で公開

2021-03-07 23:48:35 | 福島第一原発と放射能

【 3.11から10年集会in京都 】
2021/3/11(木) 1930-2030
下記URLで開始時間少し前から、ライブ配信します。パスワードありません。
これはフルオープンです。
https://vimeo.com/519907980
3.11以降の放射能防御に関して、
それぞれの立場から話してもらいます。

皆さんと同じような意識の人たちが、

何人か話します。僕も話します。

アーカイブ予定ですが、可能な方はライブ視聴して下さい。


2021年初投稿、昨年木下黄太メールマガジンより精選記事を紹介。

2021-01-21 01:43:32 | 福島第一原発と放射能

あけましておめでとうございます。新年の挨拶遅れてすいません。

今年は来月から再来月にかけて、原発事故後10年の節目として、オンラインイベントも準備しています。宜しくお願いします。

さて、昨年2020年のメルマガの中より、
今年も大きく影響のある話を一つ
部分的に掲載いたします。

交通事故後の後遺症対応で、
パソコン作業を限定しているため、
どうしてもブログが最低限の更新となり、申し訳ありません。

僕からの発信は、こうした記事が掲載されているメルマガを購読していただくか、
もしくは最低月一回ですが、現在は毎週一回ペースで行っている動画配信をご覧頂くようにお願いしています。コロナ関連が多いです。

メルマガ申込は⇒ http://www.hoshanobogyo.com/

Live動画配信参加希望は


大飯原発の設置取り消しを認める画期的な判決が出ました。

どのくらいに画期的な判決かというと、
これまでの原発に関する反対側が勝利した判決は、どちらかといえば
住民の保護などを考えての進歩的スタンスによるものでしたが、
これはそういう意味合いの判決ではないという事です。

過去の判決は、その度合いをどう考えるのかによって、上級審で覆る
可能性があまりにも高く、現実的には日本の司法システム的に考えると、
一矢報いた以上の意義は実は乏しいものでした。
しかし、今回の判決はそうしたスタンスではありません。

どちらかというと、審査基準の徹底を過程も含めて法治主義的に求めて
いる判決で、スタンスとして、ある意味で当局サイドに近い感覚から
出されているようにしか思えません。

その判決は、徹底して現行の規定と、規定の妥当性、更にその規定の
審議課程の確認を行っていて、それに基づいて、法的に原子力規制委員会
の判断が妥当であるのかどうかを綿密に判断しています。

この結果として、
「基準地震動を策定するに当たり行われた地震モーメントの設定が
新規制基準に適合している旨の原子力規制委員会の判断に不合理な点が
あるとして、本件処分は違法である旨判断した」
ということになっています。

(略)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 法的破壊力で圧倒した大飯原発設置許可取り消し判決、
読売新聞社説でもあからさまになった原発推進側の焦り 】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(略)


この判決に関して、推進側が相当に焦っています。

一番にそれがはっきりとわかるのは、読売新聞の社説です。

http://sv6.mgzn.jp/sys/rd.php?m=W265GVIXxCdSx4FJW

タイトル「大飯原発判決 審査への理解を欠いている」
2020/12/08 05:00にオンライン公開しているもの。

ぜひこれは全文を読んでください。
読めばわかりますが、この判決に対しての反応は些か過剰とも思える
ものです。
読売新聞がこの判決をまず、どういうものと理解しているのかは、
この一文でよくわかります。

「原子力発電所の安全性そのものではなく、審査手順が適切かどうか
だけに着目して違法だと判断した判決と言えよう。」

つまり、今回の判決が安全性そのものを考えての判決であれば、
従来型の反原発的なニュアンスの高い判決として、読売新聞に焦りは
なかっただろうと思います。

しかし、今回の判決が手続過程を問題としていて、その過程確認が
かなり細かく、しかも現行の規程に基づいている話なので、きちんと
した反論をするのは相当に難しい話ですから、読売の社説が非常に
苦しく書いているのが手にとるようにわかります。

次の一文で、今回の判決がこれまでと意味が全く異なることもわかります。
 
「規制委は他の原発も同様の審査方法で許可しており、判決が確定すれば
影響は極めて大きい。」

これは実質的には、この判決が普遍的に原発設置に影響するもので、
この判決がそのままならば、日本全国で原発は終わるということを
怖れている文と私は読めます。

そして、次の文章を読んだときには、読売新聞が本当に焦っていること
がとてもよくわかりました。
読売新聞のような慎重で老獪な新聞社が、こうした焦りを露わにした
社説を載せてしまっているというリアルが、僕にはとても重要なことと
して認識されています。

「リスクを過度に評価すれば、あらゆることは立ちゆかなくなる。
判決は結論ありきで、審査の実務を軽視した印象が拭えない。」

うーん。
この判決はリスクを過度に重視したのではなく、もともと決まっている
規定に基づいて法律に厳密に即して考えたら、このような判断になった
ものです。

それを、「リスクを過度に評価した」というのは何か誤魔化しがあります。
それは「リスクを過度に評価」→「あらゆることが立ち行かなくなる」
という一文の流れでもわかりますが、さらにその後に
「審査の実務を軽視」と続いていることで明白です。

つまり、読売新聞は、法的な手続きの中で適正さを細かく確認した判決
という点を、社説で丸めてあまり触れないようにし、実際の審査実務
から考えると、この判決は困ると言っているだけです。

そして次の一文によって、さらに馬脚を表します。

「ガイドの記述が解釈の違いを生むというのなら、
規制委が表現を修正すればよいのではないか。」

ガイドとは審査のガイドの意味です。
要は、決まっている審査のガイドの文章によってこうなったから、
文章を変えるべきだと。

これは、現行の法規定で、解釈的にアウトになる可能性があるなら、
法の条文を変えましょうという話です。

判決が「リスクを過大評価」や「結論ありき」ではなくて、
現行の規定や審査課程を細かく確認して、決まっていることを
守っていないから、アウトとしていることを、読売新聞はこの判決に
異論を唱えながらも、判決を覆す立論が困難なために、
前提となる規定を改変すれば良いとの、
前提を覆す言説を展開しているということになります。

そんなこと言い出したら、法治国家であるはずの日本で、最大部数の
新聞が、法治主義的なスタンスよりも、自分たちに都合良い結論ありき
でこの文を書いていることが見え見えの話となります。

焦りすぎ。

しかし、読売新聞が社説でここまで焦るほど、今回の判決インパクトは
大きいことは明白です。

元裁判官で、原発訴訟にも大きく関わっている井戸謙一弁護士は、
私の取材にこう答えています。

「各地の原発訴訟で、このばらつき条項の論点は反原発の弁護団側は
何回か提示していますが、これまではあまりまともに捉えていないと
いうか、そこには触れていない判決ばかりでした。
今回の判決は、そうした状態とは大きく変わって、このばらつき条項を
きちんと見極めて、設置取り消しとした点で画期的な判決です。
要は、福島第一原発事故後に、厳しく定めたルールがあったのですが、
原子力規制員会が緩く運用していたのを、きちんとルール通りに
やりなさいという話です。
だから、現行の手続きを厳格に遂行することを求めているのですから、
判決が影響を及ぼす意味が、これまでとは全く異なります。
これで、各地の原発を根こそぎ止めていく可能性も出てきます。
だから、規制委員会は規定の方を変えてくる動きをやろうとすると
思いますよ。それを警戒するべきです。」

いずれにしても、この後に市民サイドでできることは、
読売新聞の主張のような規制委員会のルール改悪をさせないために、
どう監視するのかだろうと思います。
そして、さらにできる限り反原発スタンスが強い政権を近未来に誕生
させることも必要になると思います。

この判決による結果論的なチャンスは、貴女も私も活かさないとなりません。

吉村大阪府知事の大阪湾放射能汚染水放出発言で本日15時より抗議申し入れ

2020-10-20 08:01:58 | 福島第一原発と放射能
本日15時より大阪府に
吉村府知事汚染水放出発言で
こちらの大阪のグループで
抗議の申し入れを行います。

2020年10月20日

吉村 洋文 大阪府知事 殿

申 入 書
 先般、政府が福島第一原発に保管されている汚染水を福島で海洋放出を決める方針を固めたという報道を受けて、吉村洋文大阪府知事は、汚染水をわざわざ大阪湾に移送して放出することを知事として容認する考えがあることを改めて明らかにしました。

 昨年9月に大阪市の松井一郎市長が汚染水の放出に関して同様の考えをまず示しており、当時吉村知事も松井市長発言を肯定する発言をされたと記憶しております。
 我々はまず松井市長に対し、汚染水を放出しないと公的に明言し確約することを求めた申入れを当時直ちに行い、20,186筆の汚染水放出に反対する署名をこれまでに提出しております。
 
 政府が汚染水の海洋放出について国民から募ったパブリックコメントでは7割が海洋放出に反対しています。更に日本政府が福島以外の海域で、福島第一原発由来の放射能汚染水を放出する考えを示したことなども一度もありません。
にもかかわらず、こうした信じがたい発想による暴挙を行う考えをわざわざ示すということを、昨年の松井市長に続いて、大阪都構想の住民投票を前にしたこの時期に、吉村知事が示されていることに強い疑念と憤りを覚えております。

 大阪都になれば、かなり一元化したシステムとなり、こうした大阪湾放射能汚染水放出のような異様な政治判断についても、強引な手段で遂行しやすくなるだろうと我々は推察しております。というよりも、大阪湾にわざわざ福島から放射能汚染水を移動させて放出するような、一般の大阪府民に常識的には何一つメリットがないどころか、リスクをもたらす可能性のある政治的判断を遂行しやすくするために、大阪都構想を吉村知事らが推進している疑いを強く持っております。

都構想の住民投票前に、あえて吉村知事が発言したのですから、その疑いは濃厚です。許しがたい暴挙と思います。

 放射能汚染の拡散はすべきではないとする基本的な考えからも知事が発言している内容はまったく理解できません。
当然ながら、汚染水には処理で除去されないトリチウム以外の放射性物質が多々、含まれていますし、トリチウム自体も無害のものであると考えてはおりません。健康被害のリスクをまじめに考える場合に、こうした放射能汚染水をわざわざ大阪に移送し、それを湾内に放出するなどというのは、ありえない話です。

 もちろん大阪湾は大阪だけのものではありません。近隣自治体、他県にも影響があり、こんなことは許される話ではありません。
また、大阪湾は閉鎖水系的性格が強く、汚染は湾内で長く滞留する可能性も否定できませんし、瀬戸内海などの内海へ汚染が広がる可能性は否定できません。むしろ外洋に放出するリスクよりも、限られた海域で影響は甚大となる可能性も考えられます。

 大阪府知事は、大阪湾に放射能汚染水を放出しないと公的に明言し確約することを求めます。

放射能拡散阻止委員会

山下俊一氏が嘘を言い続けたことが法廷で克明に判明→危機を隠蔽する専門家に今こそ注意せよ!

2020-03-09 23:09:16 | 福島第一原発と放射能

井戸弁護士が
あの山下俊一氏を法廷で
追い詰めた報告です。
山下氏が嘘まみれであったことが
よくわかります。
9年が経過して明らかになった話ですが、
こういう専門家にすがったことが、
今の野党停滞に繋がり、
自民安倍政権の繁栄となったことを
皆さんは認識すべきです。
コロナウイルスクライシスの今こそ、
私達国民も、政治の世界も、メディアも
考え直す契機と思います。
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子ども脱被ばく裁判
第26回口頭弁論期日のご報告
弁護団長 井 戸 謙 一

さる3月4日、山下俊一氏の証人尋問が行われ、この裁判の終盤の大きな山を越えました。弁護団としては、万全の準備をして臨んだつもりでしたが、振り返れば反省点が多々あります。しかし、獲得した成果も大きかったと考えています。
山下氏は、尋問前に提出書面で、自分が福島県民に対してしたのは「クライシスコミュニケーション」であり、住民のパニックを抑えるためには、わかりやすい説明が必要だったのだと正当化していました。しかし、いくら緊急時であっても、住民に嘘を言ったり、意図的に誤解を誘発することが正当化されるいわれはありません。私たちは、山下氏がした具体的な発言の問題点を暴露することに重点を置きました。
山下氏は、福島県内の講演では、ゆっくりと余裕を感じさせる話しぶりでしたが、法廷では、語尾が早口で消え入るように小さな声になり、緊張感が窺えました。尋問によって山下氏に認めさせることができた主な点は、次のとおりです。
(1) 100ミリシーベルト以下では健康リスクが「ない」のではなく、正しくは「証明されていない」であること
(2) 国際的に権威ある団体が100ミリシーベルト以下の被ばくによる健康影響を肯定しているのに、そのことを説明しなかったこと
(3) 「年100ミリシーベルト以下では健康被害はない」との発言は、単年だけの100ミリシーベルトを前提としており、連年100ミリシーベルトずつの被ばくをする場合は想定していなかったが、住民には、連年100ミリシーベルトずつの被ばくも健康被害がないとの誤解を与えたこと
(4) 「1ミリシーベルトの被ばくをすれば、遺伝子が1つ傷つく」と話したのは誤解を招く表現だったこと、すなわち、実効線量1ミリシーベルトの被ばくをすれば、遺伝子が1つの細胞の1か所で傷がつき、人の身体は37兆個の細胞でできているから、全身で遺伝子が37兆個所で傷つくことになるから、自分の発言は、37兆分の1の過小評価を招く表現だったこと
(5) 子どもを外で遊ばせたり、マスクをするなと言ったのは、リスクとベネフィットを考えた上のことだったこと(すなわち、子どもを外で遊ばせたり、マスクをしないことにはリスクがあったこと)
(6) 水道水にはセシウムが全く検出されないと述べたのは誤りだったこと
(7) 福島県民健康調査で福島事故後に生まれた子供に対しても甲状腺検査をすれば、多数見つかっている小児甲状腺がんと被ばくとの因果関係がわかること
(8) 鈴木俊一氏がいうように、福島県民健康調査で見つかり摘出手術をした小児甲状腺がんには、手術の必要がなかったケースは存在しないこと、
被ばく医療の専門家が住民に対してこれだけ多数の虚偽の説明をした目的は何だったのか、山下氏を利用した国や福島県の意図はどこにあったのか、今後、これらを解明していかなければなりません。弁護団は、これから最終準備書面の準備にかかります。裁判は、次回の7月28日午後1時30分からの弁論期日で結審します。年内か年明けには判決が言い渡される見通しです。最後までご支援をお願いします。
以上

木下黄太Live配信は本日21時開始、申込は18時迄。Facebook等での参加登録注意事項。

2020-03-07 13:49:21 | 福島第一原発と放射能
本日21時から僕のLive配信は
Facebookの非公開グループで
行います。
60分以上90分未満という
時間枠で考えています。

申込みは本日18時まで、
カード決済であれば
下記サイトで受け付けています。


このLive配信を見るためには
Facebookアカウントが必要です。
申込時にアカウントを、
お知らせ下さい。
之はあなた自身の
FacebookプロフィールのURLを
お知らせくださいという意味です。

アカウントがない方は
申し込み前にアカウントを取得下さい。
申し込み後に取得しかできない方は、
必ず、運営側にアカウントを
取得後に至急お知らせください。


既にわずか1日で多くの方が
申込まれていますが、
運営側からメール等で連絡しても
Facebookグループに
登録されない方がいらっしゃいます。

運営側はメルアドやメッセンジャーで
複数回、連絡しても反応がありません。
折角申し込まれても無駄になります。
ご自身のメールボックス、
FBメッセージを確認下さい。

メールボックスは
受信フォルダになくて
迷惑メールフォルダに混ざる場合も
ありえますから、確認して下さい。

運営側はあなたと
FB友人でない場合が多いと思います。
このときには
メッセージも通常のところだけでなく、
リクエストを表示するところに
入っていて
あなたが気付きにくいことがあります。
之も確認下さい。