「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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集団的自衛権の安倍内閣閣議決定に反対する官邸前デモに関して、僕が思っていること。

2014-06-30 20:28:26 | 福島第一原発と放射能

  多分、この官邸前デモが本格化するかどうかは、警官隊と本当に衝突がおきるかどうかだと思います。

 おきなければ、ただのガス抜きに過ぎません。平和的デモなど、根源的かつ本質的にはありえないものです。既にこれは、我々には、わずか二年前に経験済みの話です。

 現況は、自民党安倍政権の支持率がかなり高く、原発に関して多くの人々がデモに集まった時期の民主政権支持の薄さとは相当に異なります。この状況下は、前よりもかなり厳しいです。

 当然、政権側はデモ側を、最終的に武力弾圧して押さえ込むことも想定すべき話です。そうなるとは、つまりは、死ぬ覚悟で、こうしたデモを本当にやるのか、やらないのかという地平の話に究極ではなってくると思います。

 僕は、デモ参加を呼びかける気もありませんし、止める気もありません。しかしそういう命のやりとりに、己自身が踏み込む覚悟が求められる時代であることは、認識して行動して下さい。例えば、きょうデモに参加するが、それで命を落とす可能性が想定されて、その覚悟がある、そういうことに間違いなくなってきますから。

 戦時下です、日本、特に東京は。

 新宿駅のような自殺未遂劇でなく、現政権を打倒し日本の軍事的な流れを止めるためには、自らが死ぬことも厭わない人が、命がけで、デモや反政府活動をおこなうならば、負けても何かの意味はあるだろうと思います。特定党派の示威行動に留まらずに。そうした命の覚悟がある方たちが、どの位は東京周辺にいるのかということは、今回、見定めておきたい話と思います。

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 13:00~15:00 (開場12:30) 

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

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7/13(日)に福岡ミーティング開催。人数限定なので、早めにご参加下さい。  

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。開演後、二時間で終了します。 


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「ホントは私だって避難したいよ、危ないから一緒に行くよとなぜいってくれなかったの」語り出す福島女性。

2014-06-30 03:15:23 | 福島第一原発と放射能

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僕が2011年にお話もしたことのある福島からの避難女性。この方が、最近、福島に留まっている友人女性との会話を書かれた内容です。


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12時過ぎ。いつもはマナーモードにしてしまうスマホ、

バッグに入れたまま、忘れてた。
突然、そのスマホが鳴ったからおっどろいて出た。

かけてきたのは福島の友達。
今は福島の西の方にいる。
年に数回、電話をかけてきてくれる。

でも、もう夜半過ぎ、どうしたんだろう、と心配になった。

そしたら
「夏はね、娘と一緒に西へしばらく行けることになった」
と。

私は、
「わーよかったね。どの辺?ちょっと暑いかもしれないけど、
楽しめるといいね」
って答えた。

そしたら、口調が変わって
「全然よくないよ。 保養だよ。保養行けて大満足!とか
思ってると思う? ホントは、私だって避難したいんだよ」
と。

言葉に詰まってしまった。

大満足なんて思ってないって、しってるよ、でも、福島にずっといるより
しばらくストレスから解放されてくるのも いいと思うよ、、、と
言葉をひねり出した。

そしたら
「あなたとは付き合いも長いし、ずっといろんな話して来たから、
今だけ言わせてもらっていい?」っていうので

いいよ、何でも言って、って答えた。

彼女は。。。

なぜ、自分(私)が避難して行く時に、
危ないから避難しろといってくれなかったのか。
それぞれ家庭の事情がある、とか
自分で決めるしかない、とか
綺麗事ばっかり言って。
本当は、さぁ一緒に行くよ、くらいのことは
言ってくれるかと思ってたのに。
言ってくれたら なにか 変わっていたかもしれないのに。

と、言った。

怒っているでもなく、泣いているでもなく
淡々と、言った。

こう聞かれた。

「事情はそれぞれだから、なんて、本心だった?」

絶句してしまった。

そりゃ、私だって、当時、郡山の、特に線量が高い地域にいた彼女に
「危険だよ」って言いたかった。
早く逃げなよ、そこはダメだよ、って、言いたかったよ。

一緒に逃げよう、って言いそうにもなった。
だって、仲が良かったから、ずっと。
でも、そんな無責任なこと、言えなかった。

でも、あまり多くの人に、避難する話をしてこなかった私が
彼女には 「どこどこに行く」と知らせたことで
何か感じてくれ、って祈るような思いだったのも事実。。。。

「私は避難なんて無理」って言ってた彼女に
「危ないのに!」「早く逃げなさいよ」
とは、言えなかった。。。。

でも、彼女は言って欲しかったんだ、、、

思わず、言ってしまった。

「今からでも遅くないよ。」

彼女は笑った。

「もう遅いよ。子どもたちは進学しちゃったし
私も仕事を見つけちゃった。 遠くへ避難なんて、、やっぱり無理。
でも、諦めるのはイヤだから、夏はちょっと出かけるの」

「うん」
と言ったら

「ベストな選択なんて 思ってないでしょう?
だって、ベストじゃないもんね、私だってそんなのわかってるけど
私が出来る中ではベストなの!」

声を荒げて、言われた。

「それぞれ、出来ることを一生懸命やろうね」

もう、これしか言えなくて
悲しくなってしまった。

彼女はすぐ落ち着いて
ごめんね、って。

自分で決められなかったことを
人のせいにするのはずるいよね
あなたは避難したあとも
ずっと連絡くれて、いろんなことも
一から教えてくれて
おかげでうちもできたのに、ごめん

って。

そんなことないよー
あの時はしかたがなかったんだよー
あなたのせいじゃないよー

って言いながら
2人でわーわー泣いてしまった。

泣きながら
娘さんが最近体調がイマイチなこと、
少し気になる大きさののう胞が複数あって
経過観察なこと、
自分も体調が悪くなるたびに
不安に陥ること、、、、

こんな話をしてくれた。

なぜこんなふうに
苦しまなくちゃならないんだろう。

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この方とは、2011年には何回か電話でお話したことがあって、今回、このお話の確認の為に、久しぶりに話しました。避難している先で、最近、おそらく特に変わったことはないと話していらっしゃいました。

ところで、僕は、こういう話に近い断片は何回も聞いているのですが、なかなかまとまった形でこういうふうに語ってくれない状態が、避難者にも、汚染地にいる人にも多くなっています。それは状況が好転したというよりも、更に厳しくなっている心理状態の反映だと前から感じています。

3年が経過して、福島に留まっている人が、どういう感覚なのかは、西日本などでは相当にわからない人がいますから、その意味で、認識を再確認できるエピソードであると思います。

それに、きっと僕が昔関わっていた人からも、いずれは、「どうして逃げろともっと強く言ってくれなかったの」という言葉を突きつけられることがあるだろうなと以前から思っていたことと、似たようなシチュエーションが福島ではもう現実化しているのだと、このエピソードを聞いて確認もできました。

福島避難者におきていることは、東京避難者には時間差攻撃でおきるだけですから。

僕のようにいくら「逃げろ」「逃げろ」「逃げろ」と言い続けていても、言われても逃げなかった相手は、「私が間違っていた」なんて感覚にはなかなか至りませんから。

必ずこちらに対して、貴女の思念をぶつけてくるだろうなあとは、前から思っています。

貴女のカルマを受け止めることしか、多分、僕には方法はないと感じています。

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福島の有効求人倍率1.44倍はバブル崩壊後最高水準、仕事は除染と原発関連や医療。だげら【 仕事と命 】。

2014-06-29 02:53:11 | 福島第一原発と放射能

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 福島県の有効求人倍率が、1.44倍となりました。実は福島県内では、原発事故の影響で求人が増え続けています。今回の1.44倍という求人倍率は、1992年以来の高い求人倍率です。バブル崩壊以降、最高水準の有効求人倍率です。

 震災復興という名目で、除染事業などを筆頭にして、福島に好景気が続いていることは間違いありません。日本全体の有効求人倍率、1.09倍よりもあきらかに高いです。

 しかし、これは「専門・技術(建築・土木技術者、看護師・医療技術者など)、サービス(介護サービス、接客・給仕など)、保安(道路交通誘導員など)、輸送等の運転や建設等の職業では求人数が求職者数を上回っている」(福島労働局のプレスリリース記述)ようですが、事務職などでは、実は求職者が求人を上回っています。

22年ぶりの高水準なのに、労働市場ではミスマッチがおきています。

なぜか。

 

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2年ぶりに、広島で講演をおこないます。座席数少なく、お早くお申込下さい。

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こういう素晴らしい仕事をされていた方々の急な死の知らせは、まだまだ耳にすることが、残念ながら多くなると僕は思います。

 ご冥福をお祈り致します。

 

 



哀愁の「だっげらいよん」はこちらでも展開中!⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

ところで「だっげらいよん」のお友達は台湾で電子書籍になりました。現在FREEで読めます。

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【要注意】

東電は福島第1原発1号機建屋に設置したカバーを、来月上旬から取り外す模様です。当初言っていたよりも随分と遅い対応です。一応、1号機からの放射性物質の拡散を抑える目的でしたが、その目的は達成できているのでしょうか。この建屋カバーの取り外しについては、警戒が必要です。

 




 


「原爆投下後10年で祖父はぶらぶら病になりました」被爆3世で東京避難女性が主催【7/12(土)広島講演】。

2014-06-28 02:48:58 | 福島第一原発と放射能

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 広島講演の主催者から、今回の開催に関しての、彼女の思いが届きました。僕もよく存じ上げなかったのですが、彼女は被爆3世で、最近、亡くなったお祖父さんは原爆投下後、「ぶらぶら病」になったそうです。

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2011年3月東日本大震災が起こり当時東京に住んでいた私は地震への不安もさることながら、
不安定な原発の状況に恐怖を感じパソコンにかじりつき情報を集めていました。 
 
広島に生まれ育った被爆3世です。
子どものころから繰り返し原爆やその後の『ピカの毒』放射能障害の恐ろしさを聞かされて育ちました。
もし福島の原発が爆発でもして 同じことが自分や家族の身にも起こるのかと思うといてもたってもいられませんでした。
しかし信じがたいことにテレビから流れてくる政府の見解は『ただちに影響はありません』でした。
 
3/14に3号機が爆発した際、母子で広島に避難しました。
夫を東京に残していたこともあり必死で情報収集をし今戻ることは到底できないと話し合い、
1年後には夫も広島に職を見つけてもらい東京を引き払いました。
 
広島でたちあがった避難者の会に参加し、そこから色々なご縁や出会いがありました。
ただ事故から3年が経過し、
被爆地広島ですら今回の原発事故と被曝の関係について触れられることが無くなってきて いるように思いました。
 
先日他界した被爆者の祖父は原爆投下後10年ほど経ったころいわゆる『ぶらぶら病』のような症状になり3年ほど働けなかったそうです。
チェルノブイリを鑑みても決して安心できる状況ではなく
むしろ今から起こりうることに対し備えていかなければ生き残っていけないのではないかと大げさでなく感じています。

ここ広島にも避難者は大勢います。私の身近にもいらっしゃいます。ある東京からの避難したご家族のお子さんが、この春に子どもと偶然に同じクラスになりました。

ご主人は以前に大手メーカーをやめて、器具修理の修行に広島に来た縁があり、311の後、2011年夏に広島へ、ご夫婦とお子さんで避難されたそうです。 事故後の3月からは、奥さんは咳がひどくて呼吸困難、幼いお子さんはものすごく顔色が悪く、表情というか反応も鈍かったそうですが、移住後は改善したそうです。

無農薬の味噌作りをお誘いしていて、私達と1年通して一緒に作る予定でいます。

こうした避難ができたことが、いろんな人生を広げていると思います。
  
木下さんは、事故当初より大声で子供や妊婦を避難させるよう呼びかけていらっしゃり、私は避難移住の際にはそのことに強く背中を押されました。

そして、これからの日本を考えるために、ウクライナに行かれたそうです。三年の時間が経過して、今あらためて被曝ということについて広島で皆さんに話を聞いていただきたいと思い、私は講演会を企画しました。

ぜひ足をお運びください。

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 彼女の懸念は、原爆がおとされてから、10年が経過してから、お祖父さんに「ぶらぶら病」が出ているということも大きいと思います。しかもその症状は3年も続いていたということ。様々な健康障害は、まさにこれから起きてくるであろうという怖れ。被爆と被曝の狭間にいるからこそ、深まる懸念だと思います。
 
2年ぶりに、その広島で講演をおこないます。座席数少なく、お早くお申込下さい。

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福島県警捜査2課の課長パワハラで、50代警部と警視の相次ぐ自殺について、被曝という観点から考えること。

2014-06-27 00:54:21 | 福島第一原発と放射能

あす金曜日に木下黄太メールマガジン21号配信予定。

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こうした話を書くと、何でもかんでも放射能に結びつけるのかと、揶揄する輩が多数出ることを想定していますが、それでもこうしたことについて、今後のことを考えると、はっきりと書いておかないとならないので、躊躇せずに書きます。

福島県警の清野捜査2課長が「小学生か」的な言説で、2課幹部の警部を罵倒し、うち一人、50代の警部が自殺し、その警部の上司に当たる捜査2課ナンバー2の警視が、責任を感じて後追い自殺した事案。県警は清野捜査2課長のパワハラが原因のひとつと認定しました。

今回の内情は僕は知りませんし、パワハラをしたとされる清野捜査2課長が、慶応出身という準キャリアであること位しか知りません。

しかし、懸念することがあります。

捜査2課というのは、金融事件や贈収賄などを捜査する部署。

警察のセクションの中で、重要ですが、田舎の県警本部では、荷が重い話が最も多い事案を処理しないとならない部署です。

ですから、頭脳や学歴で勝る警察庁準キャリアが、ノンキャリアの福島県警捜査幹部をいじめやすい環境であるのは容易に想像はつきます。

県警が認定している通り、パワハラ的な言説もあっただろうと思います。

そこまでは容易に想定されることです。

しかし、ここからが腑に落ちないです。

1. 捜査2課長は自殺に追い込むほどのパワハラ言説にまでどうしてヒートアップしたのか。

2.いくら酷いパワハラ言説を言われたからといって、50歳を過ぎた警部がなんで自殺まで踏み込むのか。

3.部下の警部が自殺したからといって、どうして上司の警視が責任を感じて、自分まで自殺するのか。


すいません、警察庁や警視庁の記者クラブで過ごした時間が一定程度あって、おまわりさんから、警察庁長官まで一応付き合いのあった僕としては、本当にピンときません。警察で、こういうトラブルがあっても、こんな破局になるケースはまずありません。どこかで、酷い事態は収拾されます。

勿論、個人の性格に、加害側も被害側も、さらに狭間にいた人も、それぞれ問題を抱えていたと思います。

他人を自殺に追い込む人も、だからといって自殺する人も、さらに後追い自殺する人も。

しかしながら、警察官で、準キャリアでも40代半ばの立場や、ノンキャリアで50代、警視や警部になっている人が、こういう状況にまでなることは、完全な想定外の世界です。

僕は、これが福島県警でおきているという現実を相当に感じています。

以前にも被曝というのは、脳内にいろんな影響を与えるということを伝えました。

現地を見ていた研究者から聞いたのは、その人間の思い込んでいることが強くなる、自分の中にある心理的な要因を強めることが多いということでした。

ウクライナでは、欝的な状態が強まる例はよくあるとも聞きました。

またオリハ・ホリシナ博士の『チェルノブイリの長い影』(必読!)には、(汚染の少ない地域でも)精神異常や行動異常、神経系の病気が起こりやすくなっている。」という記述もあります。

僕は今回のケースに関して、こうした観点での懸念も、考えるべきだと思います。

おそらく元々、この捜査2課長に、人格的な問題があったのだろうとは思います。

そして、自殺した警部と警視には、思い込んで悩む資質もあったのだろうと思います。

それでも普通なら罵るレベルをおさえますし、罵られて悩んでも「警察庁からの馬鹿課長なんか一年すればいなくなる」と思えば、我慢すればよいだけです。大半の県警で、現場幹部のノンキャリアは、キャリアや準キャリアから理不尽な目に遭っても、それでしのいでいる筈です。

しかし、思いつめてしまって警部は自殺。

更にその状態を食い止められなかった後悔が強まった警視までも、そうした感情が強まるのが抑えられずに自殺しています。

警察組織という、普段こうしたことが起きにくいタイプの組織でも起きているリアル。

こうした状態が、被曝という現象下の世界で、おきやすくなる可能性があることは皆が認識すべきだと思っています。


その点では、脱法ドラック吸引しつつ車を運転⇒池袋で大量死傷事故にも、僕は同じ感覚を抱いています。

ドラックをやりたい気持ちがあってやる輩はいても、その後のリスクを考えると、同時に運転はしないのは、こうした常飲者的輩なら常識だと思います。

ドラックを常飲する人間にも、その立場での常識はあります。しかしそういう常識の箍が外れることがおきているのが何であるのか。ドラッグやりたいし、運転士したいという欲望が収まらない事態。

こうしたリスクが、福島に限らず、汚染のある関東や南東北で、更に顕在化してくると僕は思っています。


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Facebookグループ「放射能防御プロジェクト医師ネットワーク」2013年5月29日の僕の投稿より引用します。布施純郎医師についての話です。つまり一年前に、こちらのグループから、布施医師は出しているということです。
 
 
このグループのメンバーのある医師に関して、「病院でEM商品のセールスがあった」「ビタミン剤も購入を薦められた」という話が、最近、頻繁に僕の下に届いています。以前から、この医師がそうしたことをおこなっている疑いは聞いていましたが、他に神奈川で甲状腺対応のできる病院が少ないから、公表しないでという声も一部にあり、ずっと悩んでいました。ところが最近、診察内容のクレームのみならず、セールスの話ばかり聞こえてきて、「放射能防御プロジェクト」だから信用したというクレームまである状態です。この状況ですと、この医師をこのグループに置くわけにはいかないので、僕の判断で出しました。


「放射能防御プロジェクト」と布施医師は、このように少なくとも一年以上前から関係がありませんので、重ねて明記しておきます。


 

 この「放射能防御プロジェクト医師ネットワーク」は、三田医師との京都トーク後に、参加希望者がなぜか新たに10人来ています。現在80名となっています。 

【放射能防御プロジェクト医師ネットワーク参加希望の方へ】

 現在は80名。医師、歯科医師、看護師、薬剤師、検査技師等、医療従事者で、まともに被曝回避を考えるネットワーク。メーリングリストに入りたい医療従事者は、僕のメールアドレス宛、nagaikenji20070927@yahoo.co.jpに、自己紹介つきでメール下さい。


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福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。人数限定、ご参加下さい。

 

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。開演後、二時間で終了します。

 

【午前の部】開場9:15・開演9:45

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【夜の部】開場18:15・開演18:45

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会員数1万人を超えていリゾート運営の「(株)サンダンス・リゾート」が民事再生法の適用を申請していたそうです。震災以降のマインド冷え込みによる利用客減少や消費税の影響もあったそうですが、「福島第一原発事故の風評被害を大きく受けた一部施設の閉鎖」(東京商工リサーチより引用)も一因にあるそうです。

たしかに、猪苗代や那須、熱海、軽井沢など、関東周辺の放射能汚染が強い場所に、ここは多くのリゾート施設を抱えてはいました。

こうしたことも皆さんで確認しておいてください。風評被害は本当に便利な用語ですね。

 

 

 



日本人の総人口、更に減少。「タバコ警告文が心筋梗塞に変わった」誤情報はどの様にネット拡散したか。

2014-06-26 00:00:01 | 福島第一原発と放射能

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【「那須は汚染が酷い、生徒だけでも避難させたかった」と泣く学校幹部 】 

【 被曝後の日本、成果主義に残業代ゼロ、更に追い詰められるサラリーマン 】 

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 平成26年6月1日現在(概算値)

まず日本の<総人口>は1億2709万人(概算値)で,前年同月に比べて、更に減少しました。-23万人(-0.18%)です。
減り続けています。

 
住民基本台帳に基づく人口動態調査(今年1月1日現在)による去年の人口も確定しました。

去年、日本人の総人口は、1億2643万4964人、前年比の-0.19%減(-24万3684人)で、5年連続で減少しています。死亡者数が出生数を上回るという、人口自然減が過去最多の23万7450人になっています。

死亡数が増えています。

しかし、首都圏は転入が多く、東京はわずかですが人口が増えています。
東京都が、ことし一月末に出している2013年の人口推移(推定)の特徴はこのように書かれています。
 
平成25年の1年間で71,279人の増加
社会増減(他県との移動増減)は68,312人の増加
自然増減は26人の減少

死者数が多いから生じている人口自然減は、一昨年が初めてで、去年も継続しているようです。
それよりも、他県から東京を目指す人間達は増え続けているため、東京の人口は増えている現実が続いています。
勿論、避難移住者は、住民票を東京から動かさない場合もよくあるでしょうから、統計で全ては判明しませんが、東京から避難移住するよりも、東京に移る他地域の人間が多いという流れは変わっていません。

この「東京絶対主義」とも言うべきドグマを打ち破らないと、僕は、日本や日本人には未来はないと確信しています。

この闘いがまだまだこれからであることが、こうした人口統計からも良くわかります。

「各都道府県の人口指数(5年前(平成21年)の人口(日本人住民)を100とした場合の各年の人口を指数化したもの)については、平成26年は、全国で99.50となっている。 
100.00を上回るのは9都府県で、沖縄県(102.91)、東京都(102.07)、滋賀県(101.13)、神奈川県(101.04)、埼玉県(101.02)、愛知県(100.98)、福岡県(100.63)、千葉県(100.28)、大阪府(100.02)となっている。 
このうち直近5年のいずれも100.00を上回っているのは8都県で、沖縄県、東京都、滋賀県、神奈川県、埼玉県、愛知県、福岡県、千葉県となっている」
日本人では、人口が自然増加となっているのは、前年と同じく4団体である。自然増加数が最も多いのは沖縄県(6,239人)で、次いで愛知県(4,380人)、以下、神奈川県(1,416人)、滋賀県(805人)の順。」
(総務省資料より)

厳しいリアルをいろんな意味で認識させてくれるからこそ、人口に関しての考察は続けるべき作業なのです。転入転出、死亡数、そして出生数、まだ人口に大きな変化が出るのは、チェルノブイリ感覚ではこれからなのですから。

 




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2年ぶりに、広島で講演をおこないます。座席数が少ない為、お早くお申込下さい。

 【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

 13:00~15:00 (開場12:30) 

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

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 東京電力の説明によると、深さ25メートルの井戸から放射性トリチウムが4700Bq/L検出されたそうです。地中深くまで汚染水が広がっている状態が原発周辺でおきていることはほぼ間違いないです。ただし、これも想定内に近い話で、凍土壁などは、役に立たないまま、巨額の費用が溝に捨てられるものだろうという感覚ばかり感じています。

さて、他の各地の気になる情報です。

△敦賀市  日本原電は、原子力規制委員会による敦賀原発の断層についての専門家会合について、改善を求める要請書を出しています。原電側は、公正さ、中立性を欠くなどと批判しているようです。断層に関して、危険だとする専門家の言説を推進側は排除しようとしている一環だろうと思います。

△滋賀県  県知事選挙が本日告示されます。争点は原発。たしかに琵琶湖を放射能で汚すなというスピーチの車が滋賀県内を巡回しているそうです。安倍政権が全面的に後押しする前内閣官房参事官の小鑓隆史氏(47)、共産党県常任委員の坪田五久男氏(55)、嘉田知事の後継になる前民主党衆院議員の三日月大造氏(43)の新人3人が、いずれも無所属での立候補を予定ということです。

習志野市  市議会環境経済委員会で、原発を再稼働を求める陳情を賛成多数で採択したそうです。以前は、本会議で、原発撤退を求める意見書を採択していた習志野市議会。地方議会というのは、常に市民が監視していないと、おかしな話はすぐに始まります。そして、再稼動勢力は、こうした動きを全国で開始しているというリアルもご認識下さい。

△高松市  四国電力の株主総会が、本日午前10時開始です。高松市丸の内2番5号ヨンデンビル新館 2階です。「地震動の過小評価が焦点。開始前には、例年、本社前で、抗議行動があり、時間のある方はぜひ、お集まりください。」とのことです。伊方原発をめぐり攻防が続きます。

 


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福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。

    午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。開演後、二時間で終了します。

  【午前の部】開場9:15・開演9:45 

  申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

   【夜の部】開場18:15・開演18:45 

  申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

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セシウムは心筋にリスクがありうるという考えを、バンダジェフスキー博士は伝えました。

そして、現在でも、東北・関東のタバコの葉で、セシウムは普通に検出されます。

こういう観点で、放射能タバコに関して、僕は警戒すべきだと伝えました。

しかし、我々が警戒すべきということと、JTが放射能と心筋梗塞に関して、現実に対応していないことを、さも対応しているかのごとくネットで言うのは、まったく別の話です。

被曝を防御する人々にとって、耳目をそばだてる話であっても、間違いは間違いでしかありません。

こういう基本的にはありえない間違いがネットで驚くほど拡散するのを見ると、被曝回避を考えている人々の中に、本当にまともな人は少ない現実をあらためて噛み締めています。

しかもその話が、

1.与太話が好きなツイッターアカウントが思いつきで発信

⇒2.そのアカウントの中身を検証せずリツイートするツイッターアカウント

⇒3.それをそのまま引用する被曝回避のブログ(垂れ流し型のブログ)

⇒4.そのブログ記事をFacebookでシェアしたり、またツイートする被曝を懸念する多くの人々

⇒5.間違いを指摘されてもシェアやリツイートを取り消さない人々

⇒6.間違いブログシェア記事を更にシェアし、間違いリツイートを更にリツイートする人々に拡散

こうした酷い負の連鎖が続く状態になっています。

 

具体的に発信元は次のツイッターです。

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https://twitter.com/hitoniosietakun/status/479115056395718656

 

突然気が付いた。タバコの表示が脳卒中から心筋梗塞に書き替わっている。ナンダコレハ??右端の上海で買ったタバコは喉が痛くならないぞ。明らかに違う。愛煙家は気をつけよう!!

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そしてそれをリツイートしたツイートをブログにして更に拡散させているのは、「とある原発の溶融貫通(メルトスルー)」というブログ。

上記は、面白ネタ優先で適当にツイートしている発信元(人に教えたくなる雑学botというアカウントですから、内容をまともに受け止めている方がそもそもおかしい)。これを別の人間がリツイートしたツイートを、このブログでは、まずそのまま引用しています。

 

Masa.D @860masjpセシウムのリスク大?RT@hitoniosietakun 突然気が付いた。タバコの表示が脳卒中から心筋梗塞に書き替わっている。ナンダコレハ??上海で買った煙草は喉が痛くならないぞ。明らかに違う。愛煙家は気をつけよう!!

 


今年耕作する県内葉タバコ農家


このブログ記事を、Facebookで1150人以上が「イイネ」を押して、250人以上がツイートしています。

ネットというシステムの中で、如何にこういう情報に多くの人々が注意を払っていないのか、よく分る事例です。

こんな確認レベルなのに、ブログで情報発信している人間は論外ですが、そんなものを妄信している多くの人々に、更にびっくりします。

内容が完全に間違いの記事です。被曝に関する見解の違いなどという話ではありません。


タバコについて、日本の警告表示については、たばこ事業法第39条と財務省令(同法施行規則第36条の別表第一・第二)で決まっています。

別表に警告文が記載されています。

このうちの別表第一は次のとおりで、この四つから一つの選択して掲示することになっています。以前からこのままです。そして心筋梗塞は、前から、脳卒中よりも、別表内でも先に掲示されています。

以下は別表第一の記載内容です。警告部分のみ引用。

「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。」

「喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。」 

「喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。」

「喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。」

つまり、以前から存在していたタバコの心筋梗塞に関する警告表示を、事故後に、タバコの葉にセシウムが含有されるようになったから、さもその後にJTが国に言われて表示するようになったという虚偽話を流布している形になっています。このブログ記事は。

馬鹿すぎます。しかももともとは雑学botのツイートからきています。

そして、JTがセシウムのことをまともに考えて、心筋に関してそうした対応を現実にするかもと、思考してしまう人々の感覚も信じ難いです。そんな感覚があるなら、JTは、タバコなんか生産しないし、少なくとも汚染地のタバコの葉を原料にしないです。

いいですか、民間のまともな飲料水メーカーは、茶葉を大量に九州に買い付けたりもしているのですよ。

しかし、JTのような財務省直轄的企業が、国策に逆らうはずもないでしょう。

こんな馬鹿ツイートを拡散しているツイッターやFacebookにいる多くの人々。被曝を懸念していても、ここまで馬鹿なら、ふつうの社会から、はじかれても致し方ありません。というか、元々はじかれていると思います。

レベルが低すぎます。

こうした誤情報をそのまま拡散させる「とある原発の溶融貫通(メルトスルー)」というブログは、まず話になりませんが。こんなものを有難がって読んでいる人々の知能も、僕には信じられません。

馬鹿すぎます。

 



「孫を来させられない」避難した年配女性、相模原60代複数友人突然死。復興庁画策、福島修学旅行を許すな!

2014-06-25 01:40:40 | 福島第一原発と放射能

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【 被曝後の日本、成果主義に残業代ゼロ、更に追い詰められるサラリーマン 】 

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京都の講演で、いろんな方が話をされていましたが、その中で印象に残ったお話を一つお伝えします。

神奈川県から避難移住された年配女性です。

「この土地を動けるか」と、子ども達に被曝を強制する老人達がやはり多い中で、この女性は、孫に会うためには、自分が汚染地にいてはならないと、考えていらっしゃいました。

この女性は避難しましたが、残っている年配の知人達におきていること。

そして、彼女の後悔です。お話したときに、頂いた手書きメモの内容です。


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2012年の6月に神奈川県の相模原からひっこしてきました。

もともとこちらの出身です。

事故当時、西日本にいた、自分の孫をみるためには、相模原にいてはいけないとおもったからです。

孫を相模原に来させられないと思ったからです。

一年半経って、相模原の友達のちかくで突然死される方がものすごく多いです。

友達はみんな東北旅行、福島に行ったりされますが、

とめられない私です。。

(私の)引越しに際しても、身内がこちらへかえってこいと言っているという以外、放射能のことで、こちらに帰ると言っていません。


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この方のご友人は、60代が中心で、更に70代の方もいましたが、そのうち何人もが相模原周辺で突然死されているそうです。こうしたことが、実は子どもの被害の前に、年配の方にいろいろな事象としておきることの方が、この事故後に報告としては多いと感じています。

老人が放射能に強いというのは、僕は妄信だと感じています。

従来から、体が弱く、さらに放射能に弱い体質の年配者には、被曝という現実はかなり厳しいものがあると僕は感じています。

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復興庁は、風評被害対策と称して、福島への修学旅行に積極的に取り組むという「風評対策強化方針」なるものを発表しています。

馬鹿の極地です。修学旅行で被曝していない地域の子ども達を被曝させようとするキチガイ国家だとしか言いようがありません。そして、こんな馬鹿げた方針を普通のように報じる報道機関。

信じがたい内容です。

復興庁は不要。百害あって一利なし、直ちに廃止すべきだと思います。

おそらくこうした馬鹿げた福島修学旅行が国策に適うと喧伝されるでしょう。

まずは、頭の悪い学校から狙われることは間違いありません。

それは国民がきちんと声を上げていかないと、ありとあらゆる学校がターゲットになり、どの学校も福島修学旅行へ突き進む可能性があります。

これを止めることは、まず西日本や北海道の親達に必要な政治行動です。

こんな暴挙を認めてはなりません。



無断引用等に関して法的な対応を検討。講演会ネット配信は原則せず、参加者とのコミュニケーションを重視。

2014-06-24 08:15:45 | 福島第一原発と放射能

こちらから出しているものに関しての、無断引用などが引き続きおきています。

すでに事故から三年以上の時間が経過していて、いろんな情報に関しても緊急的な意味合いは薄まっています(リスクがあっても、そうした情報はすでに伝えていて、にもかかわらず多くの方が対応しない時間が経過している限りにおいて、少なくとも緊急通報的な意味合いは薄まっているということです。危険性は同じでも。)。

それにも関わらず、ブログ内容や動画などについて、無断引用があとを絶ちません。

これについては

1.アフリエイトによる収入を目的として引用をおこなっているケース。

2.別の情報とまぜこぜにして信頼度を下げるためにおこなっているケース。

3.法的・社会的常識が欠落していて、勝手に無断引用するケース。

4.全く別の利益目的のために、ダミー的に利用するケース。

こうした場合が大変に多いです。

社会通念とか、あたりまえの法的なことが通用する人たちは、こうした中には、ほぼいません。

最悪のケースは、gooブログの中で運用されている「原発問題」というサイトです。

このサイトには、こちらのブログに記載されている内容について、一切、引用を許すつもりはありません。

いまだに、こちらのサイト内容を掲載しているようですので、その内容の掲載(こちらのブログのコメント欄引用も含めて)を、全てをやめない場合は、弁護士とも協議して、対応いたします。

また違法に動画配信をしていたyoutube投稿は、こちらで削除させました。これは著作権侵害でもあったようです。これはアフリエイト目的と思います。こうしたものは、今後も見つけたら、措置を取りますので、おかしな動画配信がありましたら、是非僕まで通報をして下さい。

こうした行為を繰り返す連中に関しても、特定して、社会的制裁の対応をおこなうことを検討しています。

頭のおかしい人たちによる非常識な対応を繰り返しているケースが目立っているだけです。

以前から、被曝に関して、何かの商売に利用しようとする連中が一定数いて、こういうことまで、繰り返しています。

「市民活動」的な視点しかない場合は、何もかも無料で提供などと考えるのかもしれませんが、こういうことがおきている現実を鑑みると、情報提供そのものを無償でおこなうことの方が、実はマイナスが大きいのが社会的現実です。

そうしたことがおきている現実があることを、いい加減にご認識いただきたいです。


 

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講演会に関しての動画配信に関しても、原則的にありえないということを伝えておきます。

なぜありえないのか。

講演会場に、参加費を払って、負担して聞いている参加者がいます。

ライブで参加できるメリットがあるとはいえ、そうした参加者が金銭負担しているのに、同一内容をなぜ無料でネット配信しないとならないのか、全く理解に苦しみます。

記者会見とか政治的集会であるとか、中身が全体に伝える目的のものを、広く世間に拡散させる類であるから、ネット配信も行うというのは、理にかなっていますが、なぜ参加費が発生している講演などを配信しろというのか、理解不能です。

また、動画配信が便利でメリットがあるのは、いろんな公的会議や会見、集会が全国から即座にわかることは良いと思います。テレビなどで伝えられていない限りにおいて、そうしたネット配信は有効です。そうしたネット配信も支える会員などがいて成立しています。ですから、よく視聴されている方は、出来る範囲でサポートするべきと思います。

しかし、講演会のように、クローズな場で、その場にいて、きちんと聞くことを前提にしてつくっているものを、ネットで聞きかじって、わかったような気になるほうが、本来の目的を喪失している話だと思います。

意味がないのです。そうしたことは。

「理解」「認識」という点において、講演会のネット配信は役に立ちません。というかデメリットの塊です。主催者や講師にとっては。

講演会動画配信はしないと書いているのには、はっきりとした理由があります。意味無く、このようなことを求めてくることもお控え下さい。

更に講演会の動画収録、DVD販売を求める方もいます。

カメラマンの手配、編集費の発生、長時間の作業時間、DVDの制作費、保管費、郵送コストなどが一定かかります。

希少価値が高く、一定数(最低数百枚以上)以上は販売できる見通しがないと、こういうことは対応できません。

こちらは株式会社でもないですし、市民グループとしての固定事務所もありませんから、そういう対応はできません。

要求するのは自由ですが、現実対応は見通しが立たないと出来ないのです。

赤字は背負えません。

篤志家が制作費を全て出すから制作してほしいというなら、その場合は考えますが。。。そんなうまい話なんかありませんし。

今後も、DVDなどに関しては、外国から招いている講師(バンダジェフスキー博士などのケース)のように、希少価値が高く、求める方たちが多い場合に限って、対応は考えますが、そういう場合は限定されているとお考え下さい。

ですから、講演などの現実に場を共有する形でしか、当面は対応できませんし、そうした場を共有することで、関係や認識が高まることの方が意味合いが大きいと僕は判断しています。

コミュニケーションが大切です。

いろんな意味合いで、見るだけ聞くだけ読むだけよりも、その場所に来ることで認識が高まり、現実にその会場でも人間関係が深まり、いろんなことができる状態がのぞましいと考えています。そういう観点で講演会⇒懇親会的なパッケージのような状態にして、今後は作っていくことも必要だとは思っています。そのあたりに関しては、今後の講演会でも何か検討はしたいと思います。

こういうことに関しても何かご意見やご要望がある場合は、メール下さい。

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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2年ぶりに、広島で講演をおこないます。

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開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

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  【午前の部】開場9:15・開演9:45 

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マンション建設ラッシュの京都、三田医師講演参加大半は地元近畿、避難者が少ない現実。目立つ医師避難者。

2014-06-23 09:10:45 | 福島第一原発と放射能

京都は目抜き通り沿いにマンション建設のラッシュが進んでいて、売り出されるマンション、マンションが完売が相次ぐ事態になっています。そういう状態の反映もあって、駐車場料金の値上げも、中心部ではここ1~2年で2倍近くになっているようなケースも珍しくありません。

これは何を意味しているのか。

いろんな動きが活性化していることを京都では如実に感じている人たちが少なくない実態があるということです。購入者は近畿圏の人よりも、首都圏の人たちがそうしたマンションを買って、新たに住み始めている現実があるということを、京都・三条あたりの老舗主人からも普通に聞かされます。

京都・中心部でおきているミニバブル。これにまず今回は注目しました。

そうした中で開催した三田医師とのトークセッション。

来た皆さんが、全体で、350人程でした。場内はとても状態もよく、三田医師は「東京と参加者のレベルが全く違います。」と驚いていました。

「質問の中身の理解力が圧倒的にこちらの方が高いのと、みなさんの意識がぜんぜん違う。木下さんから、京都のレベルは聞いていたけれども、こんなに違うんですね。近畿はすごい。」そういう言葉が出てきました。

実は更に驚いたことがあります。

参加者の大半が、地元の近畿エリア在住の皆さんで、避難者がかなり少なかったことです。

割合にして八割近くの方が、地元の皆さん。

避難者は、三割は切っていると思います。

前から、京都では近畿に元々在住している参加者の方が多かった(6:4とか7:3位の感覚)ですが、今回は更に如実に出た感じです。

このことは、いろいろと考えさせられます。

実は、今回開催するにあたって、地元グループからは「開催回数を一回にしたほうが良いと思います。二回にすると、参加者数も含めてどうなのでしょうか。」という意見はありました。

コストの面なども考えたら、まったく正論だったのですが、手間は多少かかっても、夜と朝の2回開催することで、避難者が一人でも多く参加できるよう設定を行い、避難先でのお子さん達の健康管理に関して情報を共有化することで、役に立てたいという僕の勝手な意識で2回開催に踏み切りました。

よりお母さん達が来易くしたいと考えて。

聞きに来た参加者が一定数以上いらしたことで、会自体としてはとてもよかったのですが、僕の余計な感覚と実状は異なり、そういう参加意識で来た避難者が相当に少なく、逆に一般的な近畿地元参加者が増えた結果になりました。

これは、三年の月日が経過して、避難者が逆にこうした情報をきちんと取りに来る人が少なくなっていて、むしろ近畿でこの問題を認識する人たちが更に更に増えているという状態が良くわかりました。

殆どの方達は、ブログやメールマガジンなどネットでの読者です。それから、京都グループのネットワークで、チラシや口コミ効果で当日参加が数10人単位で連日増えました。

これもびっくりしたのは、地元新聞による告知効果はとても少なかったこと。二日間で新聞を読んで、参加した方は2人しかいませんでした。新聞というものが、極めて限定的にしか機能しなくなっていることも、痛切に感じました。

こうしたことは、何か次の状態を予期させるものがあります。

僕が全国で避難者に関してはいろんな話を聞いていますが、そうしたことと、今回、避難者の参加者が少なかった現実は根底で通じる部分がありました。

このことに関しては、メールマガジンで一度きちんと書こうと思っています。

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更に認識して欲しいことが、そういえばありました。

実は今回の京都トーク参加者のうちに避難している医師等が何人かいました。直接顔を知っている人も多くいて、その方たちはカルディコット博士の医師向けセミナーなどに参加している皆さんでした。僕の記憶では、カルディコット博士のセミナーに積極参加した東京周辺の医師や医療関係者
、実はそのあと交流会などを何回か都内で開催しています。このうちの大半の方たちが、西日本、少なくとも箱根以西に拠点を移していて、そのうち近畿に動いた何人かが、三田医師とのクロストークに来られていました。

このことは僕にとっては常識だったのですが、土日に京都で何人かと顔をあわせてみて、改めて実感したので、皆さんにも伝えておきます。

これも日本の現実です。
 
 
 

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  【午前の部】開場9:15・開演9:45 

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   【夜の部】開場18:15・開演18:45 

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だっげらいよん第14回【 いろんな考え 】。きょう午前中も三田医師と京都クロストーク、直接おいで下さい。

2014-06-22 01:07:21 | 福島第一原発と放射能

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放射能が嫌いな「だつる」と「だっげらいよん」はこちらでも展開中!⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/


「だっげらいよん」作者のしばざきとしえ画伯も昨日来場、参加者はおよそ200人でした。

本日午前も開催、予約のない方も直接おいで下さい。トーク部分の内容は前日と変化します。

本日午前◆6/22(日)三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」◆ 

登壇者 
 ►三田茂医師(岡山市 三田医院) 
 ►木下黄太 (放射能防御プロジェクト) 

2014年 6月 22日(日曜) 
 開場 09:10 
 開演 09:40~10:40 三田医師による報告、木下とのトークセッション 
    <休憩>  
 再開 10:50~11:40 トークセッションと質疑応答 


★こくちーずから申込み(予約)をされたかたは、当日受付け(こくちーずの列)でお名前(氏名)をお申し出のうえ、料金をお支払いください。 

場所 ひとまち交流館 

京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83−1 

【バス】 
市バス4,17,205号系統「河原町正面」下車 

【電車】 
京阪電車「清水五条」下車 徒歩8分 
地下鉄烏丸線「五条」下車 徒歩10分 

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北海道の漁連は、漁協組合長の会議を開催して、脱原発と再生可能エネルギーの推進を目指す決議を採択したそうです。

道内の漁業にも大きな影響が出ていることが原因。

当然のことですね。

東北・関東の太平洋岸のみならず、北海道の海域にも影響はかなり出ています。

僕の感覚では、マダラは食べ物ではありません。

更に日本海や、西日本の沿岸海域にどこまで影響が出るのか。

僕らが怖れているのは、すでにそういうレベルですから。

むしろこの動きは遅きに失したのかもしれません。

思考停止している関東・東北の漁業関係者、さらに水産庁よりは遥かにマシですが。

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 2年ぶりに、広島で講演をおこないます。

 【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

 13:00~15:00 (開場12:30) 

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

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  福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。

    午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。

 

 【午前の部】開場9:15・開演9:45 

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 【夜の部】開場18:15・開演18:45 

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福島で高校生が放射線量を測っても大きな意義はありません。本日夜、ひとまち交流館で三田医師と京都講演。

2014-06-21 02:23:23 | 福島第一原発と放射能

【「那須は汚染が酷い、生徒だけでも避難させたかった」と泣く学校幹部 】

【 被曝後の日本、成果主義に残業代ゼロ、更に追い詰められるサラリーマン 】


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きょうはまず下記ニュースをみてください。

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http://www.minyu-net.com/news/news/0620/news8.html

福島高生が、県内外の高校生の力を借りて全国各地で個人の外部被ばく線量を測定する独自の研究に乗り出した。19日までに個人線量計を郵送、生徒に線量計を身に着けてもらい日常生活の中でデータを収集、そのデータを比較分析して全国に発信する。海外の高校生が測定に参加する計画もある。「福島が安全なのは他の地域と比べれば分かるはず」。復興に向けて正しい情報を発信したいと、生徒たちは強い思いで臨む。
 研究するのは文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定に伴い設置されたSS(スーパーサイエンス)部放射線班の生徒5人。部員の木谷美思(みこと)さん(16)は「放射線の知識を少しでも多く学びたい」と加わった。「将来、自分が子どもを産んでも大丈夫なのかと、どこか不安な気持ちもあった」と複雑な思いも明かした。同部顧問の原尚志教諭(55)は「口に出さなくても不安を感じながら生活している子どももいるのではないか」と推察しながら「高校生自身が放射線量を測定、分析して理解する意義は大きい」と強調する。

福島民友新聞

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放射性物質が大量にある地域が、ほぼない他の地域よりも安全なはずもありません。

そして放射性物質が、体内に吸収するリスク、内部被曝を見ようともしていません。

県民の避難者が、県外に多数いるという存在も無視して、こうして福島で高校生が線量を計測することで安心するという類の話を、地元新聞がいまだに記事化している実態。

スーパーサイエンスハイスクールが文部科学省肝煎りの話であることから、国、文科省のなすがままにおこなわれる試みであるのは議論の余地がありません。文部科学省指定ということの本質は、文部科学省のなすがままに従うということです。

当然ながら、県内外、海外に関しても文科省による示唆でおこなわれていることです。

例えば、奈良学園などが、こうした県外協力校になっています。ここは、中心になっている教師が、生徒たちを福島まで、計測旅行をおこなう学校です。

そういう感覚の連鎖によって、女子生徒の不安な気持ちは、奥底から本当に払拭できるというのでしょうか。

医療的なバランス感覚さえなく、3年が経過しても「測って安心」などという誤魔化しを平気で続ける高校教師達。

その問題の根は深すぎます。

そして測って安心にすがろうとする女子高生。

高校3年生になっても、事故後3年も経過して、そういう感覚しかないと、実は最早自分の過失でもあります。

幼児や小学生ではありませんから。

僕はこんなに甘い高校生達を見ても、日本という国の度し難い緩みしか感じません。

終わっています。

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こういう緩んだ意識に対決する試みでもあります。

 

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 本日土曜夜 6/21(土)夜

 

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

 

三田医師報告、トークセッションと質疑 
開場:18:00 開演:18:30~20:30 
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席) 
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http://kokucheese.com/event/index/177741/ (予約は本日正午締め切り)

 

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 あす日曜朝 6/22(日)午前

 

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

 

三田医師報告、トークセッションと質疑 

 

開場:09:10 開演:09:40~11:40 
場所:ひとまち交流館 
定員:230席(固定席のみ) 
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http://kokucheese.com/event/index/177500/(予約は本日22時まで)

 

 

 

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予約のない方も、直接おいで下さい。




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 2年ぶりに、広島で講演をおこないます。

 【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】

 

 13:00~15:00 (開場12:30)

 

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール

 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/

 

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  福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。

    午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。

 

 【午前の部】開場9:15・開演9:45 

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 【夜の部】開場18:15・開演18:45 

  申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

 

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中国・国家海洋局、海域放射能調査でセシウム137を初検出と報道。4号機核燃料の移送先変更というリスク。

2014-06-20 02:55:58 | 福島第一原発と放射能

 

 本日夜に配信のメールマガジン、重要情報のみを伝えています。

 

【放射能国家日本に、更に追い詰められるサラリーマン】

 

【なぜ子どもを見捨てることを、教師たちは選択したのか】

 

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中国の国家海洋局が、今回おこなった海の放射能調査。

総航程がおよそ5500海里、125kgの試料を採集したそうです。

「多核種濃縮装置」を独自開発したと言っています。

報道内容では、「福島第一原発由来のセシウム137を検出」と言っているそうです。

これまでの中国のこうした調査で、中国の海域で「セシウム137を検出」は言っていませんでした。

ですから、そうしたことが、どういうことなのかは、考える必要があります。

http://www.soa.gov.cn/xw/hyyw_90/201406/t20140618_32260.html  

しかし、この国家海洋局のホームページでは、分析は終わっていないと書いているから、まだ少し確認したほうが良いと思います。

詳しいことが現況ではあまりにわかりません。

この汚染はどのくらいのレベルなのか?

セシウム137を福島由来と伝えていると伝えている根拠は何か?

独自開発の「多核種濃縮装置」は何なのか?

実はわかりません。

 

放射能調査に詳しいある国立大学の研究者にも聞きました。

 

「中国側の調査精度に疑問はありますが、理論的には、海洋のどこにでもセシウムがあるでしょう。ただ濃度が?ですが。」という感覚みたいです。

しかし、中国がどういう意図にせよ、日本の原発事故由来で、放射能汚染が中国の海洋に広がっているという主張が始まったことは、被曝回避の観点からも、日中の政治的力学分析の観点からも、軍事的感覚からも、重要な状況の始まりであると僕はおもいます。

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被曝による健康症状について、関心のある方はおいで下さい。

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 明日土曜夜 6/21(土)夜

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

三田医師報告、トークセッションと質疑 
開場:18:00 開演:18:30~20:30 
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席) 
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 あさって日曜朝 6/22(日)午前

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

三田医師報告、トークセッションと質疑 

開場:09:10 開演:09:40~11:40 
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定員:230席(固定席のみ) 
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 4号機のプールから取り出さす核燃料、その処理が予定通りに出来ないために、東電は苦肉の策を言い始めています。

 東京電力は保管用の容器(キャスク)が足りないため、4号機の未使用だった核燃料180本について、移送先を6号機にするそうです。これは、共用プールがいっぱいになるため、更に使う予定だったキャスクの安全度に問題があり、使用に関しての許可が下りないため、とりあえず6号機に移すということみたいです。

 おそらくスケジュールを優先するために、東電が考え付いた方法と思います。

 一年前には、「実物大の実験施設として活用する」としていた6号機が、今度は保管庫になるという話に変わりました。

 6号機は他の号機よりは、やや高い位置にはありますが、高台というのには、無理があります。

 震災時に何とか保てたとはいえ、この6号機に移設することで、本当に安全が保てるのか、疑問があります。

なんと言うか、基本的に取り出す核燃料をどういうふうに次に置くのか、その方法が定まらずに、東電が燃料の取り出しをおこなっていたことが、あからさまになったのがこの話と思います。

本末転倒な状況です。なぜ拙速に事を更に進めようとしているのか。僕は疑問です。

きちんと考えて対応しないと、更に禍根を残すことがおきないとも限りません。

いったい、何をやっているのでしょうか。

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2年ぶりに、広島で講演をおこないます。

 

【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】

 

 13:00~15:00 (開場12:30)

 

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール

 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 

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  福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。

 

 

 

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 【午前の部】開場9:15・開演9:45 

 

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 【夜の部】開場18:15・開演18:45 

 

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三春町の子供の立位式WBC検査から、福島米は問題ないとする早野龍五東大教授。原発行動隊呼びかけ人癌死。

2014-06-19 01:15:23 | 福島第一原発と放射能

金曜配信のメールマガジンでのみ重要情報を伝えています。

 【 双子の赤ちゃんの一人を無脳症で死産していた福島の若い母、3年が過ぎた告白 】

【 東京の医師たちに書き残したこと、三田医師「私が東京を去った訳」】

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 WBCで300Bq/bodyの下限値で、福島県の三春町でこども1500人の検査で検出がないから、福島米を食べていても内部被曝に影響ないという話を、東大の早野龍五教授がしていると報じられています。

 これは簡易立位式のホールボディカウンターです。

簡易型の立位式のホールボディカウンターは、人体内部の汚染を適格に測るのは難しいことは、何回も伝えています。

もともと表面汚染を調べるのに適したような機械です。

精密な閉架型のWBC、ベルリンの放射線防護庁の機械は20Bq/bodyまで下限は落とせます。

最大推定値は10倍くらいと考えるべきですから、300Bq/bodyの下限で、本当に体内残存がないと判断するのが妥当なのか、相当に疑問があります。

しかも、このことと被曝による身体影響がどうなってくるのかは、全く別の問題です。

その上、報道内容によると、早野教授は「福島県産のお米が大丈夫」という類の内容と、このホールボディカウンター検査を関連付けているようです。

この人は物理学者のはずです。物理学者が内部被曝の話を、立位式のホールボディカウンターの検査だけで身体を大丈夫と言い張ろうとし、更に福島のお米が大丈夫という広報マンになっている印象です。

バンダジェフスキー博士との面談の際に、早野教授が、ベルトコンベアーで米袋を検査するシステムばかり映像で見せようとしていたことも思い出しました。

この人の目的が、なにが主眼なのか。

この東大教授は何を優先しているのか。

計測することよりも、より安全な食料を子供達に食べさせることを、先に考えている気配はありませんが。

 2011年の3/22に広尾で、≪「春雨じゃ、濡れてまいろう」と洒落てみたいが,そもそも傘持ってないし,隣に雛菊もいない.でも,気分だけは半平太.ゆるゆると濡れて帰ろう.≫というようなツイートをしていたのが、この早野龍五教授であることは、忘れている人の為に、確認しておきます。

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 首都圏の子供達を最も多く診察した三田医師とも、WBCで大丈夫というこうした人々に対しての見解も、話してみようと思います。明後日の夜と、日曜朝に、クロストークを京都でおこないます。おいで下さい。

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 あさって土曜夜 6/21(土)夜

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

三田医師報告、トークセッションと質疑 
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 日曜朝 6/22(日)午前

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

三田医師報告、トークセッションと質疑 

開場:09:10 開演:09:40~11:40 
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「6月17日(火)、午後10時過ぎ、福島原発行動隊の呼びかけ人で前理事長の山田恭暉氏が永眠しました。葬儀はご親族だけで行いたいとのことです。

山田恭暉氏のご冥福をお祈りいたします。」

原発事故の直後、年配者が原発での作業を代行することを目的に、「福島原発行動隊」を結成。今回は、食道ガンで亡くなられました。75歳です。元々悪性リンパ腫を患っていました。

僕は2011年の4月に、彼に取材しています。

2011/4/9のブログ記事 窒素注入後に1号機におきていることなどから考える からの引用。ご冥福をお祈りします。

 

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 これは、考え方として興味深いと思ったので紹介しますが、山田さんと言う方がいて、福島原発阻止行動プロジェクトとというのを立ち上げたそうです。存在をきょう知って、先ほど電話で話しましたが、山田さん自身は、住友系のプラントエンジニアリングの仕事をされていて、今は六十歳をすでに超えられています。彼は、元々、左翼系の人で(こんな大雑把な括りですいませんが)、反安保の写真展なども企画されていますが、今回の発想には、彼の元々からある、政治的なスタンスを超えて、僕には面白かったです。六十歳以上の退役の技術者が一定数集まって、福島第一原発で身を挺してやりたいというのです。高被曝を覚悟して一ヶ月で、冷却システムのプラントをくみ上げてしまうと言うものです。要は、自分たちは年寄りで死んでもよいから、これ以上の災厄を食い止めたいから、決死隊として冷却システムを作るからやらせてくれと言う話です。彼も今の状態は汚水を流しても冷却し続けるしかないのだから、とにかくいち早く冷却システムを作り上げるしかないが、技術屋の目で見た場合、東電は後手だけではなくて、なんとかやりくりしている感じでこれは根幹的に破局を止められない。もしかしたら行かない方向にではなくて、絶対に破局にしない方向に行くしかない。そうすると年寄りの技術者が集まって、ぎりぎりの戦いを挑めないのか、技術屋として純粋な戦いをしたほうが、東電と言う立場よりもフラットに考えて、立ち向かえると。覚悟がある年寄り数千人が死ぬか、数千万人の未来に傷がつくのか、どちらを選ぶのですかとも。「ぶっちゃけ、死んでもいいんです」と彼は話します。この企みがうまくいくかどうかはともかく、チェルノブイリの時のことを考えても、ある程度、犠牲になることを覚悟した人々がいないと、収束は大変に難しいものがあります(チェルノブイリは無理やりやらされた人も多いでしょう)。その意味では老人技術者による決死隊というのも、妄想ばかりではないと思います。それは兵站。具体的にはきちんとした作業ができる人が被曝線量をひきあげても、いなくなりつつあるという実態です。作業ができる人がいなければ、事は終わりません。そして、確かに、冷却できるシステムがきちんと組めないと、一定水準以上の解決はありません。こうした発想を言うことは、だからよくわかります。フェイルセーフというのがプラントというものの根幹で、誤操作・誤動作による障害がおきたら、常に安全に制御する側にさせるシステム作りがプラント屋の根幹でもあるらしいですから、そうした人々から今回の状況がどれだけ歯がゆいものなのかということです。山田さんの話も、本当に退役技術者が数百人集まり、命がけで作業する実働グループという実体ができあがると、この話も変わるだろうと思います。

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 この試みは、結実したとは言えませんが、こうしていろんな状況から命を失う方が、この原発事故の中で、いろんな形で存在していることは認識しておきたいです。

この山田さんは、Facebookで

「放射能防御プロジェクト中国」https://www.facebook.com/groups/cyugoku.info/にメンバーにもいらしたようです。


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2年ぶりに、広島で講演をおこないます。

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  午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。

 

 【午前の部】開場9:15・開演9:45 

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81億円の札束で避難者の顔を叩いて帰還させようとする日本政府。鳥取でも増える移住、来月東京で初説明会。

2014-06-18 00:07:26 | 福島第一原発と放射能

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僕にお話や、ご相談、情報提供などがある方は、nagaikenji20070927@yahoo.co.jpにメールしてください。


僕は、馬鹿は、実は死ぬしかないんだろうなとずっと思っています。

人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死にますから、馬鹿でなくても死ぬのはあたりまえですが、想定よりも早く死ぬということが、はっきり馬鹿におこる時代になったと感じています。

そういう馬鹿に対して何を日本政府は使うのか。

「お金」です。環境大臣は「金目」発言を形の上では陳謝しましたが、形だけでしかありません。

前ならば、日本のメディアはもっとこうした発言を叩きましたが、3.11.以降、日本メディアは腑抜けと化しているので、思考はストップしています。踏み込まない。

思考を停止させる組織や個人は底が抜けたと思ったら、更にその底へ突き進みます。

挙句の果てに帰還させるために、大盤振る舞いが始まります。

避難者の早期帰還に向けた環境整備費名目、二回目です。しかし、一回目は線量計の整備メンテナンスなどでしたから、今回が、実質的にははじめての話となります。

これで公営住宅を作るから、戻って来いと誘い水をかけています。

僕はこの話の本質は、単純だと思っています。

国のそうした誘い水に乗るくらいに貴女は馬鹿なのか、そうでないのかということでしかありません。

お金を使わないと戻ってこないから無理やり札束で顔を叩かれても、貴女が戻るのかどうかということです。

金に屈する女であるのかどうなのか。

お金に身を捨てる女なのかどうなのか。

この場合は、更に本質的に身を捨てる可能性が高いですから、長期的視座に立つ思考が可能かどうか。

有体に言えば馬鹿であるのかそうでないのかが、はっきり判る話です。

僕は馬鹿は致し方なしと考える性質なので。

いろんな人のレベルが見定められて、とてもわかりやすい状態です。

自民党はある意味でわかりやすいことしかしません。

こういう政治しかおこなわれない日本が先進国であると、僕には実は思えないままなのです。

これは為政者がレベルが低いのみならず、そうした人間しか政治をおこなわず、それでよしとした日本人そのもののレベルでもあります。

その中で、更に貴女が馬鹿であるのか、違うのかが問われているだけの話です。

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首都圏の子供達を最も多く診察した三田医師との講演を、夜朝と二回設定したのは、避難者の親御さんたちに極力多く聴く機会を設けたいと考えたからです。それなのに、思ったよりそういう方たちの申込が少なくて、僕はびっくりしています。

3年が過ぎたから、緩んで見たくない親達が多いのだと思います。これは駄目すぎます。自分の子供におきているかもしれないことを確認は不可欠、後悔しないために、ご参加下さい。

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 今週土曜夜 6/21(土)夜

 

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 
三田医師報告、トークセッションと質疑 
開場:18:00 開演:18:30~20:30 
場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席) 
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 日曜朝 6/22(日)午前

 

【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

 

三田医師報告、トークセッションと質疑 
開場:09:10 開演:09:40~11:40 
場所:ひとまち交流館 
定員:230席(固定席のみ) 
申込&詳細⇒
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「大規模地震のリスクが比較的小さい地域特性」によって鳥取県も移住者が増えているそうです。

2011年度 504人

2012年度 706人

2013年度 962人

まだ絶対数は多くはないですが、3.11.以降にあきらかに増加しています。若い子育て世代が多いらしいです。 

「ふるさと鳥取県定住機構」http://furusato.tori-info.co.jp/による「羽田発“とっとり”子育て環境体験ツアー」も今月、すでに開催されていて、ツアーの必要経費の大半を機構が負担して、首都圏の若い世代に鳥取県の生活を経験してもらって、移住に取り込もうとしています。

 おそらく、震災後の岡山移住活性化に刺激されている気がします。

鳥取に若い移住者が増え始める話など、僕は生まれてから聞いたことがありません。

最低でも半世紀は聞いたことのある話ではありませんし、多分、戦後、未知の領域の事柄がおき始めています。

 東京初開催! 【鳥取の移住相談会】 という事態も起きています。

7/20(日)11時から16時。東京都立産業貿易センターの浜松町館の三階展示室(東京都港区海岸一丁目7-8)。

下記は説明文です。ニーズがわかっていると思います。

鳥取県へのIJU(移住)ターンをご希望の方を対象に、市町村の紹介、支援制度の説明、農林水産業への就業等に関する説明を受けることが出来ます。そのほかに、移住定住相談はもちろん、住宅相談・起業相談・就職相談等々・・・専門のスタッフが鳥取県へ移住する為の様々な疑問にお答えいたします。

キッズスペースあり!
子育て情報コーナー設置!
 移住の先輩、とっとり
暮らしアドバイザーも参加!

僕はこうしたことは、更にどんどん活性化すると思います。西日本全域で。ある種の早い者勝ちの様相を呈しています。


何故なのか。


ヒトは放射能とは共に生きられないからです。

はかって、知ったら、くらせるという甘い認識では、生き残れない放射能時代ですから。

本質はそこにあります。

 

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 2年ぶりに、広島で講演をおこないます。楽しみにしています。

 

 【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】

 

 13:00~15:00 (開場12:30)

 

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広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/

 


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 福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。

 午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。

 

 【午前の部】開場9:15・開演9:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

 【夜の部】開場18:15・開演18:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

 

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「最後は金目」汚染土中間処理施設の調整を口走る石原環境相。福島の甲状腺ガン症例は多いとIPPNWの分析。

2014-06-17 01:47:30 | 福島第一原発と放射能

 

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僕にお話や、ご相談、情報提供などがある方は、nagaikenji20070927@yahoo.co.jpにメールしてください。

 石原伸晃環境相は原発事故除染の汚染土中間貯蔵施設建設について「最後は金目でしょ」と述べたそうです。福島の地元に対しての調整を金の問題と位置づけている。この国の為政者というのは、こうした感覚しかないのは、元々分かっていますが、こういう言説を平気で口走るのは、石原環境大臣が相当に頭が悪い証左です。頭が悪いから、普通はしゃべらないことを平気で口走ってしまうだけです。

 他の政治家や官僚も実は本音で思っていることを、頭の悪い政治家が、そのまま話してしまったのだということです。しかし、頭の悪い政治家も時には役に立ちます。こうした本音を政治家や官僚が考えている以外に、特に本音はないということがわかったということです。そういう意味では役に立ちます。なまじ賢い政治家より。

 しかし、環境大臣というのは、政治の世界でずっと軽量ポストでしたが、やっぱりそうなんだなあと、今回も確認できた気がします。このくらいの能力の人間が環境大臣であるのが日本の現実です。

 それは、残念ながら、日本国民のレベルの反映です。

さらにはこのブログ書き手である僕や、読者の皆さんのレベルの反映でもあります。

自民党を責めたら、万能的解決が果たせる問題ではありませんから。

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開場:09:10 開演:09:40~11:40 
場所:ひとまち交流館 
定員:230席(固定席のみ) 
申込&詳細⇒
http://kokucheese.com/event/index/177500/

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IPPNW プレスリリース - 2014 年 6 月 6 日

IPPNW が UNSCEAR 報告書に関する詳細な分析を公表

(日本語訳: グローガー理恵)

これまで、福島県の 50 人の子供たちが甲状腺がん手術を受けた。これは福島県民健康管理の 2014 年5 月 19 日付の報告書に記載された情報である。細胞診の結果、さらに 39 人の子供たちにがんの疑いがあることが分かり、彼らはこれから手術を受けなければならない。今後さらに、がん症例数が上昇することが予測される。これまでのところ、被曝した子供たちの内、78%の検査結果が公表されたのみであり、一次集団検査で異常が検出された、およそ 400 人の子供たちの二次検査の結果は提出されていない。日本のがん罹患統計によると、これらの年齢グループに該当する集団における年間の甲状腺がんの通常発症率は 1 件以下となっている。

IPPNW の医師たちは、これらの検査結果を懸念している。IPPNW は、今日( 6 月 6 日)公表した詳細な論評の中で、国連放射線影響科学委員会 (UNSCEAR)の報告書が核大災害によってもたらされる健康被害を計画的且つ意図的に過小評価していると分析している。
IPPNW は、UNSCEAR 報告書に記載された日本国民の生涯積算線量の集団線量に基づけば、放射性降下物のため、これから何十年かの間に、放射線によって誘発された甲状腺がんの発症数がおよそ1,000 件、また、(放射線誘発の)その他のがんの発症数が 4,300 件から 16,800 件になることを推測している。

「UNSCEAR 報告書の批判的分析」のリーダー作成者であるアレックス・ローゼン博士は「予測の正確さは、どのような仮定とデータをベースにするかに係ってくる」ことを確認する。しかしながら、これら UNSCEAR による仮定とデータ は、計画的 且つ意図的な過小評価であると見なされなければならない。その理由として、IPPNW は次の 10 点を挙げている。:

1) UNSCEAR 報告書に記載されたソースターム*推定値は疑わしい
2) 内部被曝線量の算定に関して深刻な懸念を持つ
3) 信頼できる福島原発の作業員達の被曝線量の算定が存在しない
4) UNSCEAR 報告書は動物-植物界における放射線影響を無視している
5) 胎芽/胎児は特に放射線感受性が高いことが考慮されていない
6) UNSCEAR は非がん疾病および遺伝的影響を無視している
7) 放射性降下物と自然放射線との比較は容認できない
8) UNSCEAR によるデータ解釈は疑わしい
9) 政府によってとられた防護措置が誤って伝えられている
10) 集団線量の推定からの結論が提示されていない

UNSCEAR によれば、「一般公衆や殆どの福島現場作業員における健康被害が、福島第一原発事故による放射線被曝に起因するようなことは、ありそうにない」という。これに対してローゼン博士は述べる:『もちろん、各々のがん症例を、ある特定の誘因に帰させるということは不可能です。何故なら、
「がん」という病気は、その出所の表示を掲げていないからです。しかし、これまでに見つかった甲状腺がん症例数だけでも既に、予想されていなかったほどに高いのです。原子力大惨事によって何万もの家庭へ過酷な影響結果が及んでいることを、単なる統計上だけの問題として限定することは不適
切であり、被災した多くの人たち、それぞれ一人一人の運命を黙殺していることです。』


*ソースターム (Source Term): 炉心損傷事故時、燃料は溶解し核分裂生成物が炉心から放出され、一
定の漏れ率で環境へ放される。環境への影響を評価するには、核分裂生成物の種類、化学形、放出量
を明らかにする必要があり、これらを総称してソースタームと呼ぶ。
http://www.remnet.jp/lecture/words2003/03118.html

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 二年ぶりに、広島で講演をおこないます。楽しみにしています。

 【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】

 13:00~15:00 (開場12:30)

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール
広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/

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福岡で7/13(日)に下記のイベントも開催。

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 午前50人、夜は70人での開催です。

 

【午前の部】開場9:15・開演9:45

申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

【夜の部】開場18:15・開演18:45

申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

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 「事実を確認しましょう」というHNで「那須町のHPで事実とを確認してみろ お前は『ジャーナリスト』のくせに、裏を取らないで文章を書くのか、このクズ」というコメントが来ました。

栃木県那須町、甲状腺検査受診の子供が20人だけとの低い意識、うち精密検査1人と経過観察8人という異様。

という僕のブログ記事に関してのコメントです。

 

 僕は那須町のHPは最初から確認しています。HPでは甲状腺エコー検査 については、(平成24年1月28日から)と出ている数が明記されています。つまり2012年1月からおそらく現在までです。まる二年半が経過した数字です。それの総数の数字です。541件。

 

それで、2013年4月以降の数字は激減しているのは間違いありません。
下野新聞の報道の数字では、甲状腺は20件しか検査していませんから。

 

2012年1月から2013年3月までには、500件(複数回の人もいるでしょう)甲状腺検査を受けていても、2013年4月以降は20件しか受けていないのが那須町の実態です。

 

那須町の放射能による健康被害に関して、住民意識が、相当に低いことは間違いありません。

 

そして、町役場が、総数で大雑把に書いているホームページの数を見て、いつの時期からの内容かも確認せずに、こういう嫌がらせコメントをおこなう馬鹿がいます。

 

ネットのこういう馬鹿は社会的に存在する価値が全くありません。

最低限の事実関係位、確かめてから嫌がらせをしなさい。

あまりにもネットのレベルの低さにうんざりします。