「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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ES細胞論文偽装で失墜、韓国の黄ソウル大元教授の研究所によるマンモス復活宣伝番組を垂れ流すNHK。

2014-10-31 16:35:16 | 福島第一原発と放射能

こういうことが実はリアルな話だと思います。変化は始まっていると僕は感じています。かっては、文部省直轄の研究所であり、現在は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構の一員となっている、「統計数理研究所」による調査が「国民性調査」です。

5年に一度実施されています。前回は2008年。今回は2013年の調査です。

http://www.ism.ac.jp/kokuminsei/page2/page15/index.html

「原子力施設の事故に対する不安感を4段階で尋ねたところ,不安を"非常に感じる"または"かなり感じる"という人の割合は,2008年までは4割から5割程度であったが,2011年の東日本大震災後の今回2013年は3人に2人に増加している」

非常に感じる・・・38%

かなり感じる・・・28%

少しは感じる・・・25%

まったく感じない・・・9%

まあ、この数字はリアルと思います。7割近くが相当に不安を感じていて、不安がない人がほぼいない。そういう事柄を推進しようとしている現行政府。ありえない話だと思います。

 

 そして、きのう福島第一原発、廃炉工程が大幅に遅れることがアナウンスメントされていました。まあ、僕たち、被曝回避し、福島第一原発を憂いている人間達にとっては、あたりまえの常識感覚を、ようやく体制側が認めて、コメントしたに過ぎませんが。

1号機使用済み核燃料プールから燃料取り出し 2017年度⇒2019年度に延期。

原子炉内溶融燃料取り出し最短での開始  2020年度⇒2025年度に延期。

勿論、建屋内で高線量状態が続いている2号機はなんのメドも立っていません。これから検討するといい続けているだけです。

なお、失敗して大穴をあけている1号機の建屋カバーの取り外しですが、本日午前6時から15時にかけて、屋根パネルを一枚試験的に取り外しをしています。警戒はして下さい。

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東京での単独講演は一年ぶりです。

【12/7(日)木下黄太講演会in 文京 「放射能の今とこれから」】

13:30~15:30  (開場:12:45) 

文京区民センター2階 (2-A)(文京区本郷4-15-14)

申込先&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/229860/

主催:元気まつりプロジェクト事務局  

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ES細胞の論文偽装に関しておぼえていらっしゃいますか。

クローン牛などに成功したとされていた黄禹錫氏。当時ソウル大教授の彼は、体細胞由来のヒトクローン胚からES細胞を作り出したと、2004年のサイエンス誌に論文掲載され、一躍世界的な脚光を浴びる存在となります。

ノーベル賞を狙える韓国初の研究者として、韓国の国内では英雄としてみなされていました。

ところが、2005年の11月あたりから、状況が大きく変化します。

同じ論文執筆者からの卵子入手の倫理問題指摘、更に韓国報道番組によるES細胞真偽報道が為され、論文撤回や教授辞職、謝罪会見、さらに検察捜査から在宅起訴という世界的スキャンダルとなりました。

この話は、当時、全世界でニュースとなり、日本のメディアもこの問題を、新聞やテレビは大きく取り上げています。

もちろん、NHKも同じスタンスで、ニュースに留まらず、2006年には、「論文捏造~夢の医療はなぜ潰えたのか~」という内容を、看板番組の「NHKスペシャル」で詳しく伝えています。

ここまでは、よくわかる話です。

さて、私が友人宅で偶然にも視聴したのですが、先月、NHKは教育テレビで韓国によるマンモス復活に関して番組を放送しました。

この番組が取り上げている研究所、マンモス復活を目指してクローンを作ろうというのは、なんとこの黄禹錫ソウル大元教授が現在率いている研究所でした。

ES細胞に関しての真偽も偽装し論文を出していたとして、韓国内でもまともなところからは相手にされていない、黄氏。

大スキャンダルの人物です。

こんな彼が率いる研究所の、マンモス復活宣伝番組を、なぜ安倍政権直轄?のNHKが垂れ流すのか、僕には皆目理解不能。

詳しくは本日配信のメールマガジンでお伝えします。

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福島の修学旅行ということに関して、大分の新聞が、きのうの夕刊で記事にしています。

はっきり言って記事も、記事に出ている人たちも、レベルが?ですが、こういうレベルをいろんな意味で認識する記事として、読んだほうがよいと思います。

遠隔地特有の意識の低さとか、脱原発を言う人々が被曝回避を認識しないなどの問題がすし詰めになっている記事です。


 

 

 


【注意】本日、午前6時より福島第一原発1号機建屋カバーの屋根パネル1枚を取り外し、近隣地域は要警戒。

2014-10-31 00:01:56 | 福島第一原発と放射能

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先日、失敗して大穴をあけている、福島第一原発1号機の建屋カバーの取り外し作業です。

元々はきのうおこなうはずでしたが順延されていました。

強風などの悪天候でなければ、本日午前6時から午後3時にかけて、屋根パネルを1枚を試験的に取り外しをするようです。

近接エリア、特にアクシデントの影響を蒙りやすい、数十キロ圏内の地域の皆さんは、警戒を強めておいたほうが良いと思います。

一応、注意したほうがよいので、先に伝えておきます。

なお、本日は、もう一度、午後帯に、ブログの別の新しい記事を掲載します。

メールマガジンの配信時刻は、そのブログ更新時刻の少し後になる予定です。このため、通常よりも少し早くメールマガジンが、携帯などに届くかもしれませんが、ご了承下さい(はっきりはわかりませんが)。

 

琵琶湖畔放射能汚染木材チップ放置事件の初公判が、来月おこなわれることになりました。


11月6日(木)13時30分(開廷)~15時30分  
大津地裁の21号法廷になります。

ただし、傍聴席は70席しかありません。マスコミ各社が50席近く押さえるような気がするので、実質は20席程しかないかもしれません。この日は、僕も行けなくはないので、足を運ぼうか、どうしようかなとは考えています。主犯の田中容疑者の表情も見ておきたい気がしますし。ちょっと迷っています(つまり傍聴券が当たらないとすごく無駄足になるので)。

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【速報】米海軍兵士が東電を訴えた集団裁判、GEや東芝、日立等を含め、裁判進行をサンディエゴ地裁は容認。

2014-10-30 12:41:25 | 福島第一原発と放射能

速報です。

原発事故直後に、「トモダチ作戦」で対応した、米海軍兵士達が、東電などを訴えていた裁判です。

この海軍兵士の集団訴訟に関して、サンディエゴの連邦地裁は、、東京電力および追加の被告として、GE(ゼネラル・エレクトリック)、EBASCO(「エバスコ」=「ゼネラル・エレクトリックの電気事業の証券を売却した持株会社だった会社」)、東芝、日立、福島原発の建設業者に対して、この訴訟を裁判として進行していくことを認めた模様です。

これは、勝訴と言う話ではなくて、裁判上で、まず裁判が進行していくことと、どこまでが被告として認められるのかなどの点で、大きく進展したということです。アメリカの集団訴訟では、こうした裁判をどこまでの範囲で、まず裁判所が認めるのかが、一つのキイポイントになります。

そこが被曝回避側にもプラスの判断が出ました。


以下は、原告側からのプレスリリースの翻訳(shoko yano訳)とその原文となります。

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以下は、プレスリリースの翻訳です。 東北での救援活動に参加した兵士たちは、人々に対し、政治家たちに働きかけてくれるよう望んでいます。 みなさま、オバマ大統領や、州議会議員に手紙やメールを送りましょう。 英訳が必要な人は、可能な範囲でお手伝いします。 

 

プレスリリース

ボナー&ボナー法律事務所

 

合衆国海軍兵士たちが、日本の原発企業に対する集団訴訟において重要な判断を勝ち取る

 

合衆国海軍兵士たちが、サンディエゴ地裁における東電に対する裁判で、重要な闘いに勝利した。 連邦判事は、兵士たちの東電に対する訴訟を、被告にGE、EBASCO、東芝、日立を含めたうえで先に進めるとの判断を示したのだ。 200名の若い兵士たちは、2011年3月11日、日本政府が合衆国海軍に地震と津波の犠牲者たちの救援を要請していたときに、東電は福一原発の放射能汚染のレベルについて、世間と合衆国海軍に意図的に嘘をついていたと訴えている。 7万人に及ぶと考えられる被曝した可能性のある米国人も、この集団訴訟に参加することができる。 訴訟は、2011年3月11日の地震と津波による惨禍のあとに海軍が展開した、人道援助プログラムであるトモダチ作戦への参加に基づいている。 訴えには、白血病、潰瘍、胆のう摘出、脳ガン、脳腫瘍、睾丸ガン、子宮不正出血、甲状腺障害、胃障害、その他青年には通常見られないさまざまな病気に対する賠償も含まれている。 健康を害した兵士たちは、悪化する体調の治療、医療によるモニタリング、医療費の支払い、彼らの子供たちの健康のモニタリング、被曝により起こった可能性のある遺伝子の突然変異のモニタリングを要求している。

 

22歳の水兵は、これまでに白血病と診断されており、現在失明しつつある。 彼は、裁判所への訴えでこう述べている。 「トモダチ作戦から帰った後、目がだんだん見えなくなりました。 左目は完全に視力を失い、右目もほとんどありません。 道路標識も読めないので、車の運転もできなくなりました。 トモダチ作戦に参加する前は、両眼とも20-20(訳注:Wikipediaの『視力』の項目によると日本基準で1.0と考えられる)の視力があり、メガネをかけたこともなく、視力矯正の手術も受けたことはありません。 家系にも、白血病はいません」。 水兵の代理人である、ポール・ガーナーとチャールズ・ボナーは、その他の原告たちも被曝による深刻な病気が進行していると主張する。 

 

原告たちは、世間に、連邦議会の議員、各州議会の議員、オバマ大統領に連絡し、(一)トモダチ作戦の精神を原告の放射能被害を被った兵士たちにまで適用し、助けることと(二)東電がすでに世間には露呈している過ちへの責任逃れをやめるように命ずることを、日本政府に要求するよう嘆願してほしいと考えている。 

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BREAKING:

USS Reagan sailors win a victory in court! Judge rules that lawsuit can proceed and include not only TEPCO but additional Defendants General Electric, EBASCO, Toshiba and Hitachi, the builders of the Fukushima nuclear reactors. Here's the full press release, just issued:


PRESS RELEASE FOR IMMEDIATE RELEASE
Contacts: Charles Bonner & Cabral Bonner & Paul Garner, Esq. 
760.671.8183 pcg@garnerlaw.com c/o
The Law Offices of Bonner & Bonner 
charles@bonnerlaw.com cabral@bonnerlaw.com
475 Gate Five Road, Suite 212, Sausalito, CA 94965
Ph: 415.331.3070; 415.601.0268; 510.213.9777
U.S. SAILORS WIN KEY COURT DECISION TO GO FORWARD WITH 
CLASS ACTION AGAINST JAPAN’S NUCLEAR POWER COMPANY
U.S. Navy Sailors have won a crucial battle in the United States District Court in San Diego against Tokyo Electric Power Company, known as TEPCO. A Federal judge has ruled that the sailors’ class action law suit may go forward against TEPCO and additional Defendants General Electric, EBASCO, Toshiba and Hitachi, the builders of the Fukushima nuclear reactors. The 200 young sailors claim that TEPCO deliberately lied to the public and the U.S. Navy about the radiation levels at the Fukushima Dai-Ichi Nuclear Power Plant at the time the Japanese Government was asking for help for victims of the March 11, 2011 Earthquake and Tsunami. Up to 70,000 U.S. citizens were potentially affected by the radiation and will be able to join the class action suit.
The lawsuit is based on the sailors’ participation in Operation Tomodachi (meaning “Friends”), providing humanitarian relief after the March 11, 2011 devastation caused by the Earthquake and Tsunami. The lawsuit includes claims for illnesses such as Leukemia, ulcers, gall bladder removals, brain cancer, brain tumors, testicular cancer, dysfunctional uterine bleeding, thyroid illnesses, stomach ailments and a host of other complaints unusual in such young adults. The injured servicemen and women will require treatment for their deteriorating health, medical monitoring, payment of their medical bills, appropriate health monitoring for their children, andmonitoring for possible radiation-induced genetic mutations.
One Sailor, age 22, has been diagnosed with Leukemia and is losing his eyesight. In his declaration to the court he states, “Upon my return from Operation Tomodachi, I began losing my eyesight.I lost all vision in my left eye and most vision in my right eye. I am unable to read street signs and am no longer able to drive. Prior to Operation Tomodachi, I had 20/20 eyesight, wore no glasses and had no corrective eye surgery. Additionally, I know of no family members who have had leukemia.” Paul Garner and Charles Bonner, attorneys for the sailors, say that additional plaintiffs are continuing to come forward with serious ailments from radiation.
The sailors would like the general public to contact their members of Congress, locally elected officials, and President Obama and implore them to tell the Government of Japan to (1) apply the principles of “Operation Tomodachi” to the Plaintiff-victims and help these U.S. Sailors; and (2) tell TEPCO to stop shirking responsibility for their publically acknowledged wrondoings.

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半年500人受診、移住医師の被曝対応診察を伝える岡山の新聞。日本の食品は産地証明要求が必要とする台湾。

2014-10-30 10:10:16 | 福島第一原発と放射能

 移住ということを考えていく場合に、医療的対応がどのような状態になっているのか、そうしたことを受け入れる地域がどうなのかということは、やはり大きなポイントになります。

時々、僕が岡山に移住していると思い込んでいる方が居て、困ることがありますが、僕は過去も現在も、岡山に住んだことも、仮住まいとして滞在したことも一度もありません。

岡山の情報を多く伝えているから、そういう誤解をなさる方がいますが、本質的に岡山にはそうした関係はありません。

単純に岡山発の被曝回避や移住関連情報が多いため、他地域よりも岡山情報が多く掲載されるだけなのです。

そして、きのう、地元新聞の山陽新聞夕刊にこのような記事があたりまえに掲載されています。

 

この三田医師の状態について、まず県紙とも言うべき立場にある岡山の山陽新聞がこのように伝えるのはなぜなのか。

医師の中で、こういう被曝問題に、現場サイドで正面から対応している医師が圧倒的に少ないことです。首都圏などでも、その数は殆どいないというのが現状でしょう。

本来なら、こうした対応を東日本を中心に多くの医師が向かうべきなのですが、学界的圧力とか、お金優先思考が蔓延している日本の医師たちは、ウクライナやベラルーシの医師たちとは異なり、こういう現場の声をすくい上げようとはしていません。三田医師が目立つのは、それをしている医師が圧倒的少数ということが理由に他なりません。

避難・移住者の多い地域、岡山ではこうした存在が不可欠という事になります。この記事は、そのことに気がついた記者が普通に文字にしています。

こんなことも、一度も東京の新聞は記事に出来たことがありません。

本当に不思議ですね。

さて、この三田医師とのジョイント講演を、来年早々に、福岡など九州で開催予定です。主催なども含めて、手を上げたい地域や団体、個人がありましたら、僕までメール下さい。

開催の詳細が固まり次第、僕のメールマガジンやブログなどでお知らせいたします。

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「ウゴウゴルーガ」のクリエイター、CG作家の秋元きつね氏が、46歳で大動脈乖離で急逝されました。

会津のご出身で、時々、帰省もされていたようです。しかもご本人のブログによると糖尿病でもあったらしいです。

以下は、本人ブログ(http://spikyspoon.tumblr.com/よりの引用(一部略)です。

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血液検査の結果 の巻
20141016

今朝、血液検査・尿検査の結果が出まして。
血糖値がすごい高い「糖尿病」確定! えーっ意外
こんなの作りエイターとしては必要ない情報だし晒す必要もないんだけど、ここは敢えて晒しましょう。心配されたい、構ってほしい、そういうんじゃないすよ。この立場にならないと見えない何かがある。そこ楽しんでもらったり、何かに役立ててもらえれば。
自分の考え方やものの見方も変わるだろうし、人との付き合い方、大切なものの優先順位、色々変わると思う。それが追々作品にも影響するでしょう。どうなることやら。
さて糖尿病。イメージ的には太ったおじさんがなる病気。
家族親戚で誰も居ない
暴飲暴食してない
太ってるわけでもない
先生も首かしげてた。
オレも首かしげてる。
過度のストレスで点火した感じ。

 

 

身体各部位に声掛け の巻(20141009の記事)

会津から帰って来て、ずーっとダルかった。恐ろしいくらいダルく、ちょっと作業しては机離れて仮眠、の繰り返し。やたら喉乾くからなんか養分足りてないのかもと 野菜ジュース、スポーツドリンク、フルーツジュース、どんだけ飲むんだよ! ってくらい飲んだ。それでも水分ほしがる身体の皆さん。
何するにもぜんっぜん勢いが出なくて、どよ〜んとしてる。
頭はハッキリしてるのに身体が全然ダメ。
身体全体の総意 = 心・気持ち
気持ちがダメだと全然ダメね。そんな三日間。
今朝5時半くらいに起きて、あれ? ちょっと調子いいぞ。今のうち作業進めようって仕事してて気づいたら昼過ぎても変わらず、いつもの感じに戻ってる。
なにこの激変っぷり。
実家での笑い疲れ?
会津でなんか憑いて来た?
そういやNeoBalladさんのライブ
葬儀屋だったもんな!
そこでなんか憑いて来たのかも笑
いやいや、疲れが溜まってたのが実家帰って気が抜けてどどっと出たというのが一番高い可能性。

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僕はこの方の死亡を伺って、更にこのブログの記述を読み、非常に懸念することが多いです。

前にもこのブログでお伝えしていますが、去年の秋には、放射能防御プロジェクト九州の管理人で、北九州でガレキ焼却反対に関して現地のメインで活動していた50代女性も、大動脈乖離で急逝されています。ガレキ焼却している最中も、警戒しながら現地で反対活動を続けていました。

大動脈乖離は、高血圧が圧倒的に主因ですが、他の病気、例えば糖尿病もその因子としては、大きく作用する病です。

ですから、ただ、高血圧や糖尿病の人が、その病が気がつかないうちに進行していて、急に命を取られたと解することもできます。しかし、その進行や状態が、想定外な早さである感覚をどのように考えるかということです。このCG作家が亡くなったのは、糖尿病診断記事10/16の数日後ですから。

そこに被曝という要因の介在はなかったのか。

そういう観点で読んでも、46歳のクリエイターの日記ブログには、今月になってから気になる記述が多く書かれていました。

会津から帰っての体調不良自覚(会津は福島のなかでは相対的には放射能汚染が少ないですが、それでも普通に汚染されているエリアです)。

突然に医師も原因不明の糖尿病(ウクライナでは、子ども達に糖尿病が多発している話を、被曝影響と断定する女医たちが普通にいます)。

勿論、因果関係はわかりません。

ご冥福をお祈りいたします。

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 台湾食品衛生当局が日本からの放射能汚染食品の輸入を阻止する為に、新たに都道府県ごとの産地証明の添付を義務づける規則をつくる方向で検討しています。全食品の産地証明書がまず必要。これまで台湾で放射能検査をしていた野菜や魚などの産品に加えて、お茶など一部食品も加えて、日本政府の放射性物質の検査証明書の添付求めるそうです。台湾では、既に栃木・群馬・茨城・福島・千葉などの食品輸入を禁止しています。しかし、その状態は、ザルではないのかという懸念が、台湾国内で相当に強くなっていることが背景にあります。

 最近では、民進党の女性議員などが、日本から輸入した茶葉を、ある台湾大手メーカーがペットボトルとして出している懸念を強く主張する状態もありました。以前は日式緑茶というお茶のペットボトルは、そんなには多くなかったのですが、台湾に避難した方によると、避難当初の2011年よりも明らかに増えているそうです。しかも濃茶という日本のお茶と同じ味のものが多くなっている。若い人が認識なく飲んでいるということを、女性議員は「なぜこんなに増えたのかあなたは知っているか?」というふうに怒っているそうです。「与党である国民党の立法委員や衛生部の官僚もきちんと答えないから、ゴミ政府だ。安心して食べれるものがない。」とも書いてます。

 台湾では、パブリックコメントで、この話を国民に意見を公募するそうで、その意見を踏まえて、来年に踏み出したい意向です。現政権側が言い出していますし、野党側は更に強く主張している構図ですから。これが、台湾クオリティと僕は思います。こうした動きを、日本で被曝回避する立場としては、むしろ歓迎すべき話と僕は思います。

 このリアルを日本人、特に関東・南東北、東京の人々は、認識するべきと僕は強く思います。






 

 


千葉大附属小で木が燃え児童14人搬送⇒ウクライナ医師「燃やすな危険、放射能」。建屋カバー大穴の大失態。

2014-10-29 00:06:23 | 福島第一原発と放射能

薩摩川内市長、薩摩川内市議会が、川内原発再稼動容認に舵を切りました。

元々、この出来レースが一番成立しやすかった鹿児島。保守王国で、知事から市長まで、反対勢力がほぼいないなかでの状況です。

市民に一定数反対派が居ても、政治勢力にはほぼおらず、聞く耳もありません。

ポイントは大半の県民の無関心です。

こういう愚かな選択を突き進んで、カネを求めているのが、薩摩川内市でおきていることです。

日本の原発利権はこのどうしようもない構造を続けていくことで、日本を終らせる可能性を更に更に高めています。


 そして、福島第一原発では、きのう、建屋カバーに小さい穴を開ける作業が突風で失敗し、底辺1メートル、高さ2メートルの大穴が開いたそうです。順調に様子を見ていくはずが、それもままならない状態が、恒常的になっています。下記は東電の説明です。

「本日8時23分頃、福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋カバー解体工事において、屋根パネル孔部(南2パネルNo36)より飛散防止剤を散布中、先端ノズル部が風により動き、孔の関口が目測で約1m×2mの三角形状に拡大しました。また、当該作業を中断して以降、その後も風が強い状態が続いたことから、本日の作業は順延としております。なお、孔の開口が拡大した状態(約1平方メートル)で、放出量評価に与える影響は少ないことを確認しております。」

「放出量評価に与える影響は少ない」なら、元々慎重に作業工程などやらないと思いますよ。失敗して、更にウソばかりつき続けているのが、東京電力の本質です。

あるプラントメーカーの人間は、「まともに電動ドライバーを使ったことのない奴が作業していますから、福島第一は。」と話していますし。

ため息しか出ません。単なる実験ですね。

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きのう、千葉大学付属小学校で、枯れ木を業者が燃やして煙が発生し、児童が14人搬送されました。
場所は千葉市稲毛区弥生町、千葉大学教育学部附属中学校と附属小学校の敷地です。
業者が木を伐採中に、ガソリンが漏れて引火、木の枝が燃えて煙が出たようです。
それを小学生が吸い込んで、救急搬送です。

去年、ウクライナでこの方に聞いた話を思い出しました。


 V・ベベシコ博士はウクライナ放射線医学センターの幹部の一人で、ウクライナの政府報告書にも関与している医学者です。ウクライナ政府側の立場と同様のスタンスと考えてよいと思います。このため、国際的なチェルノブイリ被害隠蔽には、政府同様に否定的ですが、その被害を一般のウクライナ国民全体ではどう捉えるのかという点について、バンダジェフスキー博士などとは、おそらく全く違う立場の方です。

たまたま山下俊一氏の話をされ、「山下はビックフレンド」と話すベベシコ博士。親日家というだけでなく、被曝問題に関しての立場も、その発言で、逆によく分りました。そうした立場であるベベシコ博士でさえ、いくつか話を向けたうちで、ある日本の事象には驚いていました。

「放射性物質は燃やしては駄目だ。」「それが含まれているものを燃やして、煙を吸ったら大変なことになる。」「うっかり木々を燃やして、実際に被害が出た。」「山火事をだから警戒するんだ。」矢継ぎ早に言われます。
 ゴミ焼却という事をこんなにおこなっている特異な国、日本。そもそも、そうしていないウクライナから見ると、何でこのような事をするのかさっぱり理解できないかもしれません。政府側で、被害に関して、むしろ線引きをしている立ち位置のベベシコ博士でさえ、日本が燃やしていることは異様な話に見えています。とても危険な話に。

千葉の樹木が、放射性物質を含有していることは間違いありません。

そして、チェルノブイリでは、「燃やすな、危険、放射能」は常識だということです。

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独放射線防護庁職員「おもちゃ」⇒ベラルーシ製椅子型WBCで那須町の子供を計測する意味はありません。

2014-10-28 11:30:00 | 福島第一原発と放射能

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栃木県那須町でWBC、ホールボディカウンターで小学生に2年ぶりに計測させているという記事を読みました。

一見、まともなことをしているように見えなくもありません。おそらく地元自治体はせっかく買った機械を眠らせておくのも忍びないし、自分達の回避策で子ども達が大丈夫と言いたいのだろうと思います。

しかし、このブログの過去記事でも散々伝えていますが、そもそも閉架式密閉型のWBC(ホールボディカウンター)であっても、人体には、空間、水分、骨、筋肉、脂肪など密度の違う状態が存在していて、余程高濃度に放射性物質が存在し、放射線を大量に出している状態でないときちんとした計測は難しいです。

ベルリンで、精度の高い閉架式の放射線防護庁にあるWBC(ホールボディカウンター)25Bq/body検出された女性は、フランスのある専門家には、最大推定で10倍程度、体内に存在する可能性があるから、半年は妊娠を回避しろと言われています。

しかもこれは2011年の夏におこなわれている計測です。時期的にも初期被曝の影響も含めて、計測の意味が大きい話です。

よろしいでしょうか、人体にある放射性物質を計測する場合は、一定条件が整っていて、なおかつ精度がきちんとしていないと、話になりません。

政府側のおこなっているWBC検査が、精度が出せる機械を使っていても、効率面を優先して300Bq/body以上の下限、短時間計測になっている実態はこのブログでもお伝えしました。

しかし、この那須町のWBCは、更に問題が大きいです。

ベラルーシ、ATOMTEX社WBC(ホールボディカウンター)を使っています。

この会社のAT1320という測定機は安価ということもあって、市民測定所が食品や土壌などの検査目的で、こぞって納入しましたが、実際はセシウム134が他核種と識別することがほぼできない性能のNAIシンチレーションです。

まともな測定所は、この機械でセシウム134の数値は出しません。

これと同様のシステムであるのが、ATOMTEX社WBC(ホールボディカウンター)であることは間違いありません。

だから、子供たちの体内にあるかもしれないセシウム134はまず測定できません。

引用する新聞記事がセシウム137が出なくて大丈夫となっているのはこのためと思います。

このようなWBCで、下限値の300Bq/bodyを検出されるということは、体内にそれより遥かに残存していなければなりません。そんなことは、考えにくいです。検査の少し前に、キノコを大量に食べるとか、獣肉を大量に食べない限り(地のものばかり食べ続けている高齢者を計測したほうが遥かに意味があると思います)。しかも、そもそも大人と子どもの差もありますから、機械下限が子どもで同様なのかもかなり微妙です。

こんな安心は何の役にも立ちません。

それよりも、土壌のBq/kgで、万単位となるセシウム汚染がある那須(他の核種も当然あります)では、全ての子どもの血液検査を細かくおこない続けるとか、医療面での検査システムを作るほうが、三年半以上経過している現在では、遥かに意味があります。

予算を使って、買ってしまったWBCを使う実績を作ることよりも、被曝影響による身体不調が出ていないかを、子どもたちにきちんとチェックする状態を作るほうが、行政当局がおこなうべき話です。

こうした椅子型のWBCはベラルーシでも、ウクライナでも何種類も存在しています。いくつもの会社が競って作っています。

しかし、ベルリンの放射線防護庁の職員は、「おもちゃ」と表現していました。

「おもちゃ」と呼ばれる機械で、検査していると胸を張っているのが、栃木県那須町の現状です。

こうしたことを何回書いても、3年半以上も経過して伝わらない日本。絶望的感覚は強くなる一方です。

以下は下野新聞 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141028/1760205

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『2年ぶり、学校単位で被ばく検査 1786人を対象に 那須町』

【那須】町は27日から、町内の小中学生を対象に簡易型ホールボディーカウンター(全身測定装置、WBC)による内部被ばく検査を「ゆめプラザ・那須」内で開始した。学校単位での検査は2年ぶり。

 町は2012年度、町内の小中学生を対象に同様の検査を実施。1908人を測定した結果、検出下限値(300ベクレル)を超えるセシウム137が検出された児童生徒はいなかった。

 「放射能の影響は長期的に見ていく必要がある」(町保健福祉課)として2年ぶりの実施を決めた。

 対象は小学校10校、中学校4校の児童生徒計1786人。保護者の同意を得て検査を行う。期間は来年2月3日までで、検査実日数は44日。検査結果は学校を通じて保護者へ通知する。

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東京での単独講演は一年ぶりです。

【12/7(日)木下黄太講演会in 文京 「放射能の今とこれから」】

13:30~15:30  (開場:12:45) 

■会場:文京区民センター2階 (2-A)(文京区本郷4-15-14)

■申込先&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/229860/

メール申し込めます⇒genkimatsuri2014@gmail.com 

申込注意事項は主催HP http://e129.dgblog.dreamgate.gr.jp/e114479.html or こくちーずで必ず御確認下さい。

■主催:元気まつりプロジェクト事務局  

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長崎に入市被爆、人生が狂った僕のおじさん。福島県知事選ポイント⇒半数を下回る過去二番目に低い投票率。

2014-10-27 09:41:45 | 福島第一原発と放射能

福島県知事選挙のポイントは一つです。

投票率が、45.85%に留まり、過去二番目に低い投票率しか達成できなかったことです。

原発事故という過酷な状況がおきていても、県民の大半はその県政の審判に参加もしない状態が

あたりまえの感覚ということです。

元々の政治離れが、あれほどの事態が起きていても、変わらず進行しているだけというところに、この状況の厳しさが逆に浮き彫りとなる結果です。

有力な対抗馬が出ない時点で、県民の過半数はそっぽを向いています。

本質的な答えは何も為されないまま、状況は進展するということです。

ですから今回は現在の福島を信任する人がどのくらい存在するのかという確認選挙になっているということです。

49万票を現行体制が獲得していても、その他の候補に投票された併せて20万票程度は、現行体制への不安を抱いている人たちがいる可能性があります。

さらにこの上に、投票していない過半数の存在もあるということです。

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【 去年5~6人、今年も3人、父の知人が次々突然死する茨城・南部。 幼稚園で、同級生が何人も鼻血が続いた状況 】

 

【 僕の帯広講演で質問する老舗有名醤油会社社長、材料と製品で二重チェック、汚染のない醤油を売りたいという決意 】

 

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大阪でのミーティングは、懇親会も含めて50人程度の方が参加されました。

被曝回避に関して、時間経過とともに、忘れたいという全体的な状態が強くなっていて、それに対して繋がってきちんと考えていくには、どのように行動していけばよいのかという思いがある人たちが、長時間話した状態です。

講演自体は13時30分からでしたが、懇親会も含めて、僕は20時ごろまで、皆さんとお話しすることになりました。

懇親会は最後は21時ごろまで続いたそうですから、8時間近い長丁場になっていました。

被曝という意識を分かち合えることが出来る人が、身のまわりにいないという感覚を埋めたい人が、これほどまで強く思っている状態なのかを知らされる日に僕にはなっています。

こうした会場の中で、いろんな方達の思いを伝えていらっしゃいましたが、そのうち、ある方がどうしてこの被曝に関して懸念しているのかという、ご自身の動機を語られました。

身内におきた出来事が、そうした被曝や放射能への懸念を強めるきっかけになったそうです。

「僕のおじさんは長崎での被曝者なんです。」

「被爆者といっても、直接、原爆の直撃をうけた訳ではありません。原爆が落とされて、ほどなくして、仕事先から言われて、安否確認などで現地に入りました。原爆が落ちてから数日内に入っていて、終戦までの間ですから、数日間いたかどうかです。長崎市内には。」

「元々、先生で熱心な人だったんですが、仕事が出来ない体調になりました。ぶらぶら病みたいな状態でしょうか。今にして思えば。発作もおきています。先生は続けられなくなりました。」

「なまけているように傍からは見えましたよ。なまけもののおじさんと親戚では言っていたり、結局店番みたいなことしか出来なくなりました。本人もまわりも何がおきていたのかわかっていませんでした。」

「70代の後半になって、派遣したところから、突然あなたは被爆していると言われたのです。原爆手帳も交付されました。実はその体調不良は、原爆投下後にすぐに長崎に入ったことによる被爆、入市被爆といわれることの影響だったようです。本人もまわりも気がついておらず、本人は体がもたなくて先生をやめるしかなかったんですが。」

「おじさんの体におきた異変が、放射能の影響とわかって、僕は驚きました。直接、原爆にあっていなくても、後からその地に入って行っただけで、こういうことがおきるのかと。これが放射能の怖さだし、本人も含めて、周りがその原因に思い至らない現実も怖さだと思いました。」

「おじさんは、結婚されています。お子さんも何人かいらっしゃいますが、お一人のお子さんには、体調面で影響が出ている状態があると僕は感じています。こうしたことも、放射能への懸念を更に強めた理由です。」

この被曝問題を、西日本でどこまで皮膚感覚で捉えられるのかは、当然ながら難しい部分もあります。こうした身内まわりで過去に起きている事と重ね合わせた人が、認識を強める立場になっている事例として、皆さんにも確認して貰いたいと僕は思いました。

12/7(日)の東京・文京区民センターでの講演は、こくちーず申込も出来たようです。

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【12/7(日)木下黄太講演会in 文京 「放射能の今とこれから」】

13:30~15:30  (開場:12:45) 

 

 私たちは3.11以降、それまでの安心・安全な生活が当たり前でないと実感することが多くなり、従来の価値観やものの考え方が通用しなくなりました。今も原発事故による放射能の影響拡大は続いており、このような中で私たちはどのように生命を守り次世代へ命や生活のバトンを渡していけばいいのでしょうか。今回は広く首都圏や近県の皆さまにこれからも少しでも安心・安全を確保しながら、平成27年以降も個人が普通に暮らす日常を取り戻し、またそのために必要な知識を得る機会となることを期待して開催致します。

 

■会場:文京区民センター2階 (2-A)(文京区本郷4-15-14)

 

■アクセス:丸ノ内線後楽園駅4B出口徒歩5分、都営三田線&都営大江戸線春日駅A2すぐ 南北線後楽園駅徒歩5分

 

■会費:予約1,000円 当日1,500円(当日の受付はお釣り銭が無い様お願いいたします)

■申込先&問い合わせ genkimatsuri2014@gmail.com  

もしくは、こくちーずで申込⇒http://kokucheese.com/event/index/229860/

 

■参加方法:こくちーず申込か、必ず事前に住所・氏名・連絡先(e-mail/TEL)を明記の上、へメールをお願いいたします。 また参加費用は下記にお振込み下さい。(大変お手数ですが、振込手数料は各自ご負担をお願いいたします。)当日、受付にてお振込みの確認のため振込み領収書あるいは振込み記載通帳コピーをご持参して下さい。

 

■振込先:ゆうちょ銀行 記号10180番号63789661「元気まつりプロジェクト」宛

 

■申込み締切:12月3日(水)(事前でも定員になれば締め切ります)

 

■主催:元気まつりプロジェクト事務局 http://e129.dgblog.dreamgate.gr.jp/e114479.html (担当:重松・大山)

 

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東電の経常利益推定1300億円、前年より数百億円増益、本日福島県知事選。12/7(日)東京・文京区で講演。

2014-10-26 08:47:10 | 福島第一原発と放射能
【 去年5~6人、今年も3人、父の知人が次々突然死する茨城・南部。 幼稚園で、同級生が何人も鼻血が続いた状況 】
【 僕の帯広講演で質問する老舗有名醤油会社社長、材料と製品で二重チェック、汚染のない醤油を売りたいという決意 】

毎週金曜夜配信、木下黄太メルマガの最新号内容。
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本日は福島県知事選挙です。まったく盛り上がらない選挙の前に、こういうニュースが伝えられています。

2015年3月末の見通しで、東京電力が経常利益が1300億円に届く見通しです。

前年よりも、増収増益ということです。

電気料金というのは、払わないことが出来ない類の料金です。税金でなくてもそうした性格が強いものです。

取りはぐれることがありません。

収益見通しも立てやすい。そして、何かに関して、彼らが投資を渋れば渋るほど、収益が上がっています。

あれだけの原発事故を起こしても、ここまで経常利益が膨らんでいく、前年よりも数百億円ほど膨らむ可能性(2014年三月期は1014億円)というのが、東京電力という存在に規定されているということです。

この既得権益は極めて大きい。

こうした状態を原発事故対応よりも、優先させているということが、日本政府は平然と行っているということです。

その上に、更なる電気料金値上げと言う形で、"酷税"までも強いようとしている状況まであります。

これをそのまま呑み込む体制の追認が、福島で選挙の結果として、普通になされる可能性が極めて高いということです。

なんというか、日本人は、どこまでお人よしなのか、理解不能だということです。

 

この福島第一原発二号機西側にある「サブドレン」と呼ばれる井戸2ヶ所では、46万Bq/Lのセシウム汚染水も検出されていますから。

 

 さて、年末、都内で講演会が開催になります。都内で、僕が単独の講演会は、去年のウクライナ報告会から、一年ぶりとなります。東京で開催している「放射能防御プロジェクト」によるミーティングではありません。

 僕も今回はじめて対応している市民グループ「元気まつりプロジェクト」の主催です。この団体からの案内文です。

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【12/7(日)木下黄太講演会in 文京 「放射能の今とこれから」】

2014年12月7日(日)13:30~15:30  (開場:12:45) 

 私たちは3.11以降、それまでの安心・安全な生活が当たり前でないと実感することが多くなり、従来の価値観やものの考え方が通用しなくなりました。今も原発事故による放射能の影響拡大は続いており、このような中で私たちはどのように生命を守り次世代へ命や生活のバトンを渡していけばいいのでしょうか。今回は広く首都圏や近県の皆さまにこれからも少しでも安心・安全を確保しながら、平成27年以降も個人が普通に暮らす日常を取り戻し、またそのために必要な知識を得る機会となることを期待して開催致します。

■会場:文京区民センター2階 (2-A)(文京区本郷4-15-14:TEL3814-6731)

■アクセス:丸ノ内線後楽園駅4B出口徒歩5分、都営三田線&都営大江戸線春日駅A2すぐ 南北線後楽園駅徒歩5分

■対象:放射能について広くご関心がある方

■会費:予約1,000円 当日1,500円(当日の受付はお釣り銭が無い様お願いいたします)

■参加方法:必ず事前に住所・氏名・連絡先(e-mail/TEL)を明記の上、下記へメールをお願いいたします。また参加費用は下記にお振込み下さい。(大変お手数ですが、振込手数料は各自ご負担をお願いいたします。)
当日、受付にてお振込みの確認のため振込み領収書あるいは振込み記載通帳コピーをご持参して下さい。

■振込先:ゆうちょ銀行 記号10180番号63789661「元気まつりプロジェクト」宛

■申込み締切:12月3日(水)(事前でも定員になり次第に締め切ります)

■主催:元気まつりプロジェクト事務局 (担当:重松・大山)

 申込先&問い合わせ genkimatsuri2014@gmail.com  

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恋はホコリに勝てるのか? だっげらいよんはこちらでも⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/



蔵王山火口湖「御釜」は19日も湖面の一部が白濁。本日午後1時より、大阪ミーティング、直接おいで下さい。

2014-10-25 08:41:00 | 地震・火山

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本日午後1時より、大阪中心部で開催! 直接おいで下さい。僕もこれから向かいます。

【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】 

 3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。僕の講演とあわせてミーティングをおこないます。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。

 13:00受付 13:30~15:30 その後、懇親会も別途予定(人数限定)。
淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙  大阪駅より守口車庫行きバス15分、毛馬橋で下車歩3分
 

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木下メルマガ最新号で紹介した読者からのお便りを一部紹介します。
東北で、進路相談などの内容について、あるラジオ番組があります。そのパーソナリティーが熱心な僕のメルマガ読者で、今の番組に寄せられた東北の高校生達の思いも含めて、お便りを書いてこられました。
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仙台のラジオパーソナリティーです。
その節はありがとうございました。また、山形で長い時間、夜遅くまでお話を聞かせて頂きましたこと、今でも大切な経験として生かさせて頂いていると思っています。そのことにも、改めて感謝申し上げます。
さて、ラジオ番組ですが、未だに執っこく継続させておりますよ。
以前は石川県や長野県、熊本や沖縄でも放送したりしてましたが、本年の4月新年度からは、やはり東北地域にもっと拘ろうと考え、青森・秋田・岩手・山形・宮城に絞って流しています。本当は当初から、福島県で最も放送すべきものと捉えてはいるのですが、やはり…と言うか当然と言うか、三年目も終盤に入った今も、福島県の放送局はAMもFMも、受けてくれる気配すらありません。
放送内容からしても無理だとは理解していますが、現実には福島県の高校生からもポツポツとお便りがきます。そのどれもが、深刻に、かつ真剣に悩んでいるものばかりで、読んでいて涙が止まりません。
彼ら彼女らは、親にすら気を遣い、自らの不安感や絶望感を口に出来ないのでしょう。
本当にこの国は、何という国なんでしょうか。
(中略)
学校管理職や教育委員会、文科省を如何に掻い潜っていくかがポイントになると思いますが、長年の知識と人脈でチャレンジしてみます。やはり、若者諸君をどう本気にさせ、引き継いでもらうかを諦める訳にはいきませんから。
最後に、有料メルマガの内容はどんどん先鋭化し、希少価値をもつものに進化していってますね。凄いです。僕も負けずに、これからも与えられた舞台と役割を果たすべく頑張って参りたいと、励みにしています。
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【 去年5~6人、今年も3人、父の知人が次々突然死する茨城・南部。 幼稚園で、同級生が何人も鼻血が続いた状況 】
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 火山噴火予知連が会議をおこなっていますが、討議資料に出ている注意事項です。

繰り返しに近い話ですが、注意しておきましょう。

まず、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山の硫黄山です。

「えびの高原(硫黄山)周辺では、噴気や火山ガスなどが噴出する可能性があるので注意が必要である。」

 気象庁は、きのう、周辺で火山活動が強まっているとして、火口周辺警報も出しています。

段階が一段階あがりました。近づいてはなりません。

「おおむね1kmの範囲では、噴火にともない飛散する大きな噴石に警戒」ということです。

また東北、宮城県と山形県にまたがる蔵王山に関しては、予知連は次のように伝えています。

「8月以降、火山性微動が9回発生し、8月には火山性地震もやや多い状況となった。火山性微動発生時には傾斜変動もみられることがあった。2013年1月以降地震活動の高まりがみられる。過去の活動期には、突発的な噴気孔の生成や、火山ガスの噴出等の現象があったことから、観光や登山で近づく際には十分注意が必要。」

10月8日、さらに19日にも、火口湖である「御釜」で、水面の一部が白く濁る現象もおきています。

また、湖水のイオン分析もされていて、硫酸酸性で、ClやFeも検出されているようです。高温の火山ガスが関係していると分析されています。

こうした状況は、きちんと確認する時代になっています。


 



原発再稼動明言の宮沢洋一経産相事務所はSMで政治活動。韓国に裏金渡し、放射能?石炭灰販売の日本政府。

2014-10-24 00:13:05 | 福島第一原発と放射能
【 去年5~6人、今年も3人、父の知人が次々突然死する茨城・南部。 幼稚園で、同級生が何人も鼻血が続いた状況 】
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 原発再稼動を明言している、宮沢洋一経産相が、事務所として政治資金を使っていたのは、広島市銀山町のSMバーです。

18000円あまり支出しています。広島では、この類のお店はここしかないみたいです。

関連サイトに、縛り写真イベントも掲載されているような店。まあ、SMショーをやるところですから。致し方ないですが。

本人が行こうが行くまいが、秘書が行ったと言おうが言うまいが、アウトだろう、こんな所に政治資金を使っていたら。

つまり宮沢洋一という政治家は事務所として、SMで政治活動をしていたということになるだけですから。

政治家としても、そういうことを許していた人としても、宮沢洋一という人間が終っていると思います。

子どもに、どうしても説明が出来ない低次元ニュースが、経済産業大臣の話として、NHKのトップで報道され、新聞の一面に出るのが、現在の日本のリアルです。

しかし、原発推進する自民・安倍政権が、政治資金不正で小渕優子更迭後、就任三日目の経産相が、このザマです。いよいよ終わりの始まりなのでしょうが、あほらしいくらいに、レベルが低すぎる日本です。

この宮沢経産相は原発再稼動を明言しながら、実は東電株主でもあります。600株保有。

現在の評価額は、20万円程度でも、こちらもかなりの恥知らずです。

まともな話は一つもありません。諸外国は、放射能被曝国は、国ごとおかしくなるだけだろうというような好奇の目で見ていると、確実に僕は思います。

恥ずかしいとしか言えません。

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いよいよ明日、大阪中心部で開催! ごらんの皆さん、是非参加下さい。 

【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】 

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/220194/

 3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。僕の講演とあわせてミーティングをおこないます。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。

 13:00受付 13:30~15:30 その後、懇親会も別途予定(人数限定)。
淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙  大阪駅より守口車庫行きバス15分、毛馬橋で下車歩3分
 

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 次の話は、評価が難しいですが、日本政府が、放射能汚染可能性があるかもしれない石炭灰を、韓国のセメントメーカーにカネを握らせてまで、売っていたという話です。

 この石炭灰は「セシウムが20~70Bq/kg程度は検出された」と韓国の議員は言っているのですが、この発言の事実確認が確実なのかは、僕は疑問には思っています。火力発電所の石炭灰からは、他の自然由来の核種ならともかく、セシウムは、これだけ有意になかなか検出されない筈なのですが。。。

 まあ、火力発電所由来の石炭灰を日本政府が韓国セメントメーカーにお金を渡して受け取らせていた構造があることは、放射能関連の事象としても、産廃関連の国際的構造実態としても認識したほうが良いとは思います。まあ原発事故前、2011年以前から、その量はどんどん増えていたようですし。

下記は、東亜日報の日本語版より引用記事。

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014102311738

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物質検出の日本産石炭灰369万トン輸入、日本政府から1330億ウォンの代金授受

OCTOBER 23, 2014 03:14

国内セメントメーカー各社が、放射能汚染の恐れのある日本産石炭灰を、11年から昨年までの3年間輸入する見返りとして、日本政府から1330億ウォンを受け取っていたことが分かった。
22日、国会環境労働委員会所属の新政治民主連合の李仁榮(イ・インヨン)議員が、環境部から提出された資料によると、双龍(サンヨン)セメントや東洋(トンヤン)セメント、ラファージュ漢拏セメント、韓一(ハンイル)セメントの国内セメント会社4社は、福島原発事故が起きた11年から昨年にかけて、日本から石炭灰369万トンを持ち込んだ。この過程で、日本政府から受け取った廃棄物処理代価は、計1330億ウォンだった。石炭灰は、セメントに必要な粘土成分の代替材として使われている。

国内セメントメーカー各社が、日本産石炭灰を持ち込む見返りとして受け取った資金額が公開されたのは今回が初めてだ。日本産石炭灰の輸入量は、△11年=111万1000トン(409億700万ウォン)、△12年=123万2000トン(477億8700万ウォン)、△13年=134万7000トン(443億3400万ウォン)と、増加傾向にある。

李議員は、「問題は、日本産石炭灰から、1キロ当たり20~73ベクレルのセシウムが検出されたことだ」とし、「基準値(370ベクレル)よりは低いが、石炭灰がセメント原料や建築材、産業材などに使われていることを考慮すれば、生活空間で持続的にセシウムにさらされる可能性がある」と話した。放射能物質のセシウムが基準値を超え、体内に入った場合、骨髄がん、甲状腺がんなどを引き起こしかねないという指摘がある。

一方、同期間に国内で発生(採掘)した石炭灰は、その大半を埋め立てたことが確認された。李議員は、「日本の石炭灰は、1トン当たり15ドル程度の廃棄物の処理費を受けとるため、セメントメーカーでは頻繁に輸入している」としながら、「しかし政府は、輸入した石炭灰に対して、詳しい検査を行っておらず、対策が急務だ」と指摘した。

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福島第一原発1号機建屋カバー屋根に8ヶ所の穴、週末迄に48ヶ所予定、来週に屋根パネル1枚取り外しへ。

2014-10-23 08:50:00 | 福島第一原発と放射能

明後日土曜日、大阪中心部で開催します! ごらんの皆さん、是非参加下さい。 

【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】 

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/220194/

 3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。僕の講演とあわせてミーティングをおこないます。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。

 13:00受付 13:30~15:30 その後、懇親会も別途予定(人数限定)。
淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙  大阪駅より守口車庫行きバス15分、毛馬橋で下車歩3分
 

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 福島第一原子力発電所1号機は、放射性物質の飛散抑制を目的で、2011年10月に設置した建屋カバーの解体作業をきのう22日から開始しています。

今週は、カバーの屋根パネルを一部貫通させて飛散防止剤を散布する状態です。

きのうは8ヶ所の穴、屋根パネルを貫通させています。

週末までに、48ヶ所の穴を貫通させるそうです。

そして工程をスタートした22日からおよそ一週間後に、屋根パネルを1枚、取り外す予定ということです。

もちろん、様子見ながら取りはずすようですが、工程どおりに、進行するなら、

来週、屋根パネルを外す時点で、少なくとも、周囲の数十キロエリアは警戒すべきと思います。

さらにもう一週間以内に屋根パネルもう1枚取り外し、11月末まで様子を見た上で、一度、2枚ともパネルを屋根に戻す予定です。

そして、三ヶ月の検討期間を設けるみたいです。

検討期間という文字を見て僕はこう思います。

つまり、これは実験に近いことがおこなわれるという話です。慎重に気をつけていると言いながら、放射性物質の拡散可能性を否定できない状態の中で、綱渡りの作業が続く話です。

実際に、近隣エリアに、これまでよりも拡散する可能性が否定できない状態なのだろうと思います。

こうしたエリアで生きていくことが、困難の上にも、困難であることを、はっきりとこうした工程でさえも、指し示してくれていると僕は思います。

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エボラ出血熱対策で国際原子力機関(IAEA)が診断装置を提供という善意PRに潜むこと 】

【 安倍政権の原発再稼動広告塔、マスコミが総理候補と持ち上げた小渕優子経産相のカネを巡る低レベルスキャンダル 】

【 衝撃! 治療の面で、きちんとした医療を受けられていない福島の子ども達、西尾正道北海道がんセンター名誉院長との対話 】

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岡山市が開催した移住の下見ツアーが先週末行われました。

定員30名のところ応募65名、当日の参加者は10組27名だったそうです。

岡山市移住・定住支援室によると、内訳は神奈川3組、東京2組、福島・埼玉・千葉・広島・長崎各1組。
広島と長崎を除く、8組のご家族は原発震災により、避難移住を検討している人たちのようです。

岡山の地元テレビ局でも、こうした内容の特集がまた繰り返し報道されていました。

例えば、KSBの内容。⇒http://www.ksb.co.jp/newsweb/index

ここで『増える岡山移住…新しい“豊かさ”へ』という特集が為されています。

岡山からの「パラダイムシフト」や「地殻変動」というワードを口にする専門家。

 

「放射能の影響が気になる」という文言が当たり前のように、またインタビューで流されていますし、お子さんの健康状態を懸念する話が普通に出ています。

受け応えで、地元保育園の中には、「魚やキノコを気にする方がいるので、その場合は、お弁当で対応している」というような話も、普通に放送されています。

こうしたことが、テレビで、当たり前に報道されていることを首都圏の人々がどのように受け止めるのかということだろうと、僕は思っています。

なお、「放射能防御プロジェクト中国」は岡山で中心的に活動しています。

こちらから参加できます⇒https://www.facebook.com/groups/cyugoku.info/

 この「放射能防御プロジェクト中国」、岡山での活動体「RDPおかやま(放射能防御プロジェクト 岡山)」は、岡山ドームフリマ交流ブースに毎回参加しています。次回11/29(土)です。協力しているお母さんからのメッセージです。

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フリマは原発事故とはまったく無縁の場所。 
そこで通りすがりの地元の方に関心を持っていただけることはとても嬉しく思います。

今回も、「知らなかったから知って良かった」、とか、「もっと知りたい」、と言っていただけました。
また、「知ってたよ、Youtubeにこんな動画あるから見てみたら?」(安倍首相が被災地で食べて応援している動画、側近が裏でこっそりOKフードに差し変えていて、被災地の方が複雑な表情でいる様子だそうです)と逆に知らせてもらったり。 
「やっぱりね!」と疑わしく思っていたけどその思いを確信に変えてくれた(?)パパさんもいたり。 
「ここは岡山なんだからあの地図は伊方原発から見た地図で作らないとだめだ、作っているあんた方が気付かないでどうする!?」と愛ある(?)お叱りをいただいたり。(それは島根原発事故の被害予想地図?のこと)
ちょっと話を聞いただけで「海のモノは食べない方がいいのか」と聞いてくる鋭い感覚を持った若いママさんやおじさん。
「もっと知りたいから来月も来たいです!コレ(作成したチラシ)持ってくれば私のこと分かってもらえますか!?」と言ってくれたママさん。
動物風船につられてきた無関心そうなパパさん、後から加わって話しを聞き始めたママさんの方が、最後にチラシ欲しいと自ら言ってくれたり。
そんな地元の方のひとりひとりが、とても印象に残ってます。 そして、関心を示してくれることでとても心の支えになってます。

 

 


【原子力に反対する100個の十分な理由】『シェーナウの想い』で知られる独市民電力会社から日本語で警句。

2014-10-22 08:23:55 | 福島第一原発と放射能


 【 拡散・注意! 】本日から、福島第一原子力発電所1号機は、放射性物質の飛散抑制を目的で2011年10月に設置した建屋カバーの解体作業を開始します。ただし、今週は、屋根を一部貫通させて飛散防止剤を散布する状態です。屋根パネルを外す時点で、少なくとも、周囲の数十キロエリアは警戒すべきと思います。

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今週土曜日、大阪中心部で開催します! ごらんの皆さん、是非参加下さい。 

【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】 

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/220194/

 3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。僕の講演とあわせてミーティングをおこないます。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。

 13:00受付 13:30~15:30 その後、懇親会も別途予定(人数限定)。
淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙  大阪駅より守口車庫行きバス15分、毛馬橋で下車歩3分
 

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ドイツのドキュメンタリー『シェーナウの想い』をご存知でしょうか。

ドイツ南西部のシェーナウ市で、チェルノブイリ事故をきっかけに、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力会社をつくることを描いたドキュメンタリーフィルムです。日本で上映されています。

このEWSシェーナウ電力会社が、【原子力に反対する100個の十分な理由】という冊子を、日本語訳した冊子を、ネット上に公開したそうです。その代表からのメッセージもあわせて、届きました。

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http://100-gute-gruende.de/pdf/g100rs_jp.pdf(「原子力に反対する100個の十分な理由」日本語版) 

日本語訳版の発行に伴い、ウアズラ・スラーデク(Ursula Sladek)女史が、EWS電力会社を代表して、下記のメッセージを日本の皆様に送っています:


日本の読者の方々に

福島の原子力発電事故は、私たちにこの冊子を日本語に翻訳することを思い立たせました。
ここに記した数多くの数値やデータは、ドイツの原子力発電所に関するものですが、
事実は世界中どこでも同じです――原子力エネルギーは危険であり、非民主的で、高額で、不要なものです。
この小さな冊子が日本において、原子力に反対する市民運動に少しでも力を与え、支持するものであれば幸いです。
日本にお住まいの方で、地震に、津波に、そして原子力災害で悲惨な目に遭われたすべての方々に、私たちから心からのお見舞いを申し上げます。
自然災害による脅威は、この先も私たち人間が完全に管理することはできないでしょうが、
日本において原子力は私たち人間で終りにすることができます――
この道を進まれ、幸運を心から願っています!みなさまのことを心から想って、

ウアズラ・スラーデク(Ursula Sladek)EWSシェーナウ電力会社代表
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以下、EWSシェーナウ電力会社が設立された歴史について簡単に説明させて戴きます:

EWSシェーナウ電力会社は1、000人の市民が所有する電力会社で、ドイツのシュヴァルツヴァルト(Schwarzwald-ドイツ南西部に南北につらなる高原状の山地 )に位置する、人口2,000人ちょっとの小さな町、シェーナウにあります。
1986年、チェルノブイリ原発事故から放出された放射能雲がヨーロッパ全土をおおったとき、シェーナウに住む多くの親たちは、自分たちの子供たちの健康を憂慮しました。
そして、原子力発電に反対する行動を起こそうと市民運動を立ち上げ、「原発のない未来のための親の会」を結成しました。
まず、彼らが取り組んでいった課題は、「電力節約(省エネルギー)」でした。
彼らは他の住民たちにも「電力を節約すること」を勧めていく活動を行いました。
電力会社にも「電力節約」への協力を要請したのですが、「我々のビジネスは、電力を売ることであって、電力を節約することではないのですよ」と、簡単に拒否されてしまいました。
そこで、住民たちは「電力送電網」を自分たちのものにしていくことを思い立ったのでした。
「市民が自らの手でソーラ、風力、水力を利用して電力を生産すること、
そして、それを自分たちが所有する送電網に送る込み、電力を供給すること」、これが、彼らの目指すべきゴールとなりました。
その間、送電網の所有に関する住民投票が2度あり、市民が運営するEWS電力会社は、2度とも、住民投票で勝利を得ました。しかし、電力会社からは「得票があっても、送電網の所有権は我々にあるのだ。
送電網を自分たちのものにしたいのなら、900万マルク(約4億5千万円)で売ってやるよ」との言葉がかえってきたのでした。
送電網を自分たちのものにするための資金集め市民運動が始まりました。
それから、彼らは7年間を費やして、ついに送電網を自分たちのものにすることができたのでした。
現在、ESWシェーナウ電力会社は、ドイツ全国にわたり計およそ15万の個人世帯へ電力を供給しています。
ドイツにおける電力購入は、どこから電力を買うのか、個人個人が自由に選択できるシステムになっています。

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この冊子を読みましたが、下記のような刺激的な見出しも多く記載されていて、一読するとわかりやすい内容が記載されています。

【原子力に反対する100個の十分な理由】から、見出しを以下に一部転載します。


ウラン産出は数多くの人びとの生活基盤を破壊する

ウラン鉱山業は癌を引き起こす。

ウラン採掘は死の大地を生み出す。

六フッ化ウランが絡む事故は破局的な大惨事を招きかねない。

原子力発電所は子供だけを病気にするわけではない。

原子力発電所は大気へ、水中へと放射性物質を排出している。

原子力発電所からの放射性廃棄物は、DNA にまで組み込まれる。

チェルノブイリの原子炉事故は数え切れないほど多くの人びとの生活を破壊した。

3 日に 1 度はドイツの原子力発電所のどこかで、「安全性にかかわる」事故・故障が発生している。

原子力発電所は十分に地震対策がなされていない。

新型の原子炉でさえ、安全でない。

単に嵐が来ただけで事故の危険性が高まる。

ドイツの原子力発電所で破局的な大災害が発生すると、それはチェルノブイリ事故よりも大きな被害が出る。

ドイツの原子力発電所における破局的な大災害発生の際には、数百万もの人びとが著しい健康被害を覚悟しなければならない。

破局的な大災害の際には、数千 km2 の区域に永続的に人が住めなくなる。

ある地域全域の数時間以内での避難は不可能である。

これまで核廃棄物はただの 1g として無害に処分されていない。

核廃棄物とは百万年にわたる放射線危害である。

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【 エボラ出血熱対策で国際原子力機関(IAEA)が診断装置を提供という善意PRに潜むこと 】

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「帯広・十勝の農家は世帯年収が1000万円を超えています」避難⇒移住の大きなポイントは経済的活性度。

2014-10-21 01:53:45 | 福島第一原発と放射能

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まだ、帯広におります。

この一日、この農業地帯の実状を、いろんなところに連れて行っていただき、視察しました。

牛を育成している牧場で、食べている牧草などに、セシウム134は全く検出されず、チェルノブイリなど過去由来の可能性が高いセシウム137が軽微に検出されている位だったそうです。

とにかく陸上のものを極力安全に生産しようとする試みはいろんな形であるようです。生産力を高める為には、こうした安全への配慮も欠かせません。

さて、こうした生産力は、どういう背景があるのか。

これは、帯広、十勝エリアで全国屈指の規模で、大規模農業、畑作が展開していることです。

十勝の一戸当たりの平均耕地面積はおよそ38ヘクタール、全国平均の24倍、北海道平均の2倍です。

こういう大規模農業エリアでは何があるのか。

豊かな農家が多く居るということです。生産力が桁違いな為です。

実は、このあたりの農家で、世帯年収は1000万円を超えることがあたりまえだということです。

それは終日、このエリアを車で走っていて感じたのですが、農家でとにかく新しくて大きな家がとても多いこと。

そこに、外国車や高級車が必ず止まっていること。

レストランの前にあった、小さい直売スペースに、車を停めて野菜を売っている農家のおじさんが居ました。新鮮な野菜で、とてもよかったのですが、本州なら軽トラで乗り付けている感覚だろうと思います。

しかし、その野菜売りのおじさんが乗りつけた自動車は、白いクラウンでした。

こんな光景を畑作が多い場所で見るのは、国内では、帯広、十勝エリアだけかもしれません。

実は、そういうことは人個人個人の意識にも影響を与えます。

経済的ゆとりが存在することで、いろんなことで人に鷹揚になる人が多いと聞きました。

この地域に進出したある会社の人は、地元の経済関係者も行政担当者も、まったくこの場所を始めての我々にとても好意的に接してくれて、このため、この関係性の良さに惹かれて、工場進出をしたと。他から来る人をここまで好意的に受け入れてくれる地方都市はそんなにないですよ、と。

こういう経済的余裕に裏づけされた鷹揚さがあることは、被曝回避した避難移住者にとっては、実は住みやすい環境であると思います。

しかも、経済活性度が高いということは、農業以外の仕事もいろんなことで、市街地で見つけやすくなることはまちがいありません。一地方都市というよりも、北海道農業の集積都市として、東日本でも屈指の活性化した街であることが、二年くらい前よりも顕著になっている帯広です。

汚染という観点では、完全にクリアとはいえないかもしれません。しかし、福島第一原発との距離感はあり、かなり軽微な汚染しか土壌には確認されていないことから考えるマイナス部分と、こうした現実生活における経済的活性度のプラス面を、バランスで考えるべき場として、帯広、十勝エリアはあると思います。

豊かなエリアということだけでも、被曝回避で移住する際に、大きなきっかけになることだけは間違いありません。

北海道の中でも、いや日本国内の地方でも、帯広、十勝エリアのそうした状況は、よい意味で他の日本にあまり存在しない状態だと、僕は思います。

ウクライナでも、ベラルーシでも、被曝回避で避難することが、経済的により活性化したいという要求も同時に満たすように、海外避難を望み、行動した人々もいますから。

経済的活性度は大切。そうした大切さを、帯広農家は僕に認識させてくれました。

ちなみに木下帯広講演も主催者は主にここで農家の仕事をしている皆さんです。よく物事を見る余裕があることで、ここまで視野が広がっています。こういう方達の努力はすごいと思いますし、そうした意識水準にある農家が、しかも一定数居ることが、帯広の底力と僕は思います。

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今週土曜日、大阪中心部での開催! 是非参加下さい。

 

【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】

 

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再確認!北海道各地のセシウム137土壌汚染地図。帯広講演は、被曝に関心のある地元住民100名以上参加。

2014-10-20 07:57:05 | 福島第一原発と放射能

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帯広講演には、100人以上の方が来場されていました。

ここには、二年ぶりにお邪魔したのですが、農業中心に活性化している都市の為か、世代を問わず、この問題に関心を持つ人々が多数来られていた様子です。

しかもそのうちのほとんどは、地元住民の方。

避難者は片手程度しかいなくて、しかも来場者の半分近くは、僕の情報発信を読んでいるわけでもない方達も多く来場されていました。

前日の旭川が、来場者の半数が原発事故後の避難・移住者だったのに比べると、全く趣の違う会となりました。農業に関して、いろんな意味で先導的な立場にある地域で、被曝防御という観点で、意識が高まることは望ましいですし、講演会の反応もよかったです。

農を守るエリアでは、原発に関しての否定意識が強いというあたりまえの感覚もあると思います。

主催している市民団体、十勝ネット市民の会などが、被曝問題に関して継続的に取り組んでいることも、こういう反応を招いている結果だと思いました。

終了後に、地元の議員で、北海道放射能分析センターという測定所を設立した方も、話しかけてこられましたが、最近の給食測定の状況を説明されていました。

そうしたことが、一般市民や役所的な感覚でも、当たり前の話として機能していて、しかも経済的に活性化が続いている(二年前よりも)都市は北海道どころか、他地域にも殆どありません。この帯広というところの特質をどう考えるのかは、これから国内における放射能防御にとって示唆するものがある可能性をぼくは考えています。

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13:00受付 13:30~15:30 その後、懇親会も別途予定(人数限定)。
淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙  大阪駅より守口車庫行きバス15分、毛馬橋で下車歩3分

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 北海道は元々、放射性物質による土壌汚染は、チェルノブイリや核実験由来で薄く汚染はある地域です。チェルノブイリ事故後に、牛乳の汚染がみつかりました。今回の原発事故後に、一時、牛乳の汚染が確認されたレベルよりも、チェルノブイリ事故後の汚染の方が大きかったですから。今回の福島第一原発事故以降の積み増しは多くはありませんが、そうした汚染がどの程度は元々存在していたのかも含めて、データは確認したほうがよいです。元々から、数q/kg程度の汚染が積みあがった程度には認識しておいたほうがよいですから。




 上記の地図中にある採取場所とセシウム137は以下のとおり。ベラルーシ製NAIシンチレーションAT1320による測定の為、機械性能限界があり、セシウム134は表示しない。原発事故から一年後、2012年春頃の採取が殆ど。僕の今回講演招聘の中核でもある、旭川の市民測定所『蝦夷の黒船』(「北海道の土壌放射能を調査する会」)の測定。


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僕らの団体「放射能防御プロジェクト」による土壌調査の北海道分。ゲルマニウム半導体検出器により、検査会社に依頼して検査したもの。

採取日、採取場所、セシウム134、セシウム137、合算(Bq/kg)  

 2011.10.11 公道の植え込み 北海道標津郡中標津町  1.7  2.3  4 
 2011.10.19 庭 北海道広尾郡広尾町 ND  13  13 
 2011.09.28 庭 北海道旭川市春光 ND 1.6  1.6 
 2011.10.10 庭 北海道河東郡音更町木野西通  1.4  ND  1.4 
 2011.10.10 空き地 北海道釧路市知人町 1.2  1.8  3 
 2011.09.29 プランターの土 北海道上川郡東川町西町  ND  1.6  1.6 
 2011.09.30 家庭菜園 北海道上川郡当麻町中央  ND  1.8  1.8 
 2011.10.09 庭 北海道北見市幸町 ND  1.7  1.7 
 2011.09.30 公園、駐車場 北海道千歳市北陽 ND  3.2  3.2 
 2011.10.08 公園 北海道札幌市厚別区厚別西 ND  0    0
 2011.10.01 敷地内の土 北海道札幌市中央区盤渓   0.9  2.4  3.3 
 2011.10.05 敷地内の土 北海道札幌市北区あいの里  ND   0      0
 2011.10.05 畑 北海道札幌市北区篠路町拓北  ND 4.1  4.1 


「放射能防御プロジェクト北海道」参加希望者は⇒⇒⇒https://www.facebook.com/groups/238760466232853/


                                                                

 




「お米は福島米を使ってます」農業エリア十勝の有名焼肉店、産地確認の重要性。本日は帯広講演。

2014-10-19 07:50:25 | 福島第一原発と放射能
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 きのうは、旭川でお話を致しました。一番実は驚いたのが、参加者の半数が避難者だったことです。最近、講演会で、どの地域でも、地元が多数いて、避難者がどんどん参加しなくなっている現実をどう考えるのか、ということがポイントだったのですが、旭川では、その流れとは逆でした。首都圏からの避難者のみならず、仙台避難者の方も何人かいて、避難の流れと言うのが多層的になっている状態が認識できた会となりました。

 旭川での問題として、指摘があったのは有機肥料などの話で、結局JAなどの担当者ベースでいろんな懸念を伝えていても、もともとのルーティーンにないことを、何か確かめようとする動きを取る事が殆どないということでした。意識が全くないということが、正確なのだろうと思いますか、土壌汚染がほぼ無い地域で、その土壌を有効に使う為に、肥料などに関しての意識を上げていく事は如何に難しいのかということです。勿論、これはどの地域だから、どうだと言い切れるものでもないと思います。

 そして、その後は十勝エリアに移動しました。この地域は農業中心の地域。しかも、経済的活性度は、実は全道の中でも屈指の状態です。帯広の街中を夜に歩いているだけで、この地域が現在どういう状態なのかも、よくわかります。実は飲食店が数多く並んでいて、こちらが何人かで動いていたこともあるのですが、店がほとんど満員で入れません。地元の産物をよく出している屋台街もあるのですが、なかなか席にあきがない状態です。土曜日の夜に、友人知人(家族連れはほとんどみませんでした)達とこんなに外食に繰り出す光景が見られる街は、北海道に限らず珍しいです。

 現地の方達には、実感がないようですが、全国を行き来している僕からすると、こうしたパワーを感じる地域は殆どありません。農業中心という動きが結実化しています。こういう経済の躍動感がある場所というのは、移住という観点でも大きな促進要因ともなりますから。

本日は、午後二時から、この帯広で講演をおこないます。直接、おいで下さい。

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帯広で、きょう午後二時開催、直接おいで下さい。

 【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

開場:14時 開演:午後14時30分    とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

詳細⇒http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html

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実は農業地帯、この十勝・帯広エリアでも、産地確認が大切なことを実感しました。

混んでいる店が多い中で、地元でも有名な焼肉店、十勝牛のお店に入ろうとしたのですが、ここも満員で、10分待ってくれとまず言われました。

牛肉は、固体識別番号も含めて、産地表示されていて、十勝エリアの牛ばかりです。でも、待たされるのも嫌だったこともあり、一応は先に尋ねました。

「お米は、北海道米ですか?」

この地域では大半の飲食店は北海道米、新米のシーズンで、道内特有のコンビニなどでも、おにぎりは北海道米と明示していたり、「夢ぴりか」などのブランド米を誇っているお店も多いです。こちらは、一応聞いただけのつもりでした。

「いえ、うちは福島米です。」笑って答えられていました。

我々は、そのまま店を待たずに出ます。

「あの焼肉屋、食べて応援だったんだね」と、地元同行者がかなりびっくりしていました。

「聞いてよかった。地元牛の焼肉店として美味しいと有名だから、当たり前に北海道米だろうと思い込んでいたよ。」

食べたい人が食べることを僕は否定する立場ではありませんが、食べない自由は保障されるべきです。簡易検査でセシウム100Bq/kgの汚染が無いことしか、福島米は担保はありませんから。

外食での産地確認という、気の重い作業はやはり確実に行わないとならないと、またもや痛感した、農業エリア、十勝の夜でした。

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この土曜日、大阪中心部での開催! 【10/25(土) 木下黄太 大阪ミーティング】

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3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。僕の講演とあわせてミーティングをおこないます。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。

13:00受付 13:30~15:30 その後、懇親会も別途予定(人数限定)。
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 内閣府がきのう公表した「人口、経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」では、東京集中を「望ましくない」と考えている人は48.3%と回答ではダントツでした。

 20代、30代、40代の都市在住者(東京や政令指定都市など)では、地方移住に関して聞いたところ、半数以上が「移住してもよい」と回答しているようです。

 放射能汚染関連のみならず、こうした意識をもつ人々が、特に若い現役世代に多いというのが実状であることは、認識しておいた方がよいと思います。

 ここに東京での放射能汚染という要素の認識がきちんと付け加わると、更に意識は加速すると思いますから。

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可愛いアルパカも放射能嫌いな危険厨、だっげらいよんはこちらでも⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/