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【艇王・植木通彦 さわやか交友録】チャレンジカップ、レディースCC出場の2レーサー 徳増秀樹選手「感謝」を胸に久々Vの予感 中田夕貴選手、メンタル支える「一笑懸命」 (1/2ページ)

 28日まで東京・ボートレース多摩川でSG第24回チャレンジカップ、GIIレディースチャレンジカップが開催中です。今回は、「ボートレースウイークリー」に昨年7月に出演しチャレンジカップに選出順位34位で出場の徳増秀樹選手(75期・静岡県出身)、11月15日に出演しレディースチャレンジカップに選出順位19位で出場の中田夕貴選手(117期・埼玉県出身)について書きます。

 

 1994年11月にボートレース浜名湖(静岡)でプロデビュー、その後順調に実績を挙げSG優勝はすぐできるといわれながら、2020年広島・宮島のSGグランドチャンピオンで悲願の優勝。SG優出10回目、デビュー25年8カ月、45歳6カ月でのSG初戴冠となりました。この優勝に徳増ファンはもちろん、ボートレースファンの皆さまは感動されたと思います。翌年には公益のため多額の私財を寄付されたことで紺綬褒章を授与されました。

 現在SGやGI中心に活躍中ですが、少し優勝から遠ざかっています。その意味で今回のチャレンジカップに寄せるファンの期待は大きく、本人もグランプリ出場を心に期していると思います。

 番組中サインには「感謝」と書かれました。苦労した分感謝の思いも大きいのでしょう。

 コースを問わず早いスタートからのレースが魅力の徳増選手にご注目ください。

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