民主党「次の内閣」
ネクスト外務大臣 山口壯
ネクスト防衛大臣 広田一

 政府は、1月30日午前10時頃、東シナ海で警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦が、中国海軍艦艇から射撃の目標をとらえる火器管制用レーダーを照射されたと発表した。

 このような行為は一発触発の事態となりかねない極めて危険な行為である。国際的な常識からしても常軌を逸した行動であり、中国政府に対し厳重に抗議する。日中間の関係改善にむけて信頼構築に努めなければならない時に中国海軍が水を差す行為をとったことは極めて遺憾である。

 今回の事件の公表のタイミングや内容については、我が国の正当性が当事国や国際社会に十分に理解されるように留意すべきである。

 我が国と中国は東アジアの平和・安定に責任を有する。日中両国は外交による、大局観に立った冷静な対話を通じて努力を重ねていかなければならない。

PDF「【談話】中国海軍艦艇による海上自衛隊の護衛艦に対する射撃用レーダー照射について」【談話】中国海軍艦艇による海上自衛隊の護衛艦に対する射撃用レーダー照射について