「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログです。

「放射能」「被曝」「原発」、日本のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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94,567人に到達。目標十万人まであと五千人あまりです。

2008-08-16 06:24:10 | 署名などの報告(会の活動報告)
お盆ですが東京で仕事をしています。

さて
汐留の日テレジャンボリーの署名は
ブースの人の流れがかわりました。
長井さんブースの目の前でやっていた
「行列が出来る法律相談所」の絵画展が、
終了してしまい、
人の流れが、大幅に減ってしまいました。
きのう最終的に集まった署名は
27枚分、324名でした。
でも署名総数は94,567人になりました。
あと五千人あまりで十万人の大台に届きます。

街頭署名をしていると人は深くなると思う
僕なのですが、
彼の話もそれを裏付けます。
あるボランティアの文章の要約です。

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街頭署名で
見た目は全く普通の若者なのですが、
何人かは
「関心を持っていた」と言って、
深く質問してくる人に出会います。

たとえば、池袋で、今時の20代女性。
「私はこの事件(長井さん)が起きるまで、
色々な事件に関して
全くと言っていい程無関心でした。
でも今回の事件で強い衝撃を受けて、
とにかく調べて調べて(長井さんの事件だけではなく)
色々な事を知りました。
今まで自分が”世の中で起きている事”に
興味を持っていなかった事も怖かったし、
世界中で色々な事が起こっている事も知って、
それについても怖くなりました。
また、放送されるべき事が
放送されていないという事にも気が付き、
それについてもずっと疑問に思っていました。
色々な事を知り、関心を持てるようにもなれたのですが、
周りの人にこれらの事
(長井さんの事、世の中で起こっている事、
報道のあり方に対する疑問)について
話しをしても誰も知らない、
誰に話せば良いのかずっと分からなかった。」
と言っていました。
こちらがいろいろと話をすると、彼女は、
「今まで誰に話せば良いのか分からなかったので、
今日こうしてお話しすることが出来て良かったです。
 ありがとうございました」
と言って去って行きました。

また、巣鴨では二十歳そこそこの男性から、
同じような質問を受け、同じ様に回答しました。
彼は「色々と知る事が出来て良かったです。長々とありがとうございました。」
と言って去って行きました。

共に15分から20分位、語りました。
僕が知っている限りのありったけの事を伝える訳ですが、
この様に意識の高い若者に出会えると、
街頭署名を続けてきて良かったなぁと思います。

”長井さんがどんな人だったのか、
長井さんのした事の意味、
また長井さんがした事によって色々な何か
(人々の意識や報道のあり方等)が
変わろうとしているのではないか”という事を
たくさんの人に伝える手助けになれている様で、
またそうする事が、
”長井さんが伝えようとしていた事を伝える役目”
に繋がっている様で、とても光栄に思います。
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