民主・みんな・維新・社民・生活の野党5党は29日、議員立法「児童の通学安全の確保に関する施策の推進に関する法律案」を共同で参院に提出した(写真は参院事務総長に法案を手渡す提出者。中央左が民主党の斎藤嘉隆議員、左端が大島九州男議員)。

 法案は、2012年4月に京都府亀岡市で起きた登校中の児童らを巻き込む交通事故をはじめ、通学路上での事故が相次いでいることから、(1)通学時の子どもの安全確保策について、国が基本指針、市町村が基本方針と児童通学安全計画を定める(2)市町村がつくる安全計画には、小学校ごとに組織された児童通学交通安全協議会(市町村、小学校、道路の管理者、都道府県公安委員会、保護者、地域住民で構成)の意向を反映する(3)安全計画に基づいて、国から市町村・都道府県に交付金が交付され、必要な事業を実施する――という対策の仕組みを設けようとするもの。今年6月にも民主・みんな・生活・みどり・社民の5党で同様の法案を共同提出している。

PDF「児童通学安全確保法案の概要」児童通学安全確保法案の概要

PDF「児童通学安全確保違法案要綱」児童通学安全確保違法案要綱

PDF「児童通学安全確保法案」児童通学安全確保法案

PDF「児童通学安全確保法案概念図」児童通学安全確保法案概念図