店の弁当を次々と盗んでいく男…

わずか3分の犯行の一部始終を、複数の防犯カメラが記録していた。

事件が起きたのは、11月23日午後7時ごろ。北九州市にある24時間営業の無人販売店に、上下黒のジャージ姿で帽子をかぶった男が入ってきた。

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男はテーブルに並んだ弁当を品定めするように店内をぐるりと1周すると、弁当を1つ手に取った。

その後、別のテーブルの方に移動すると、次々と弁当に手を伸ばしていった。

男は合わせて4つの弁当を選び、両手いっぱいの状態に…

しかし、1円も支払うことなく、ゆっくりと店の外に出ていった。

犯行時間はわずか3分。

店によると、持ち去られたのは1500円のリブロースステーキ弁当など、4つで合わせて3600円分だという。

銀次郎のお弁当・到津店 恵山高志オーナー:
当たり前のように持っていきますよね。会計ボックスに近寄りもしてないですからね。

被害はこれにとどまらず、犯行翌日の24日もほぼ同じ時間帯に弁当が持ち去られたという。

前日の男と同一人物なのだろうか、同じように店内の弁当を見て回り、3つの弁当を選ぶ。

翌日(24日)の映像
翌日(24日)の映像

この日も代金を支払うことなく、店から出て行った。

銀次郎のお弁当・到津店 恵山高志オーナー:
見た感じで店に入った瞬間から「また来たな」と思いましたから、同一犯だと思います。

警察は同一人物による連続窃盗事件の可能性もあるとみて調べている。

(「イット!」11月25日放送分より)