伊藤忠、食品ごみをバイオガスに 中小型装置を国内販売へ

伊藤忠商事が販売を計画する、食品ごみからバイオガスを製造する小型装置(同社提供)
伊藤忠商事が販売を計画する、食品ごみからバイオガスを製造する小型装置(同社提供)
16時14分
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 伊藤忠商事は26日、食品ごみからバイオガスを製造する中小型の装置を、2023年度から国内で販売する計画を明らかにした。焼却処分してきた食品ごみの排出を減らすのと同時に再生可能エネルギーに転換できるもので、導入しやすい規模の装置の需要が高まると判断。環境負荷の軽減策の一つとして自治体や食品会社、食堂がある大学や企業に売り込む。

 伊藤忠は10月、海上コンテナ型のガス製造装置を手がける米新興企業のインパクトバイオエナジーに出資した。23年度に装置を輸入して試験販売を始め、24年度には国内生産体制を整えて本格販売に乗り出したい考えだ。

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