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【3月23日】野生鳥獣肉の放射性物質測定結果について(自然環境課)

  平成24年4月から食品の放射性物質基準が新しく施行されるにあたり、県内で捕獲した野生鳥獣肉の放射性物質を測定した結果、現行の食肉の暫定規制値(500ベクレル/kg)を超える検体はありませんでしたが、新基準値(100ベクレル/kg)を超えたものが36検体確認されましたので、野生鳥獣肉の自家消費については慎重に対応していただくよう周知します。

1 測定状況

(1)測定日

 平成24年3月15日(木)~19日(月)

(2)検体数

 77検体(内訳:イノシシ:39、ニホンジカ:29、キジ:8、ヤマドリ:1)

(3)市町村

 22市町村

2 測定結果

(1)各鳥獣種最大値

各獣種最大値
鳥獣種 捕獲概要 検出放射性物質(セシウム)Bq/kg
捕獲場所 捕獲月日 雌雄 134 137
イノシシ 高崎市 2月28日 142 226 368
ニホンジカ みどり市 12月29日 129 179 308
キジ 沼田市 2月12日 20 25 45
ヤマドリ 長野原町 2月14日 15 不検出 15

(注)検出放射性物質の単位は、ベクレル/kg
   不検出とは、10ベクレル/kg未満
   測定は、民間検査機関で実施
   測定機器は、ゲルマニウム半導体検出器を使用

(2)新基準値(100ベクレル/kg)を超えた検体数

新基準値を超えた検体数
鳥獣名 100Bq/kgを超えた検体

備考
500Bq/kg超の検体

検体数 市町村名
イノシシ 25 高崎市、桐生市、太田市、沼田市、渋川市、藤岡市、安中市、みどり市、下仁田町、南牧村、中之条町、高山村、東吾妻町、片品村、川場村、みなかみ町(16) 該当なし
ニホンジカ 11 前橋市、高崎市、沼田市、みどり市、下仁田町、片品村、川場村、みなかみ町 (8) 該当なし
キジ 0   該当なし
ヤマドリ 0   該当なし

(3)検体別測定結果

3 今後の対応

(1)市町村等への周知

 野生鳥獣肉は、自家消費されることがあるので、100Bq/kgを超えた市町村区域における自家消費について慎重に対応していただくよう周知

(2)食品営業者への指導

 野生鳥獣肉を取り扱っている県内食肉処理施設及び飲食店等の営業者に対し、100Bq/kgを超えた市町村及び隣接市町村の区域で捕獲された野生鳥獣肉の提供を自粛するよう要請。
 また、その他の県内区域において捕獲されたものについても自主検査により安全性を確認するよう指導。

(3)検査計画

 平成24年3月12日付け厚生労働省通知に基づき検査計画を策定し、計画的に検査を実施

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