新たに決まった公認内定者を記者団に説明する馬淵選対委員長

 民主党は21日午後に開いた常任幹事会で、次期衆参両院選挙に向けて新たに衆院4人、参院1人を公認内定候補者とすることを決めた。

 新たに公認内定候補者となったのは次の顔ぶれ。

  • 衆院北海道6区 佐々木隆博(ささき・たかひろ)64歳、元衆院議員
  • 衆院滋賀4区 徳永久志(とくなが・ひさし)50歳、元参院議員
  • 衆院奈良4区 大西孝典(おおにし・たかのり)57歳、元衆院議員
  • 衆院長崎2区 大久保潔重(おおくぼ・ゆきしげ)47歳、元参院議員
  • 参院秋田県選挙区 松浦大悟(まつうら・だいご)44歳、元参院議員

 常任幹事会終了後に記者ブリーフィングを開いた馬淵澄夫選対委員長は、この顔ぶれについて「昨年の取り組みは前回の衆院総選挙を戦った方を対象にしたものだったが、今回は特に前回参院選挙を戦った方で、その擁立経過や結果を踏まえ、特段の配慮をすべき方について、県連の申請を踏まえて党本部選対として公認内定が妥当と判断した」と説明した。

 馬淵委員長はまた、今回以降の国政選挙候補者公認内定集約については回次別の取りまとめは行わず、総支部・地域、都道府県連、党本部が一致して適任と認めた者を適宜公認内定していく方針だと話し、都道府県連と党本部が協議を重ね、自薦や他薦、公募、予備選挙など、国民に開かれた候補者人材の発掘に務めて候補者擁立に向けた取り組みを進めていく考えを表明した。