【ニューヨーク=柳沢亨之】国連の潘基文(パンギムン)事務総長は4日、北朝鮮が「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射を強行した場合、国連安全保障理事会の対北朝鮮決議に対する「明確な違反となる」と指摘し、発射を中止するよう北朝鮮に要請する声明を発表した。
声明で潘氏は、発射予告について「重大な懸念を持っている」と強調。「発射すれば(北東アジア)域内の緊張をあおることになる」とした。