「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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焼却施設の設計施工をしていた父は、鼻から血を出し、白血病で死にました。大阪ガレキ本焼却の注意事項。

2013-01-31 15:43:15 | 福島第一原発と放射能

  大阪市のガレキ焼却は予定通り、強行するとみられます。放射能や被曝の問題をまともに取り扱ってきた者として、しかも日本国内の汚染を少しでも少なくするために、主張し続けた人間として、この結果になることは、自分の力の足りなさも認識していますが、本当にこうした暴挙を許してはならないと、改めて強く思います。あす強行されても、とにかく一日でも早く、やめさせるように様々な働きかけを継続したいと思います。

 現実にそうしないと国が立ち行かない類の話でもありませんし、そのガレキを処理しないと宮城・岩手の人達が住むこともできない状態でもありません。「被災地のガレキを処理した政治家」という肩書の欲しい首長と政治家が結託してすすめたスキーム。しかも、推進した政権は交代して、本質的な意味を有していません。それでも、幻影のような話を好んで、ガレキの焼却を進めようとする構図が続きます。

 大阪という街は、こうした政治的な選択行動を的確にする人たちが少ないと言われてきました。しかし、今回はガレキ反対には、まだ人口比のパーセンテージは少ないですが、数千人の人達があきらかにNOという声を上げています。そして、この殆どは、市民活動などの経験がこれまでなかった一般の市民です。

 これは、ある意味でここからが、スタートなのだと思っています。この焼却がどこまで続くのか、ガレキの残存量から考えても、当初の予定通り燃やすことは少ないとは思いますが、政治的な主張として燃やし続ける橋下市長と維新は、残存するものをかき集めてでも、できる限り長期間燃やそうとするでしょうし、市民や府民、近隣住民は、一刻もはやい中止を引き続き求めていくことに変わりはないと思います。

 大阪からの避難について、ご相談を受けますし、実際に避難される方、避難された方の話も伺います。特に試験焼却時に体調不良になった方ほど、そうした判断・行動に踏み切られる方が多いと思います。

 僕の方から、焼却がどのくらい長期に及ぶのか?汚染は一定程度は広がっても、それがどの程度のエリアで、身体に影響があるのかは、具体的には考察しにくい問題です。過去の清掃工場の新設の際におきる健康被害報告の観点から考えると、五キロ圏で、風向きの悪い方向には、一定程度何かが起きる可能性があります。

 しかし、たとえば初期被曝の影響などで、身体に不調が出ている方などが、敏感に心配される気持ちはわかります。そうした点で、ひとつ思えるのは、特に近隣数キロで、煙の方向の傾向からも、影響が強く出る可能性のある地域の方や、距離が離れていても、風向き的に、もともと大阪の大気汚染の集約場所となっているような場所の方は、一時的にでも居所を移して、状況の推移をみるという判断もあるのかもしれません。

 たとえば、山のブロックがある、奈良側などは、経済圏を大きく変えることなく、近隣でありながら、今回の影響を受けにくい場所とは思います。

 もう一つの考え方として、実際に本格焼却が始まって、ある程度様子を見ていて、自分や家族などに体調不良が顕著におきている場合に、回避して移動するという考え方もあると思います。今回の焼却は、危険な微粒子は出ますが、それを一定期間、吸気として、吸い続ける状態になることのリスクが危ないと話しているわけですから、その時間が短ければ、決定的な影響があるとは考えにくいです。このため、いろんな用意はしておいて、まずかったら、一時退避する、もしくは焼却期間はずっと退避するという選択もあります。

 PM2.5と同じ感覚で行動すればよいと思います。その意味では、本格焼却が始まったら、不要な外出は避ける。マスクは必須です。勿論、N95対応がのぞましいですが、最低限の防御として、ふつうのマスクはしておくべきと僕は思います。微粒子ばかりではありませんから。

 風向きは毎日確認が必要です。こまかく近畿の風向きを確認してください。

 微粒子を見るためにも、PM2.5はそらまめ君で日常的にチェックしましょう。

 大変なことなのですが。放射能汚染が拡大した関東・南東北は、先の見えない長期間の避難を選択させられていますが、今回の焼却は最悪でも一年数か月で終わります。空気中に微粒子がある状態は、永続するものではありません。その意味では、本当に許せない愚かな行為ですが、期間は、長くても短くても有限なのが、せめてもの救いです。

  あす以降、焼却後に体調不良が出た方に関しては、大阪おかんの会が、情報提供を呼びかけていますので、情報をここに集約した方が、体制的にも、効率もよいと僕は思います。

大阪おかんの会⇒http://ameblo.jp/osakaokan2012/

 また、土壌に関してですが、これは、影響が分かる形で出るとはほぼ考えられませんが、きょう、表土を一定量採取しておき(できれば一キロ、無理なら五百グラム)、事後と比べることは、意味はあると思います。

 さらに意味が大きいのは松葉でしょう。

 ただし、いずれにしても、数キロ圏内の影響の出やすい場所、もしくは、大阪側の生駒山山麓下で、風の吹き溜まりで、過去に大気汚染が酷い地域くらいしか検査の意味はないかもしれませんが。

 関西の方ではないのですが、直接存じ上げている女性から、つぎのようなお話を頂きました。彼女も今回の大阪の暴挙は、許せないと憤って、いらっしゃいます。そうした中で、あまりこうした活動の中でも、お話をされていなかった、焼却場の設計や施工する仕事をされていたお父様が、白血病で亡くなった話をお伝えいただき、長時間話しました。

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 新門司工場の作業員が焼却灰に埋まって死亡しました。ネットのニュースでも出てきません。門司署が窒息死の検死をして片付けられました。私が市役所に電話したところ「中毒ではない」となかば恫喝してきました。

 私は父が焼却場の設計・施工する仕事をして白血病でなくしています。もともとこの仕事は危険なのです。頭から真っ白になるほどほこりをかぶり粉塵を吸い込む仕事。この作業員の死が隠蔽されたら危険を証明できなくなってどこの焼却場でもこれから放射能が増えて死人が出ます。呼吸の内部被曝は危険です。父は耐火レンガを扱っていました。コバルトが入っているとあとから知りました。アスベストも使っていました。複合汚染です。焼却工場の補修メンテは危険です。 

 父は真っ白になって、他人のゴミを燃やしたあとの灰を吸い込んで仕事をして、62歳で白血病になり現役のまま鼻から血を流して死にました。

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 通常の状態で、清掃工場の焼却施設関係のお仕事というのは、大変な危険が伴います。この方のお父様は、補修などで、その中に普通に出入りしていました。そして、あたりまえのように、その灰を施設の中で、浴び続けて、吸いこみ続けられたそうです。お父さんが亡くなられた後に、「父の死はなんだったのだろう」と彼女は問い続けています。
 「木下さん、父のように現場で作業していて、そのため命を削り続ける人たちがいます。一方で、エネルギーのようなことで、メリットを享受して、大きな利権を得る人たちもいる。交わることはありません。清掃工場に関わって仕事をしている人たちは本当に劣悪な環境にいる。そして、ガレキを燃やしている施設では、新門司だけでなく、新江東の清掃工場でも死亡事故がおきている。偶然の一致かも知れないけど、危険性は大きいです。一般の方よりも、作業をされる方はさらに危うくなります。こうしたことを切り捨てて、ガレキ焼却をさらにすすめようとすることはほんとに私には許せないのです。」と。

人間の命をどうやって守るのかということを第一に選択した政治家や官僚が、圧倒的に少ないリアル日本。こうした思いを抱く人々が、僕はこれからどんどん増えていくと思います。僕が立ち上げた放射能防御活動というのは、こうした人々への思いにどこまで応じられるのかということだと理解しています。闘いは続きます。
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どちらかというと心療内科や精神科的なクリニックについてお伝えします。 

「被曝のこと、それに伴う周りの関係で悩んでいて、カウンセリングを受けたいが、医師が被曝ということを馬鹿にすると思って、受診できず、悩んでいる首都圏の方へ。都内の精神科医や心療内科医で、被曝を考えて、クリニックで対応できる医師が複数います。これは、心の話です。必要な方は僕にきちんとメールください。お伝えします。」

 要は、被曝を懸念する人たちが、隠れキリシタン状態となっていて、家族友人などまわりから相手にされず、内科医や小児科医、産婦人科医がきちんと対応されない場合もあり、それで心理的に追い詰められた人の、心理的なケアを、首都圏にいる精神科医が複数対応しようと話しているということです。要は被曝を懸念することはおかしくないと、医師から言われると楽になって、普通に対応できるようになったほうがよいだろうという着想で、防御プロジェクトの医師関連の会合で話となり、複数の精神科医が、応対可能という話です。

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 講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。

 

僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp 
 

健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。  

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 手書きで書きましょう。パソコンでなく。 

  〒100-0014

  東京都千代田区永田町二丁目3番1号

  飯島勲 内閣官房参与 様

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「バス待ちの間に逝った」「乳搾りしていて逝った」チェルノ突然死との類似。カフェイン、珈琲で心臓注意。

2013-01-30 00:00:00 | 福島第一原発と放射能

 東京有名神社のご子息が、落ち葉の掃き掃除をしていて、心臓の突然死をなされたことについて、野呂美加さんにお伝えしたら、興味深いチェルノブイリでの突然死のディテールとコーヒー(カフェイン)への注意がきました。これは、参考になる話なので、そのまま転載いたしますね。

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 もろチェルノ話ですね。私たちも、「牛の乳しぼっっていると思ったらそのまま逝っていた」とか、「バスを待っている間に逝った」とかそんな感じです。毎年、若い人から突然死していました。

 当初は、「カローシ」(日本の言葉)も飛び交い、残業も働き過ぎもないのに?とにかく突然死するなんてねぇ、と呑気に話していました。事故から6~7年後ぐらいはそんな不思議現象として、会話していたのを覚えています。
 あの人達、すごい太っているからなのか、最初は、区別がつかなかったのです。数字がどんどん積み上がってきて、子供達の心臓に穴がいっぱいあいているという話を聞いて、だんだんと、ああそういうことなのかとわかってきたようなものです。
 だから、小さな穴があいている子が多いから徴兵に行かない子も増えています。
 それに、カフェインをとると心臓が痛くなるといっていましたので、みなさんに注意をうながしてあげてください。
 大人になってもコーヒー飲めない、のんだから心臓の周辺がいたいと。

心臓の異常は、子供達の高血圧が発見されて騒いでいました。家族関係も全部調べていました。日本のレベルの低さに驚きます。
遺伝ではない、地域の子どもに高血圧が起こっている、という話と、太り気味というか太っている人が、
ころころ心臓死していくのと、病院はてんこもりだったように思います。

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  カフェインの過剰摂取は、高血圧、心臓病、癲癇などの方にはもともとダメです。僕は、ガラナを何回か飲んだことがあって、これを飲むとほんとに眠らなくなりますし、疲れ知らずになりますが、心臓への負荷があきらかに過剰にかかっているのが分かり、危険だなと思い、それ以後ほとんど飲んでいません。

 ガラナは、コーヒーの数倍のカフェインが含有している場合が多い飲料です。だから、顕著にわかりましたが、コーヒーでも一定量のカフェインはあり、弱いそうした反応はあります。

 そして、そのようなコーヒーでも、心臓に影響が与える事例が、チェルノブイリで見聞きする話を聞くと、こうしたことには注意を促したほうが良いと思います。被曝している自覚がある人は、高血圧になっているのと同じことですから、高血圧症状でやってはならないことを避けるのは、実は効果があるということでもあります。 その意味で、血圧の薬を飲み、コントロールを常時している群の方が、何にも感じていない人よりも、実は放射性物質に起因する可能性がある突然死に対処可能かもしれません。

 こうした点で、野呂さんにも僕にも、共通感覚として、ビタミンをきちんととること、安全で新鮮な果実を、きちんと食べることは大切だろうという点で、一致しています。もちろん、恒常的にうまく、果実を取れない人は、ビタミン剤(特殊なものでなく、通常の市販品)での摂取しかないですが、汚染されていない果実をきちんととり続けることは、被曝への対処として、やり続けるべきことだろうと思います。これは、軍事的な情報源に近い線ほど、ビタミンに触れているケースが多く、実際にチェルノブイリでもおこなわれていることだからです。しかも、安価にどの人も対応可能な内容の話ですから。

次は医療関係ですが、どちらかというと心療内科や精神科的なクリニックについてお伝えします。 

「被曝のこと、それに伴う周りの関係で悩んでいて、カウンセリングを受けたいが、医師が被曝ということを馬鹿にすると思って、受診できず、悩んでいる首都圏の方へ。都内の精神科医や心療内科医で、被曝を考えて、クリニックで対応できる医師が複数います。これは、心の話です。必要な方は僕にきちんとメールください。お伝えします。」

 要は、被曝を懸念する人たちが、隠れキリシタン状態となっていて、家族友人などまわりから相手にされず、内科医や小児科医、産婦人科医がきちんと対応されない場合もあり、それで心理的に追い詰められた人の、心理的なケアを、首都圏にいる精神科医が複数対応しようと話しているということです。要は被曝を懸念することはおかしくないと、医師から言われると楽になって、普通に対応できるようになったほうがよいだろうという着想で、防御プロジェクトの医師関連の会合で話となり、複数の精神科医が、応対可能という話です。こうしたことを呼びかけないとならないような、東京を僕は異様に感じていますが。やれることから、医師たちが始めようという試みの一環と思ってください。こうした具体的な話が医師達からおきてきたことは、とても嬉しく思いますし、カルディコット博士の言葉は効いてき始めているのを、少しうれしく思いました。

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僕のメールアドレスは、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 手書きで書きましょう。パソコンでなく。 

  〒100-0014

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  飯島勲 内閣官房参与 様

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私は「放射能隠れキリシタン」と言う東京女性。家族の友人が4人突然死。東京人口がはじめて自然減。

2013-01-29 14:03:48 | 福島第一原発と放射能

 きのう、東京である女性と話しました。彼女は以前から、この被ばくの問題で相談を受けていた人で、元々海外に滞在していて、実は一年前に帰国された方です。ご本人は、元々、体の丈夫な快活な三十代女性で小さなお子さんも一人いらっしゃいます。化学物質過敏症もないし、アレルギーも特になく、健康そのものと話をされていました。その点では、東京の恵まれた家庭の若い美しい奥様といった感じでしょうか。しかし、海外にいたころから、この被ばくの問題をずっと考えてこられていて、ある意味、この話を気にして、防御されていた方です。しかし、帰国前に健康診断で異常がなかったのに、帰国後ウィークリーマンションの滞在で体調不良となり、さらに病院受診で橋本病、お子さんものう胞ができている状態でした。

 半年ぶりぐらいにお会いしたのですが、女性に関してこうしたことをお書きするのは、大変失礼なのは、承知の上で書いていますが、以前と比べて、顔がむくんでいて、体重も増えていて、肌も荒れていて、実年齢よりもあきらかに老けているようにお見受けしました。

 「外に出て、風に当たると体調が悪くなるんですよ。気のせいではないです。橋本病もなってみて、本当によくわかったんですが、体がとてもだるくなる。こうした感覚はなった女性しかわからないと思うけど、本当にしんどい。私は、最初の見た目どおり、元々は五体満足の健康優良児的な感じだったので、被曝には懸念していたけど、初期被曝はしていないから、ここまで、帰国してなるとはまさか思っていなかった。」と。

 「海外でいた時に、懸念する人はいくらかはいるけど、大半は関心がない日本人ばかり。そうした中で、頭の中で考えすぎているのかと思いながら、帰国したんです。しかし、一定程度知識があったし、よもやとおもっていたら、甲状腺が自分はおかしくなり、子どもにものう胞ができていた。これは、どうしようもない話だと痛感しています。」

 「私は、木下さんもわかっているように、元の職業柄もそうだし、いまの周りの友人関係には、恵まれた立場の女性たちが圧倒的に多いです。彼女たちは、立場もあるし、東京の生活をエンジョイしているから、強く被曝のことばかり言うのは大変に難しいんです。私が発信できるのは、フェイスブックのウォールで初歩的な放射能の話を書くことだけ。それ以上は、難しいし、ずっと反応もありませんでした。」

 「これは『放射能隠れキリシタン』なんですよ。放射能を懸念していることの人々は少なく、その繋がりはなかなか持てない。その中で、どうしたら、認識を広めてもらえるのか。理解してくれると早いのですが。」

 「最近、それでも友達の女性でぽつぽつと連絡が入るようになってきたんです。この前までディズニーランドで遊んできた、話していた女性が、突然電話が来て、移住したほうが良いと思うかとまで聞かれるケースもありました。なんでかなと思うと、やっぱり体調がおかしくて、最初は気のせいと思っていたのですが、だんだん話していくと、どうやら放射能ではないかと思い始めて、私が少し情報発信をしていたから、聞いてくるんです。知力もお金もある娘達だから、気がついたら早い部分がある。いきなり移住というような感覚まで、話をしてきます。だから気がつかせたいと思うんです。今は『隠れキリシタン』なんですけどね(笑)。徐々に広めるしかありません(笑)。」

 「上の世代では健康被害は顕著に出ています。家族の友人、五十代と六十代の男性が4人、突然死をされました。二人は心臓死。二人は脳です。もちろん、原因はわかりません。それでも、ゴルフ仲間が、この世代で突然パタパタと倒れるのはおかしいと私は思います。ただ、気がつかない人は、そうしたことが自分の身の回りでおきても、気がつかない。これが今の東京の現実。何かしたいと強くおもうのですよ。」

実は東京の人口は、はじめて去年自然減になりました。自然減というのは、生まれてきた数と亡くなった数の比較によるものです。外からの流入人口はあるので、総人口は減少していません。

去年1年間の出生数は107,626人。死亡数は109,651人。差引2,025人のマイナス。こうした調査が開始された年の1956年から、はじめての自然減です。そうした社会状態に東京はあるのがリアルだと僕は、思います。

 「放射能隠れキリシタン」という感覚は、僕も共有化していています。人によって強弱はありますが、被曝への懸念が、「隠れキリシタン」とさせられるのが、今の日本のリアル。「隠れキリシタン」として、どのように抗えるのかは、大きな鍵だと思っています。

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緊急拡散要請!署名要請!!

原発事故がおきた際の避難基準の署名に応じる人が圧倒的に少なくなっています。原発事故の避難基準をどう考えるのかは極めて大切な事なのに、そうした根幹も、思考しなくなっている人が多い日本の現実。声を上げる人たちが、声を上げるしか方法はありません。一人でも多くの方が署名してください。


【緊急署名】

「避難基準に福島原発事故の実態を!毎時500μSv、20μSvでなく、緊急防護準備区域30kmは狭すぎる」

FoE Japanの満田です。
標記の署名ですが、まだ3,200くらいしか集まっていません(オンライン署名はさっぱり伸びませんが、紙の署名がじりじりと伸びてきている状況です)。

政府交渉や傍聴などを通じて痛切に感じることは、やっぱりこの避難基準は高すぎるということです。この避難基準を受け入れるということは、毎時500μSvなり20μSvなりを、子ども・妊婦を含む住民に被ばくさせることを許容してしまうということなのだと思います。福島原発事故をなかったことにするような行為だと思います。これは絶対に許せないことです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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【緊急署名】避難基準に福島原発事故の実態を!毎時500μSv、20μSvはあまりに高い
緊急防護準備区域(UPZ)30kmは狭すぎる
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/750msv20msv-upz.html
オンライン署名フォーム: https://fs222.formasp.jp/k282/form1/
補助フォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/6fd4c23135853
団体署名はこちらから: https://pro.form-mailer.jp/fms/87992e8335813
三次締め切り:2月20日(水)朝10時
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要請事項:
1.30kmのUPZの範囲を拡大すること
2.毎時500μSv、20μSvという緊急時避難基準、早期防護措置の一時避難基準を見直すこと。
3.福島原発事故後に取られた避難政策を検証すること。このため、被災住民、避難者のヒアリングを実施すること
4.防災指針や避難基準に関して、懸念を有する市民の声を広くきくため、公聴会を開催すること。
5.拡散シミュレーションをやり直すこと
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※原子力災害対策指針に関する解説用のペーパーを作成しました。下記からPDFをダウンロードできます。全5ページで図を多用しています。
活用していただければ幸いです。
https://dl.dropbox.com/u/23151586/130123_bousai_factsheet.pdf
 
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僕のメールアドレスは、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

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  飯島勲 内閣官房参与 様

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日本政府の危機管理欠落が分かる新年賀詞交歓会と福島原発汚染水の海洋放出。北九州市議選報告。

2013-01-28 10:55:12 | 福島第一原発と放射能

 新年賀詞交歓会というものがあります。いろんな会社でも、いろんな組織でも、そうしたものはいろんな形で存在します。業界団体というものがありますが、こうしたところにも、大きな賀詞交歓会はあります。そこに関係している人にとっては、一年の始まりの大きなイベントです。そして、大きな業界団体の場合、その業界を統括する立場にある大臣が、そうした席で挨拶するのも珍しくはありません。こういうことは、慣例です。

 しかし、そこに総理大臣が来て、挨拶をするのかどうかということは、話は別です。普通は、総理の立場ではそうしたところに、わざわざ来る可能性は極めて低いというか、それまで、その団体とどういう関係性にあっても来るのは通例ではあり得ません。

これが普通のしきたりというか慣習でした。

1/7に石油連盟の新年賀詞交歓会がありました。この席に安倍総理が出席されていたそうです。

「石油連盟のこの類の会合に、経済産業大臣が挨拶に来ることはあっても、総理本人が来ることなんて、僕は初めてみました。」

 ある方から、この話を伺いました。僕は、それを伺いながら、まあ、それは、安倍さんと石油関係者のつながりが太いことは周知の事実と認識していたので、そういう類のことがおかしくはないのでは、そう思いました。しかし、次の話を聞いてなんでこの方が疑念があるのかよく分かりました。

 「安全保障的な観点からも、非常におかしいんです。総理だけでなくて、官房長官も同席していました。二人が同席せねばならない行事なら理解しますが、このレベルのイベントで、同じ場所に二人が来るとなると、官邸は空くし、万が一その場所で何か起きた場合、対応がとれない。日揮の事件が起きた後だから、余計に思うかもしれないけど、この国の政府はそうした初歩的な危機管理の感覚が欠落していると思います。」と。

たとえば、その場所で大きなテロが仕掛けられたら国の中枢が完全にストップします。そうしたことから考えて、普通は避ける話が、考えられていません。

 危機管理という観点から言うと、アルジェリア政府側に総理自らが軍事作戦に関して諌める電話を掛けたことは、あり得ないレベルの対応だと思います。テロの問題に対しての対応というのは、結局はその政府の内政の問題であって、そこに状況を踏まえない他国のトップが求められることにはシビアに限界があります。

 ある意味、ああいう土地で、こうした開発を行うのは、これからも危険が付きまとうし、日本人がターゲットとして、機能するなら、今後も危険は減ることはありえないということです。この点では、現地政府に事前の安全確保を求める要請を強く行うことと、現地の警備体制を進出企業が金を賭けて行うことしかありえません。以前から、このリスクは確実に存在していたことは常識で、日本人的な悲報への同情で、事が終わる話ではありません。

 それでも、こうした話を聞いていると、日本政府の危機感覚の欠如は、根幹からそうなっている感覚です。これは、度し難い話です。

 そして、それと同じことを思うのは、東電が福島第一原発の汚染水を海洋投棄すると言い出している話です。

 どうしようもなく、海中に漏れている汚染水ではなく、陸上で炉を冷やすためなどに用いられた汚染水が、結局大量に溜まっているので、海に放出するという話です。

 もはやこの話に至っては、根幹が何もできていませんし、この汚染水をどのような形にせよ、貯蔵することを前提に話をしないと、原子炉を安全に冷却するという根本的な作業を東京電力は福島第一原発に対して何もできていないということです。しかも、このリスクは、さらに大きな意味を有します。こうした、汚染水の処理ができずに、海に垂れ流す国だということが、国際的にさらに確定します。海洋汚染というのは、いろんな形で他国にも大きな影響を与えますし、訴訟リスクというのも、今後、一番、想定される話になります。この観点で、非常時の対応というプロセスではなく、通常運用のスキームの中で、汚染水がいっぱいだから、海に捨てますというのは、ほとんど、故意に放出したことになりますから、話になりません。訴訟リスクは飛躍的に高まります。こんな判断を一民間企業に任せてよいレベルではありません。これは、政府がさらにお金を出してでも、放出をやめさせる話です。

 意味のない除染という行為に巨額の国費を投入して、意味のない安心を与える振りをし続けていて、危機管理上、最優先で対応すべき、福島第一原発汚染水の処理さえ、適正におこなわないこの国の有様。危機ということが、何時までたっても認識できない人々が中枢にいる国。

 きょうは、東京で、絶望ばかり感じています。

 さて、さらにつらい話を二つ書きます。

 北九州市議会議員選挙は、残念な結果に終わりました。1600票余りの得票は頂きましたが、当選には及びませんでした。投票率も過去最低で、雪が舞う中で、新人には過酷な戦いでしたが、それよりも、こうした放射能、被曝、ガレキ、そして原発をとめることに、意識が向かない国民が多数という現実の日本を噛みしめて、次への策を考えるしかない状況。ハードルはものすごく高いです。ご支援を全国からしていただいたみなさん、本当にありがとうございます。

 もう一つは、悲報です。内部被ばくで僕も何回かご一緒したことのある、矢ヶ崎克馬先生の奥様が、突然亡くなられたそうです。九州のスピーチ後に倒れられたと聞きました。この問題で、矢ヶ崎先生と沖縄で行動され、福島や東京にも行かれていたと伺います。ご冥福をお祈りいたします。

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 手書きで書きましょう。パソコンでなく。 

  〒100-0014

  東京都千代田区永田町二丁目3番1号

  飯島勲 内閣官房参与 様

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 僕のメールアドレスは、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。

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どうでもいいのですが、昨日、お昼に誹謗中傷する輩に対して公言して対応するとお伝えした会ですが、結局一人しか来ませんでした。しかも、「自分はそういう立ち位置ではない」と説明が始まり、「でも偽名しか名乗れないの勘弁してほしい」というような話に終始していました。最後には、来てくれてありがとうみたいな感じで握手を求められて終了しました。

ただその人が、僕のブログなどを見て精神的に追い込まれる女性がいると話していました。これに関しての答えは簡単です。「そういう方がいるなら、ご本人が、きちんと僕にメールすれば、悩んでいるご本人なら、お話しします。」

僕はこの二年近く、ずっとそうした対応しています。

さて、誹謗中傷する輩に、公に応対するとこちらは言って、現実に待っても、結局そういう人間は来ませんでした(来られた方はそういう人間でないと公言され、嬉しそうでした)。ネットというシステムの病だなと思います。結局、現実との乖離がある。こうした輩について、特に、ツイッターに関しては、今後相手にさらにしません。馬鹿馬鹿しいです。日本では、アメリカ以上に、ネットでのまともなやりとりは成立していません。こういうことは、現実しか僕はないと思っています。ネットの妄想には付き合いきれません。

しかし、この国には本質を考えようと努力する人々は本当に少ないことを痛感します。これが日本の病なんだろうと考えています。ネットもそうした現実を思考し、行動するためのツールとして、使えるものです。しかし、機能していないのが現実と実感いたします。



本日は北九州市議会議員選挙、投票を! 大阪ガレキ住民監査請求が1800人。都内有名神社子息突然死。

2013-01-27 11:26:06 | 福島第一原発と放射能
 本日は北九州市議会議員選挙です。北九州はいろんなことがありましたが、この三月末で、ガレキは終わります。期日前投票が今回多いようです。投票率が高まれば高まるほど、有権者の皆さんの意識が反映されます。ぜひ、本日の投票に、北九州市民で、有権者の方は、投票して下さい。

 さて、大阪のガレキ住民監査請求の請求人が大阪府1200名、大阪市600名になりました。併せて、1800人も請求する事態です。この問題に関して、大阪からこれだけの声が集まっています。また、岩手に行かれた青木泰さんと岩手県側との一問一答を最後につけておきますが、木質のガレキが大幅減少しているのに、可燃物いう括りでも構わないとしている自治体の大阪や富山には、ガレキを出すのだと抗弁している岩手県側の説明は、大変に曖昧なものです。環境省のハンドリングをかなり気にしていますし、おそらくガレキの総量はさらに減る可能性が高いことは、ことばの端々に感じられる内容です。

 広域ガレキの処理は、静岡市などでも、三月末をまたずに2/13に前倒して終了になっていますし、現実に処理するガレキがどんどん減る中で、本当に意味のない拡散を無理やり続けようとしている、愚かな自治体にはあきれるばかりです。それが特に顕著なのは、大阪市と富山市の首長が拘っているという話です。

 特に橋下市長には、愚かな行為に1800人も監査を行うように請求している人間がいる現実を認識するように求めます。あなたの人格的なこだわりで、無駄に税金を使うことや健康を害する危険に晒されることを、怖れる人間がこれだけいるということです。
 
 きのうの女子会の報告を行います。三十人近くの人が集まって、僕が一時間半ノンストップで話をして、そのあと一時間半、お互いに話をする状態で、三時間をやや超える状況で続きました。集まっているのは、独身の方が多く、一般職的なお仕事をされている、ごく普通の女性が多かったです。放射能の問題を懸念している人達が、自分のスタンスの確認と情報収集で来ている感覚です。
 
 ご本人の体調不良の報告は比較的少なかったのですが、ご自身の身の回りでの、体調がおかしくなっている人が多くなっていて、おかしい、おかしいと自問自答している状態の方が結構、多かったようです。前回来られた方が三分の一強。今回、はじめて来られた方の方が、多い様子でした。十人くらい、残られた方たちとも、お話ししました。ネックになっている具体的なことは、ご両親との関係か仕事転職が可能かということでしたが、それ以上に、自分が何のために避難して生きていくのか、自分はどういう人生を進むべきなのかという問いかけの場所で心理的に留まっている女性が多かったです。「この話を理解する男性がまわりに皆無な中で、どうすればよいのか」という声はありましたし、「この話を分かってくれる男性が西日本にいたら、何かお会いするチャンスはないだろうか」というような率直な声もありました。
 たぶん、避難・移住ということは、独身の女性たちにとって、人生の転換を促していることが多く、しかし、その道がみつからないという現実。まわりの中で息を潜めている、「隠れキリシタン」のような状態だということです。その状態で集まって話せたことが、本当にうれしいという声はありましたし、まだ被爆問題への認識が途中過程にいる人たちがここまで多いのかと言うことに驚きました。しかも、きっかけを探しあぐねている状態なのです。参加女性たちからは継続して開催を希望する声が多かった様子です。
 
 「出産適齢期の女性、妊婦、子どもに対しては、優先的に健康被害から守る措置を受けさせることとする。」というのは、『チェルノブイリの長い影』(テキスト化サイトはhttp://t.co/iQiRCITt)の提言です。
こうした対象の女性たちの意識が大きく変わっていかないと、この防御活動は、意味を失う部分があります。これは、今後の日本人のDNAをどこまで防御できるのかということなのです。そのために、もう少し何ができるのかを考えて見たいと思います。
 
 また、女性という括りだけでなく、専門職やメディア関係者など、ターゲットを限定して、こうした会を催す試みはしてもよいような気がしています。もう少し、試行錯誤してみます。
 
 以前お話しした米軍関係者のご家族から、お知らせを頂きました。知人の中で突然死が一名、危うく突然死になりかけた方が一名いらっしゃるお話です。米軍の軍人で、日本の基地を希望しない方が多数いる中で、米軍の日本人妻たちは、やはり日本に帰国して勤務したいということを、話していることです。人間の認識とはどういうものなのかということをよくわかるお話でもあります。
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2011年8月下旬に一度電話でお話をさせていただいた米軍関係の××です。
毎日大量受信されるメール、ブログで拝見させていただく限りご多忙の毎日を過ごされているので
私達のその後を報告しメールを出すのも申し訳なく感じていたので連絡をするのを控えていたのですが、
今年に入り大変気になったニュースがあったので一つの事例として報告させていただこうと考えた次第です。
 
私の友人の友人なのですが、1人は東京都港区にある有名神社のご子息(41歳)が
年末の12月30日に大掃除をされている間に心筋梗塞でなくなられました。 
神社という事もあり、亡くなられたのを年が明けてから家族以外の人に連絡をしたそうです。
普段から健康で特に体に何の異常もなかった方です。
 
そして、もう1人も友人の友人なのですが、さいたま市在住の男性40歳が
先週心不全で倒れました。この方は一命を取り留めて今はまだ病院で入院されています。 
この方も普段から健康に何も問題のない方でした。
 
 
それから、私達のその後ですが、2011年8月下旬に木下様を話をさせていただいてから、アメリカへ帰国する事決めて
(主人が米軍横須賀基地所属)、家族全員アメリカへ戻りました。
米国へ帰国後すぐ、家族全員血液検査をし、特に異常はありませんでした。 
2011年7月上旬に主人のTSH が0.235uIU/ml と気になる数値でしたが、
2012年6月に再検査し特に異常はない数値に戻りました。 
 
2011年3月20日から5月20日まで家族全員で沖縄疎開、横浜に戻ってから2011年12月に米国に戻るまで
日本の物は一切口にせず(水も含め)、子供に外遊びもさせず、暮らしていたので
一番心配だった幼い下の子のTSHを含め血液検査で異常がなかったので安心して今は生活しております。
 
 
今はワシントン州で暮らしております。日系人が多い町も含め、この郡には日本人が沢山います。
米軍の基地もいくつかあるので退役軍人、現役軍人の方の奥様方(日本人)も沢山います。
その為近所のスーパーで日本の食材が簡単に手に入る場所です。
日本から輸入されている食材多々あり、こちらに暮らしている人々が何の躊躇もなく購入するのを眼にする事が日々の出来事です。
そしてよく耳にするのが、次の仕事は日本に行くと。しかも横須賀基地に。
地震以来、原発事故以来と言った方が良いですが、あれ以来、日本に行きたがるアメリカ軍人は激減しました。
米軍も誰かを送らなくてはいけません。
今までは扶養する子供が3人以上居る場合は日本には行かれなかったのに、今は3人いても簡単に行かれるそうです。
そして、喜んで日本に帰る子供が居る日本人妻家族が沢山いると耳にします。
何人かの人と直接話をして聞いてみると、常に頭の中には放射線、原発の不安がある。
でも本当に体に悪いか証明されているわけではない。 不安だけど、やっぱり日本で生活したい。 と話す人ばかりです。
中には私がどのような想い、覚悟で米国に戻って来たかを知っている人ですら、
次は日本に行くのだと。米国に戻る為に4万ドル使い、父の状態も知っていて私が辛い思いをして子供の為に米国に戻ったと知っている人ですら。
どんな事を話しても、神奈川県は関係なく福島が危ないだけだと思っている人達が沢山います。
危ないかもしれない、不安には思うが、「自分達は横須賀だ、万が一危なかったら米軍が家族は住ませないないだろう」と。 
 認知的不協和ですね。今まで沢山の人に話をして説明をしても私と同じ意見を持つ人に会うのは、
同じ現実主義者か、悲観主義者(主人はこちらのタイプです。)だけでした。 
米国に戻り、私なりに私が出来る事は何だろう。と常に考えていましたが、
最近思うのは、現実を受け入れられない人間に自分の時間を費やすのはやめよう。
専業主婦である私が出来る事はごくわずかだと。
ただ、今でも現実に向き合おうとしている人、汚染地域から避難しようかと足踏みしている人達には、
微力ながら何か出来る事はないか自分なりに模索し続けております。
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 しかし、この汚染の状態を認識し、同じような認識を持つ人が、「現実主義者か、悲観主義者だけ」というのは、これは根幹の真実だなあと、僕は思います。リアルということをどう捉えるのかということに、人生の根幹を置いてきた僕には、物凄く心に沁みこむ感覚でもあります。

 下記は青木泰さんと岩手県担当者の一問一答メモの転載です。岩手県の担当者認識がよく解ります。
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岩手県環境生活部 廃棄物特別室との話し合い 概略 メモ

―出席 松本実課長、(黒田敦、佐藤友則(?)室員)
2013年1月24日 10時~11時15分 於いて 岩手県庁
要点報告
1) 静岡県へのがれき、終息に関連して
「山田町、大槌町の木くずが無くなったこともあって、現在環境省と調整中である。
静岡県にも話している。」
静岡新聞の報道について、岩手県の担当者から裏が取れた。
2) 埼玉県への野田村からのがれき量が、大幅に減ったことに関連して、
Q「調査会社は、民間委託したのか?その会社名は?」
A「『応用地質(株)』」
Q「岩手県はすべてそこか?」
A「県が委託を受けたところ(野田村、山田町、大槌町、宮古等)については、応用地質だ。」
Q「他はどのようなところか」
A「釜石―パシフィック、陸前高田と大船渡は、リマテック」
岩手県が統括している関係においては、全て「応用地質」で行っていることが分かっ
た。そうすると他の計測も推計値が、10分の1になり、予測量が減ることになる。
その点を尋ねると
A「その通り」「木くずは減る」と答えた。
3) 岩手県は、どれだけ処理できるのか?
Q「昨年の岩手県の詳細計画では、清掃工場の焼却炉、仮設炉、セメント会社を使って                                         日量1190トン処理できると発表されている。そこから計算すると年間330日を掛けると、年間の処理量が計算できるが?」

A「セメント会社の処理量は、塩分濃度の関係があって、700トン見込んでいたも
のがそうはいかなくなった。処理できる量は減っている。」
Q「当初1000トン処理できるとし、700トンに代える時にも同じ理由を使って
いた。塩分量がどの程度ならまずいのかセメント会社から出ているのか?データはあ
るのか教えて欲しい。実際に現状でどれだけ処理できるのか?」
A「すぐには出せない」
4) 正確な見積もり結果はいつ出るのか?
Q「野田村や山田町、大槌町で木くずの減少が分かった。岩手県全体として『発生量』
が整理できれば、『県内で処理できる量』を差し引けば、『広域化しなければならない
量』について答えが出る。」
A「すぐには出せない」

Q「1週間あれば出せるか?」
A「・・・・」
Q「1~2週間か」
A「環境省と調整して環境省から発表することになる。」
5) その他
Q「宮城県が終息するという情報について、環境省から事前に通知があったか」
A「ない」
Q「昨年環境省リサイクル対策部で5月21日に発表した広域処理の推進についてで
は、広域処理の必要量を119万トンとしていた。それが8月7日の環境省「工程表」
では、約2~3割ぐらいに減った。なぜか?」
A「岩手県では、岩手県でその時点で処理見込みの量を除いて、処理できない分とし
て119万トンと発表した。それが広域化必要量として発表された。その後岩手県内
で処理する方向で検討した結果、約2~3割に減らすことができた。」
Q「陸前高田から建設産廃系を新たに東京に運ぶという報道があるが?」
A「産廃ではなく、一廃である。岩手県の分類では、可燃物。東京の分類で、建設系
混合物という分類の方法になっている。陸前高田の事なので岩手県は直接関与してい
ない。」
以上

今回の話し合いで
① 静岡県は、岩手県サイドでは、終息される方針であるが分かりました。

―この他のやり取りの中で、埼玉県、静岡県は「木くず以外はダメと言うことで、                                               今回終息することになったが、富山や大阪については可燃物でも良いとい                                                  うことなので、継続している。」と話していた。なお富山でも、説明会の会場では                                               「木くず」と説明したり、大阪でも契約書に「木くずを中心とする可燃物」なっているため、                                          木くずが無くなることは、広域化の条件が無くなっていると言える。

② また現状で正確な広域化必要量を算定していないことが分かり、
このまま大阪や富山への広域化を進めれば、公金の無駄使いとなることが分かった。
なおこの話し合いには、「子供たちの放射線被曝の低減化を推進する盛岡の会」の
中山一絵さんら3人の女性も参加しました。

報告 環境ジャーナリスト 青木泰

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 手書きで書きましょう。パソコンでなく。 

  〒100-0014

  東京都千代田区永田町二丁目3番1号

  飯島勲 内閣官房参与 様

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 僕のメールアドレスは、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。

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【こちらを誹謗中傷している輩へ】

従来より、公言しているとおり、本日1/27の13時から、世田谷区深沢8-10-14、東急新玉川線桜新町駅徒歩8分、ジョリーパスタ深沢店で対応します。名前を名乗って、きちんと話すなら。後があるため、13時にはおいで下さい。誰も来ない場合は、飲食が済めば店から出ます。この話はあくまで、誹謗中傷している輩への対応として設定しただけです。普通のフォローワーや読者の方はご遠慮ください。




三重・福井でガレキ阻止達成、新潟ガレキが大幅減少。白内障多発、特養老人ホームの空き具合、宇都宮報告。

2013-01-26 12:10:03 | 福島第一原発と放射能

本日夕刻は女子会です。直接おいでいただいても構いません。

 【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

 18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

 三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

 参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細申込ページ確認。参加費1500円。 

 申込はこちらから→

 三重県は、岩手県久慈市のガレキ受入れを正式に断念しました。本来、おこなう必要のなかった受入れを再三再四、示唆する発言を続けた鈴木知事という存在。三重県民が、どのように考えるかという問題は残存します。地元団体より報告は下記。

http://eekagennisenkai.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

 

 とにかく、いよいよ大阪でガレキを燃やす必要はないことは、あからさまになっています。意味なく、岩手のガレキをかき集め、無理やり、大阪で燃やす必要性は全くありません。もはや、こうした意味のない話を続けて、無用な恐怖を大阪市民や近隣住民に与える橋下市長という人間のパーソナリティの問題に帰着する話です。とめなければなりません。

 きのうは100人近い方が詰めかけた、栃木県宇都宮市での講演会。いくつか気になったことがあるので書き留めておきます。

栃木でも土壌調査がはじまりそうです。もし参加したい方がいたら、講演会主催者のメールアドレスに問い合わせしてください。栃木は汚染の正確な認識が必要です。

福島の方がご相談に来られていました。身体症状があると訴える、その方自身とお話ししていて、以前のその方の状態を知りませんので、何とも言えませんが、お話しをしていても、話が拡散し、こちらに話そうとする話が、何か混乱されている様でした。勿論、こうした方には、ストレスが大きくかかっていると思います。それは、大変なこともあるでしょうし、いろんな可能性は拭えないと僕も思います。

しかし、目の充血もひどく、話をしていても、たぶん短期記憶の処理がおかしいような印象を受けました。五本人も「記憶が飛ぶ」ことを訴えていらっしゃいます。

この方に対して、福島支援をしている、共産党系とみられる医師が、「それは、気のせいだ。被曝の影響ではない。」という話をされていると聞いたのです。

勿論、ストレスが原因でいろんな現象がおきる可能性は、否定はできませんが、支援をする立場の医師の中に、実はこうした発言を繰り返すタイプの医師が一定数存在しているのが気になります。精神ストレス、考え過ぎ、被曝と言う内実を軽視する発言を平気でするようです。現実に、おきている状況が、気のせいかどうかと断定することなどは、誰にもわかりません。

恐らく、福島県内では汚染が比較すると低い場所の為、そうした汚染での身体症状がおきるという想定ができないのかもしれません(首都圏在住の医師のようです)。

なんというか、はっきり書くと、自分たちの政治目的のために、福島支援をしているだけで、本当に身体的な状況がおきるのか、おきないのかの見極めをする作業を、こうした医師がしていないのではないのかという疑いを持つケースを、実はこの例だけでなく、いくつも聞いています。

特にある種の党派的な活動のために、福島支援をおこなっている立場、過去にチェルノブイリ支援をおこなっている立場の医師の中に一定数います。

現実に首都圏でお子さんたちの身体症状やおきていることを具に診ている医師などからは、聞こえない奇妙な言説があります。なにも知らない医師よりもある意味悪質な。僕は、嫌な感じがすごくします。現実を直視しないのは、推進側の専売特許ではありませんから。

宇都宮講演会で、僕が改めて驚いたのは、今回初めて危険を認識したような、発言をされる方が、複数存在したことです。なんというか、いまだにこの地域の人達には、伝わっていないこともよくわかりました。二年近く、訴え続けていても、まだ情報は伝わりきっていないことが、宇都宮では認識できました。

さらに講演会後に何人かの方とお話をしました。宇都宮あたりの状態は、たぶん他地域よりも、認識が一年以上おくれている感覚です。福島に近く、那須のような高度に汚染されている地域を抱えているにもかかわらず、其のことを直視しない人が多い地域。行政も放射能のことは黙殺する雰囲気しかないようです。那須エリアの牛乳の懸念も、まったく通じないと言います。

そうしたなかでまず気になる話は、特別養護老人ホームの話が、複数の方から出ました。このエリアでは、特養の需要が大きく、3.11前は半年、一年待ちは当たり前だったそうです。この関連のお仕事をしている方と親御さんの施設を探している方が、同じようにお話しされていたのですが、去年くらいから、どの施設も受け入れ可能状態に変化したということです。特養は、一度入った方が、他地域や他施設に映る可能性は、極めて低いですから、ずっと満員で待ちが当たり前だった状態が、入れる施設が多くなるような流動的な要因はあまりありません。

入所者が多く、亡くなっていることしか原因は考えられません。

被曝の問題で、高齢者、特に身体などにもともと影響のある高齢者に大きな影響が出る可能性は従来から指摘されている通りです。しかも特養にはいる人は、こうした群の中でも弱い方が多い。さらに、そうした施設は流動食を使うことが多いですから、その懸念も否定はできません。乳製品も多く使われるし、危険度の高いものを使うケースも十分に考えられます。その地域から考えても。

あと一つ、聞こえてきたのが、この近隣で、目の疾患、特に白内障患者が増加しているのではないのかという懸念です。参加者の、高齢のお父さんは、もともと糖尿を患われていたそうですが、3.11以降に目の状態がおかしく、白内障で、失明されたそうです。大学病院の専門医のところには、こうした白内障が多発している状態が分かっているらしく、手術待ちの患者で、一か月かかる状況、待合室もかなり混んでいる状態が恒常化しているようです。これは、糖尿病のような疾患を抱えている患者さんはリスクは高いです。そして、高齢者も。

しかし、こうした層だけでなく、あきらかに、四十代、五十代といった若年層にも、白内障の発症もめだっているそうです。白内障は、チェルノブイリ後にイタリアでも一時多発していて、被曝の影響として、考えられるものです。宇都宮あたりの汚染度はイタリアとは比較にならないくらい大きいことは間違いありません。白内障と言う形で、被曝が顕現してきても、何もおかしなことはありませんから。

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。  

   この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 

手書きで書きましょう。パソコンでなく。 

  〒100-0014

  東京都千代田区永田町二丁目3番1号

  飯島勲 内閣官房参与 様

 

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。  

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。

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 僕のメールアドレスは、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。

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【こちらを誹謗中傷している輩へ】

従来より、公言しているとおり、明日1/27(日)世田谷区深沢8-10-14、東急新玉川線桜新町駅徒歩8分、ジョリーパスタ深沢店で対応します。13時から。名前を名乗って、きちんと話すなら。後があるため、13時にはおいで下さい。誰も来ない場合は、飲食が済めば店から出ます。この話はあくまで、誹謗中傷している輩への対応として設定しただけです。普通のフォローワーや読者の方はご遠慮ください。


 

 


眩暈、子宮の痛み、唇のシビレ、声が全く出ない、20年ぶりの鼻血、来日でおきたこと。本日宇都宮講演。

2013-01-25 07:41:25 | 福島第一原発と放射能

本日はこれから宇都宮講演に伺います。直接おいで下さい。

【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費千円。

明日は女子会。人数限定ですが、まだ予約可能です。

 【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

 

 18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

 

 三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

 

 参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細申込ページ確認。参加費1500円。 

 

 申込はこちらから→

はじめまして、震災以前からヨーロッパ在住です。
1年以上前から、木下さんのブログを拝見しております。
いつも話の筋が通っていて、何があってもブレない精神力、活動力にいつも励まされ、参考にさせていただいております。
今回は1上旬1週間、仕事で東京に行ったときに感じた違和感についてお伝えしたくてメールしています。
 
震災以来、日本に帰国したのは今回で2回目です。
1回目は2011年の11月末の10日間、この時も仕事で、新宿、京都、名古屋、福岡、そして最後に千葉県船橋市で過ごしました。
その際、ヨーロッパ人2人と途中まで同行だったのですが、そのうち一人は頭痛、もう一人は軽い鼻血を出し、私自身も、頭痛、子宮が圧縮されるような痛み、めまい、唇のシビレを感じていました。ただ、この時は、自分が放射能の事で過敏になりすぎているから、そう感じるだけで、気にしなければ全く気にならないような小さな症状でした。しかし、これらの症状は、京都、名古屋、福岡ではほとんど感じなくなりました(その時は時差ボケが治ったからか、と思うようにしていました。)しかし、また東京へ戻り、千葉に帰る電車の中で、唇のシビレと子宮の痛みを、軽くですが、再び感じました。その後、ヨーロッパに戻ってすぐ、のどが特に痛いわけでもないのに、声だけが全くでないという生まれてはじめての経験をしました。通訳をするため、仕事中は確かに普段より話す時間が多いので、のどを痛めやすいですが、声が全くでなくなるのはこの時が初めてでした。
 
そして今回の東京での仕事。行くずいぶん前から非常に怖く、本当に気が進みませんでしたが、仕事なので、やむなくの参加。
宿泊は最終泊以外すべて新宿、仕事先は事務所も現場も23区内西部でした。
羽田空港についてそのまま仕事先へ事務所へ。11時間以上の飛行と時差のためか頭がずっとクラクラしていた。夕食のラーメンを食べ終わるころに、鼻血が出ました。かれこれ20年ぶりです。とても怖くなりました。

翌日も、めまいが治まらない。貧血の時のめまいとは違い、急に脳や視界がガタガタっと動くような感じです。一日中、そのめまいが続く。

さらにその翌日、現場へ。ヨーロッパ人のAさんBさんが頭痛を訴える。私は相変わらず、めまいが続く。

次の日。同じ会場。Aさんがめまいと疲れを訴える。詳しく話すと私と同じようなめまいの症状(彼は、仕事柄、出張で世界中を回るので、時差などには強いはず)。Bさんは今回日本に来るのが初めてで「時差ボケが全然治らない、雲の中にいるようだ」と言っていた。夜、皇居の近くにある、料亭で会食。通訳をしたくても、うまくできない、ど忘れ、をしてしまい、会話がうまくできない感覚。みんなには「疲れているんだね」とフォローをしてもらったけれど、今までにないような、へんな感覚。脳に細かい空白があるような感じ。

さらに次の日。ヨーロッパ人3人と鎌倉と東京観光。鎌倉にいた時は、めまいが少し治まったが東京・渋谷に来て、再びひどいめまい。Cさんは「船での長期旅行が終わって陸に戻ったときに似ている感覚」と言う。私は船の長期旅行はしたことはないが、まさに、私の感じている「めまい」の症状だと思った。

翌日。ヨーロッパ人3人を成田空港まで送迎。そのまま千葉船橋市内へ。めまいが少し落ち着いた。

最終日。帰国のため、成田空港へ。船橋で軽くなっていた「めまい」が再発。 ヨーロッパには無事に到着。11時間の飛行の後にも関わらず、頭がとてもすっきりして、空気が良いと感じた。めまいの症状も全くなし。あまりにも怖かったので、万が一のために用意していたビニール袋に入れていた日本の空気に触れていない洋服一式に着替え、日本で使っていた服と靴は、空港ですべて破棄しました。

しかし、戻った次の日、スーツケースの中身を片付けようと開けると、再び軽いめまいがしました。
今は、特に症状はないですが、風邪を引いたみたいで、鼻水が止まらない、のどが痛い、せきが出ます。まあ、こちらもかなり寒いのでただの風邪だとは思いますが。
ちなみに、今回の滞在中、食事はすべて外食でした。朝食はホテルのビュッフェで、産地がどこだかわからないものばかり。お昼は、コンビニのお弁当が支給されることもありました。夜は、ほぼ毎晩、接待で、料亭か居酒屋で、こちらも産地が不明なものばかり。食べないわけに行かないので、なるべく魚やキノコ類を避けて選びましたが、おそらく汚染されているものを沢山食べてしまったと思います。
今回は、めまいが特にひどく、その他の前回感じたような子宮の痛みや、唇のシビレは特に感じませんでした。声が出なくなるということもありませんでした。ただ、お風呂に入ったときに、特に熱かったわけでもないのに、肌がいつも以上に赤くなってるなぁと思いました。
私以外にも同じような症状を感じる海外在住者の情報は、木下さんのところへ届いているのでしょうか?
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この方の話を疑う観点で考えると、まず放射能を彼女が過剰に気にしているから、この症状が起きている可能性と、やはりヨーロッパからのフライト疲れが大きいのではないのかという疑問です。

しかし、類似した症状が同行のヨーロッパ人にも複数おきていて、しかもこの中には、放射能に関心のほぼないような人も含まれているそうです。このため、心理的な要因だけで、こうしたことがおきているという説明は難しいと思います。
 
また、フライト疲れということで、これらの現象がすべておきるのかどうかも、理解に苦しみます。時差ぼけの概念に当てはまることもないわけではないでしょうが、すべての事象の説明は難しいと思います。

眩暈はかなり過剰におきていたそうです。
 
僕が聞いている中でも、海外在住の日本人が帰国した際に、東京滞在などで大きく体調変化が出る方もいますし、まるで何もない方もいます。一概には放射能の影響とは言えませんが、帰国後にご家族で異変があるケースも聞き及びますから、外国にいる日本人の方が、一時帰国される際は、最低限、細心の注意を払うべきだと僕は思います。
 
僕自身は、海外へのフライトで、成田空港を使うという感覚は、3.11以降全くなくなりました。
 
 
さて、大阪のガレキで二つ動きがあります。
 
 大阪府と大阪市による岩手ガレキ広域処理は、放射性物質を拡散し生命に危険を及ぼすとして、大阪府の住民ら260人が23日、府と市に処理差し止めと損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしたことがニュースで報じられました。こうしたことをいろんな形で訴えていく手法としては、重要です。

 

 「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 

 

   この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 

手書きで書きましょう。パソコンでなく。

 

  〒100-0014

 

 東京都千代田区永田町二丁目3番1号

 

 飯島勲 内閣官房参与 様

 

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。  

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。

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僕のメールアドレスは、nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 

講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。





放射性物質、尿検査会社との一問一答。「福島は数えきれない危険が存在している」というドイツ新聞記事。

2013-01-24 02:36:50 | 福島第一原発と放射能
46人限定で対話が主。

明後日土曜日【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

 18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

 三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

 参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細申込ページ確認。参加費1500円。 

 申込はこちらから→

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栃木初開催!!

明日金曜日【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

こくちーず受付⇒http://kokucheese.com/event/index/70792/

主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

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 名古屋講演は100人以上の方が詰めかけました。座れなかった方には大変に申し訳ありません。次回の開催には、もう少し大きな会場を準備するように致します。
 
 今回の、参加者の中で、数十人の方が、今後も、この放射能に関しての防御の活動を、名古屋を中心として、取り組んでいきたいということでした。放射能防御プロジェクト中部の立て直しを進めたいと思っています。
 
 尿検査データを、検査機関が国際医療福祉大学と提携して研究するということについて、あるお母さんが問い合わせた一問一答です。こうした話も考慮して、協力されるかどうかは各自をお考えください。
このお母さんは、相当な不信感を持っている感覚と僕は、思います。
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Q:アンケートに記載する住所は、何故番地まで記載しないといけないのか?
A: 住所は、一応番地の所までとなっている。
実際に研究でどこまで使うかは、大体県や市、地域によって違うが3つか5つの地域に分けて研究データーとして使う。
 
Q:郵便番号を書くと大体の場所が特定出来るので、そこまで知られたくない場合は郵便番号は書かずに○○県とかで切ってもいいのか?
A:それは、県でもいいし、市など何処で区切っても良い。
 
Q:今回、尿検査を親子で出していてもアンケートは大人はやらずに子供だけなのは何故か?
A:今の段階で、大人、子供ではアンケートの判別はしていない。
 
Q:大人の分が届いていないが?
A:おそらく時期の問題があると思う。以前に測定をして頂いた方から順に、アンケート・同意書を送らせて頂いている。
もしかしたら、違うかも知れないがお子さんの測定を先にしてその後親御さんの測定をして、丁度その境目の可能性もある。
 
Q:親子なので、友人もみな親子同時に出している。でも、子供の分しかアンケートが来ないので子供のデーターしか調べないのかと思ったが?
A:そういう事はない。こちらでまだ、発送していない分があるのかと思う。
(子供のアンケートが届き1週間経過しても、まだ大人の分は届いていません)
 
Q:検体は、4400体とあるがこれは全年齢と言う事で赤ちゃんから大人までという事か?
A:全年齢の物になる。0歳児から大人までになる。
 
Q:土壌表面沈着放射性セシウム濃度と尿中の放射性物質濃度の関係を比較とあるが、これは文科省の発表している物だけで自分たちで土壌検体を
採取して検査しての比較をしないのか?
A:土壌表面濃度というのは、文科省の航空データーの物です。文科省の平均したデーターを使用する。
 
Q:これは、土壌のセシウムではないのですね?
A:土壌の表面で、航空データーなので上空から見た時に測定したデーター
 
Q:食事の事について、汚染地域とは人によって範囲が違うので教えて欲しい。
A:汚染地域と書かせて頂いたのは、居住地の放射能レベルとそこの地域に住む人の尿中放射性物質濃度のレベル相加を見るという事になる。
その際、地産地消を勧められた時期なので、地産地消の生活を行っている方とそうでない方との相加を見るのがある。
汚染地域と言っても、人によって放射能の全く範囲が異なるので、意識している方とそうでない方との差の相加を取るという事。
 
Q:汚染地域は、個人判断ということでいいのか?
A:それでいい。
 
Q:国際医療福祉大学の鈴木教授とやる事になったいきさつは?
A:最初の動機は、依頼が多かった。自分達の方で、結果を利用して何かまとめや統計をすると言う事から始まった。
それをまとめていく中で、鈴木先生ですと放射線と医療の関係やそれに関る疫学の研究についてかなり活躍しているので、治験や理解を元に
して統計の方でより分かり易い、はっきり相関を示せるデーター方法を提示頂けるか又は、指導して頂けるという風に考えて鈴木先生にお願いした。
あと、大学病院の方で契約をしたのは尿の放射能データーを扱う場合は国の倫理指針があって、そういうのを了承を得るのはドレンション抜きに民間
企業は勝手にデーターを統計出来ないので、了承を得て同意を頂いた方のデーターのみに限って統計やまとめに使わせて頂く関係上、ここと契約した。
 
Q:このデーターをまとめるに辺り文科省とか国から補助金は出るのか?
A:補助は一切出ない。こちらで100%出している。

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 ドイツの新聞記事の和訳が届きました。ドイツメディアのいまの福島についての見方が、よくわかります。一読ください。
 
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Normalität in Fukushima gibt es nicht - Unzählige Gefahren immer noch vorhanden -- Sott.net
『福島は制御されていない - 数え切れないほどの危険性が依然として存在している.』


http://de.sott.net/article/10084-Normalitat-in-Fukushima-gibt-es-nicht-Unzahlige-Gefahren-immer-noch-vorhanden

福島原発がメルトダウンしてからほぼ2年.原発事故の事は,新聞の記事から消えてしまった.
東電は常に福島原発が制御されている印象を与えるので,原発災害の異常な状況が,日本では普通となってしまっている.
福島原子力発電所第一の周辺地域20キロは放棄された住宅、学校、幼稚園,バリケード、、使用されなくなった鉄道路線、防護服,労働者の呼吸マスク、放棄されたショッピングセンター などがある,
 この地域は永久的に緊急状態にあり,公から,密閉された場所である.
何が起きたか,見に行くことも聞くこともべて東電が決定している。 ジャーナリスト、政治家国際原子力機関(IAEA)の高官,東京電力の了解なしで,誰も原子炉の状態を見に行くことができない.
このことは,福島原発第1が,正常の状態に,ほど遠いと,明らかに示している.
我々はいくつかの死の町を通過した.バスの中で,東電の広報担当者が,放射線量を教えてくれた.  いくつかの地域は、数時間,家に戻れることができるような低い線量である.でも,そこには,誰も人が居なかった.
この地域を見て,チェルノブイリの思い出がよみがえった. 
東電の広報担当者が、建物,道路, 畑、森,草原の除染の話しをしてくれた.だが,彼らは,まだ,解決策を見つけていない.
バスは30分かかって,我々は,原子力発電所に到着した. 

"致死量"

最初に訪ずれたのは,耐震緊急コントロールセンターである. この建て屋は 災害の半年前に完成された.
ここでは中央制御室が配置されており、破損した1号機から4号機と、停止されている5号機と6号機を監視している.
24人の男性たちは,コンピュータの前に座って,原子炉の放射線量,水位,温度などを監視している.
3号基の格納容器内の水位のデータ(1部分)など,今日まで,まだ,表示されていない状態である.
破壊された建物の間にある巨大な建設用クレーン、又,損傷した原子炉,各原子炉の,現在の放射線量を見れば,正常には,ほど遠い状態である.
原子炉3号機は,放射線量が毎時3.5シーベルトで致死量である.
これらの状況を見て,我々,訪問者は防護服を身に着けることに驚かなかった.
東電から与えられた2枚の靴下をはき,布手袋の上にゴム手袋をはめ,そこをテープで密封し,
頭に布のフードをまとい,呼吸マスクなどをつけたが,放射線を避けるのに役立つが,十分ではないと言える.
そして,衣服,身体に放射性粒子が付き,危険である.

"水の問題"

発電所敷地内には曲がった電柱、引き裂かれたパイプ、、ホース、ポンプ,数機の建設用クレーン、破壊された建物の瓦礫,
多数の巨大なタンクなどがあった.
これらのタンクに保管されている放射線汚染水の膨大な量は、現在まで25万立方メートルである.
毎日,さらに800立方メートル増加している. 
そして,地下水400立方メートルが、原子発電所内の裏の丘から毎日崩壊した原子炉建て屋に流れ込み、それによって、そこが汚染されている。 
又,加えて,原子炉1号機から3号基まで,核燃料を冷却するために毎日,400立方メートルの水が必要である.
水から,いくつかの放射線が除去されたが,特にトリチウムは除去することはできない
東電の広報担当者は汚染水の膨大な量は、現在最大の問題の一つであると話した.
東電は,原子炉建て屋に水が流れ込むのを,今年中に,停止したいと話していたが,それが成功するかどうかは不明である。
第二の深刻な問題は、原子炉4号基である.  建物の五階の使用済燃料プール内に核燃料棒が運ばれ,一時的に保管されている.
新しい災害(地震)が起きれば,最大に危険であると,多くの専門家の意見である.
使用済燃料プール内は1500本以上の核燃料棒が保管されている. 
鉄の支柱とコンクリートの壁で、強制された. だが,新しい大地震が起きれば、建て屋全体が崩壊される可能性があり、また,使用済燃料プールから水が漏れる可能性がある.
したがって東電は、使用済燃料プールから,核燃料棒を取り出そうと試している.
原発炉の横に、安全システムと精巧なクレーン付きの新しい建物がつくられる。
第一の柱は既に建っている。しかし、地面は十分安定しているかどうか懸念される。また、2011年3月の福島原発の爆発で、金属部品は、使用済燃料プール内に落ちており,核燃料棒が破損した可能性があり、核燃料棒の除去は非常に困難である。第三の重要な問題は原子炉3号機の屋根の上に,ねじれた鉄骨の桟があるのが遠くから見えた.この下に,使用済み核燃料が、冷却プールに格納されている.鉄の破片もプールの中に落ちている.

最大の危険は、原子炉格納容器のさらに下にある.溶解した核燃料は高い放射線を放出している.
人間が働けない状態である.
誰も正確な状態と核燃料の状態を知ることが出来なく、また,原子炉格納容器内の水位も測定できない状態である.
我々が3号基の側をバスで通り過ぎた時、バスの運転手は高放射線のため,運転スピ-ドを早めた.


"隠れた危険性"

危険性とリスクが,これらの原子炉に示されている.
例えば,1号基は、、鋼鉄と人口樹脂で構築され、数ヶ月内に囲まれるようになる.
囲まれた下は,破壊されており,数百の核棒燃料が、冷却プールに格納されており,また,内部に溶解された核燃料があり,常に水で冷却する必要がある.
2号機は水素爆発はしなかった、外部は無事である.しかし,2011年3月で核燃料は溶解し、絶えず冷却しなければならない状態である.

**福島の原発事故はまだ終わっていない.危険は排除されていない.**

放射線で汚染された土地の問題だけではなく,原発自体が非常に問題である.
約20,000の人々が,福島原発で瓦礫の片ずけ,原子炉を安定させるため、事故を防止するため,働いている.
別の大地震が、別の津波が起これば,これらすべての努力は破滅し、新たに大きな原発事故を発生させるのに十分である.
東電と日本政府は外部に制御状態だと報道しているが,緊急状態であるのに,制御できているとはいえない.

EMI.KIYOMIZU訳.

 




































救国『双京構想』と大阪・ガレキ阻止はコインの表裏。新潟県知事VSマスコミ問答。女子会開催の訳。

2013-01-23 00:10:50 | 福島第一原発と放射能

 名古屋講演は本日。当日対応、立ち見はごくわずかです。お断りする場合もあります。

 今週末の女子会は、女性が被曝にとってリスクが大きいこと。特に妊娠可能な女性たちの健康リスクを回避することは、ウクライナでも優先されたこと。さらに、東京の若い女性たちが孤立して、この問題に立ち向かえない状況を打破するために開催します。特に女性におこりがちな健康被害、生理的なものや体調面なども含めて、きちんと話し合うためのものです。パートナーとの意思疎通の不十分さなども。そうした意味で開催しています。こうした対話スタイルの形式は、まだ他では開催していないテストケース。趣旨をご理解の上、該当する方は、ご参加ください。 

46人限定で対話が主。

今週土曜日【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

  18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

  三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

  参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細申込ページ確認。参加費1500円。 

 申込はこちらから→

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栃木初開催!!

明後日金曜日【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

  18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

  受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

こくちーず受付も開始⇒http://kokucheese.com/event/index/70792/

   主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

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富山の新川広域圏は本日試験焼却です。僕にはいまさらなんでやるのか、さっぱりわからない話ですが、とにかく、試験焼却まではどうしてもやることにきまっていると、富山県内の産廃関係者から聞いています。行政のいろんな駆け引きが背景にあると思います。

 もちろん、こうした流れを止めるためには、大阪の本焼却が食い止められるのかどうかということです。大阪で燃やすことはなんにも意味がありません。

 これは、大気汚染の専門家の話なのですが、過去の大阪の大気汚染で、微細な粒子の拡散状態を調べると、要注意なのが山の中腹で、高濃度に滞留する現象であるということです。特に生駒山の大阪側が酷いそうです。400メートルの高さあたりに多いと言います。でも、逆に言うと、この高さの山がブロックしてくれて、なかなかここから先に大気汚染の状態は進みません。この点では、万が一、大阪が本格焼却になった場合、奈良側の安全度は高いでしょうし、生駒山の大阪側の下にある市街地には集約される可能性があります。これは、八尾や東大阪のエリアに該当します。もともと大気汚染がたまりやすい場所には、やはり専門家のデータからも裏付ける情報があるということです。

 そして、もう一つの流れとしては、気流は河川沿いに一定のところまで、上がっていきます。そうすると淀川から、京都の南部あたりまで粒子は上がっていきます。

 特に微粒子ほどそういう傾向が顕著になります。こう考えると、大阪のガレキ焼却は京都にまで危険を及ぼしかねません。

 こうした観点で重要なことは、実は皇族の一部を京都に移住させる「双京構想」が京都でスタートしていることです。おとといには、有識者が集まって意見交換も行われました。この会自体、首都直下型地震に備えて皇族の一部が京都に移住するという言い訳でスタートしていますが、これは完全な言い訳です。もちろん、地震対応もあるでしょうが、放射能汚染の酷い東京に皇族が居続けるべきなのかというのが、裏テーマです。

 これは、まさに明治維新のころとおんなじ感覚です。明治維新後、京都から東京に遷都するときに、両京などということばが使われていました。その頃も、「東西両京の並立」と言って、事実上、京都⇒東京に遷都しています

 今回は、これが逆の形になるだけで、東京⇒京都に遷都するのを、誤魔化すために、「双京構想」という単語が使われています。やっていることは、おんなじ構図です。

 まず、この具体的なポイントは、皇室の子供たちの居場所だろうと僕は思います。放射能に弱い子供たちをどこに置くのか、どんどんシビアな局面。

 しかし、この後に、せっかく子供たちを京都に移動させても、大阪市でガレキを燃やすと、その影響は完全には拭えません。そして、すでに被曝している皇室の子供たちの遺伝子は、移動後も必要のない危険にさらされる可能性さえある。

 まさに「双京構想」の現実化と大阪ガレキ阻止は、コインの表と裏の関係のような気がしています。それを、日本という国を、守るのか、捨てるのか、その境目に僕らはいる気がしています。

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 「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

 

   宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 

   この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

手書きで書きましょう。パソコンでなく。

  〒100-0014

 東京都千代田区永田町二丁目3番1号

 飯島勲 内閣官房参与 様

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「小沢一郎代議士に岩手ガレキ搬出ストップの要請お手紙を出しましょう!」

岩手県から大阪市にガレキを搬出しないように、小沢一郎氏に働きかけを継続して行います。小沢さんに、岩手から、ガレキの意味のない搬出を止めるように、お手紙を書いて下さい。岩手で彼は間違いなく影響力があります。知事は彼の傘下です。これも、要請のニュンアンスで書いてください。

これも手書きで書きましょう。
■小沢一郎 代議士
〒100‐8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館605号室
TEL:03-3508-7175

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新潟県知事が新潟のメディアに感じる苛立ち。僕にはよく解ります。
1/9 の新潟県知事定例会見のやり取りを転載。ある意味面白いやり取りです。

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 がれきに伴う放射能管理の問題ですが、昨日、国定三条市長あてに文書を出したと思いますが、今回の放射能管理の問題については、知事としては行政官と政治家のどちらの比重の立場から判断しているのですか。
 知事選の際に、県内を歩いて選挙活動をする中で県民からいろいろな(話を)聞いたと思いますが、(がれきに含まれる放射能管理について)知事が常々話していることは、行政官と政治家以外に、我々にも知事にも家族がいますが、根本的な部分で「人間泉田」としての理念や信念に基づくものなのかとも思うのですが、どういった判断が一番大きいですか。

A 知 事 
 震災後、放射能の管理を緩めたという部分は、原発事故があったときには多少トラブルがあっても、「餓死するよりもまし」という考え方に基づいているわけです。放射能と人類は共存できないのです。(基準を)緩める理由はないと思っています。きちんと管理するという当たり前のことをなぜやらないのでしょうか。結果として、条約のある原子力発電所の中の方がクリーンで一般環境中が汚染されるという構造になるわけです。英知を尽くして放射能をいかに人間社会から離すかということにこそ力を入れるべきであり、先日も福島県の手抜き除染が報道されましたが、そのようなことでいいのでしょうか。チェルノブイリで報告されているとおり、小動物や昆虫には遺伝子エラーが増幅して伝わるという報告もされているわけです。なぜ放射能をしっかりと管理しないのか、次の世代に対して責任を果たせるのかという部分から、人類の英知として作った基準をあえて緩めるということはやるべきでないということです。

 これから三条市の方でも、がれきの本焼却が始まると思います。今後、どういった形で県は関わっていく予定でしょうか。
A 知 事
 手段がないのです。皆さんも、聞いたらきちんと報道してください。なぜ震災前後で(異なる、)緩めた基準でやるのかという部分を、聞くだけではなくてきちんと報道してください。回答がないのです。なぜ(基準を)緩めていいのかという回答を一度も聞いていないのです。皆さん方も報道機関なのだから、公に対して責任を負うわけでしょう。本当に子どもたちに対して責任が持てるのですか。



 放射能管理についてですが、三条市長の話なのですが・・・。
A 知 事
 聞く以上は書いてください。

 できる範囲で報道しているつもりですが、知事からすると物足りない感じになるかと思いますが・・・。
A 知 事
 ですからはっきりと書いてほしいのです。今回の基準は、震災前より緩んでいるということを伝えていないではないですか。そこをきちんと伝えてください。

 文章としては足りないかもしれませんが、我々としては報道しているつもりです。
A 知 事
 つもりと言っても、伝わらなければ報道したことにはならないでしょう。きちんと伝わるように報道してください。

 努力しているつもりですし、今後もしますが・・・。
A 知 事
 では、なぜ震災前よりも緩んだ基準で安全と言えるのですか。その答えを聞いてきてください。今までの基準がおかしかったのかという部分の答えを聞いてきてください。

 我々も聞く努力はしていますが・・・。
A 知 事
 努力ではなく、きちんと答えさせてください。答えられなかったのであれば、「答えられなかった」ときちんと書いてください。


 知事も公文書で市に対しても国に対しても出されているわけで、それに対して回答がないわけですが・・・。
A 知 事
 答えられないのでしょう。つまりリスクがあるということなのです。それなのに、なぜ安全ということになるのですか。

 それを私に聞かれても仕方がないです。 
A 知 事
 ですからきちんと伝えてください。

 我々報道機関は努力しますし、しています。知事も実際に公文書を出しているわけですので、それに対して回答を求め続けていくと思います。知事が言うように、我々も報道するよう努力しますが、報道を介してそのようなやり取りをしている・・・。
A 知 事
 直接やっていますが応じてもらえないというのが現状なのです。さらに言えば、柏崎市長は、私には「応じる」と言ったわけです。
 

 実際に動きがないのであれば、知事は首長間の話ではないと言っていますが、完全に政治問題になっているのではないかと思います。昨日も三条市長あてに知事名義で文書を出しています。知事は遠慮しているようにも思えますが、直接、政治家同士で行う話になっているのではないでしょうか。  
A 知 事
 ですからやっているのです。三条市はやらないと宣言しているのでしょう。ですから、皆さん方がきちんと報道すればいいのです。なぜ、震災前後で緩めた基準で安全なのかということの答えを聞いてきてください。





 報道機関のせいにされても困ります。我々は報道しています。
A 知 事
 どこの記事に書いてあるのかを見せてください。

 そういった形で実際に政治で行っているということであれば、例えば先日の市町村長との意見交換の場等で行うということは、我々にも県民にもわかりやすい形で行われる方法だと思います。でも実際にはそういった場で行われていない。「実際には行っている」と言われても、我々にはなかなかわからないのですが、実際に政治家同士では、どういった形で進めていて、どのように行おうとしているのでしょうか。
A 知 事
 だからできないのです。「協議しない」と言っている人をどうするのですか。あとは皆さん方が報道するしかないでしょう。

 表舞台の平場の議論で、そういった話をするという手段はないのでしょうか。
A 知 事
 ですから議題は事前調整するでしょう。そうすると、(議題に)のらないわけです。

 そういったことも、報道機関がするしかなくなるのでしょうか。
A 知 事
 ですから電話ではやります。会田柏崎市長からは、「協議する」という回答をもらっているのです。

 今話のあった「協議する」というのは、会田市長から知事に対して、「柏崎市と県が協議する」という回答があったということでしょうか。

A 知 事
 そうです。

 「協議する」という回答があったけれども、現時点ではそれがないということですか。
A 知 事
 ですから何もないのではなく、こちらからアクセスしているのです。問題点についても、「事前にこういう課題があります」ということは、事務レベルでもお伝えしているわけです。市長からは「協議する」という回答が私にあったわけです。

 協議するというのは県内5市で・・・。
A 知 事
 いいえ。「県と協議する」というふうに会田市長から話があったにも関わらず、これはどうするのでしょうか。

 報道機関としては、知事が発言すれば報道もしていますし・・・。
A 知 事
 ですから、正式にきちんと書いてほしいということです。なぜ、震災後に基準を緩めたものが安全なのかと。それについて5市の市長がどう言っているのかをきちんと書いてほしいということです。書いていないではないですか。

 書いていないものもありますけれども・・・。


 それは事前協議で議題にならないとできないものなのですか。その場で・・・。
A 知 事
 時間が限られているものでしょう。それぞれにこなさなければいけないテーマというものがあるわけです。

 それを根回ししてやるように・・・。
A 知 事
 ですから、それができないと言っているのです。

 では5市に(県としては)働きかけはしているけれど、5市側が応じないという理解でよろしいですか。
A 知 事
 もちろんそういうことです。応じないという形で進めていくということでしょう。ですから既成事実を積み重ねていると言っているのです。

 事態が進まず、今のように知事も苛立ちを持っていると思います。そうであるならば、市町村との会合の場で、あえて時間をつくって話をする等の打開策はないのでしょうか。
A 知 事
 ですから、できないではないですか。さらに言うと、森長岡市長とはじっくりと話をしています。あのときには合意になっていたはずなのです。おそらく、その後に環境省といろいろな話があったのでしょう。微妙に変わっていくのです。きちんとその辺りを取材してください。5市だけでやっているのか。違うでしょう。環境省が背後でスケジューリングして調整をかけているのでしょう。そういった背景も含め、きちんと取材してください。それで一体いくら広告費に投じたのか。(震災がれき処理費用の)単価がどうなっているのか。なぜ割高なものでやっているのか。そういった背景をどうして取材して報道しないのですか。

 糸魚川市の方で、100ベクレル以下の汚泥等を受け入れるということで、今日、現地に搬送されるようですが、それに関してあらためて知事の所感を伺います。
A 知 事
 今日ですか。

 100ベクレルを超えるものに関しての対応は・・・。
A 知 事
 基本的に放射能の管理は放射能のプロが行うことが、私は合理的だと思っています。放射能の管理の経験のない市町村が、各自治体ごとに放射性廃棄物の処理場を造っていくということは極めて異常な国の形態だと思っています。放射能については、従前のルールに基づいてしっかりと管理すべきと考えています。



 


【大阪・ガレキ阻止】静岡県内の岩手ガレキ処理三月末迄に1年早く終了。大阪で燃やす必要は全くない。

2013-01-22 10:38:58 | 福島第一原発と放射能

 明日の名古屋講演は満席で当日は立ち見のみ対応しますが、人数が多ければお断りもあります。当日会場においで下さい。名古屋市民会館で受付開始が18時で第1会議室。 金山駅から歩いて5分。

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46人限定で対話が主。

今週土曜日【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

  18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

  三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

  参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細申込ページ確認。参加費1500円。 

 申込はこちらから→

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 岩手県の大槌町や山田町から搬入された木質のガレキの処理を、静岡県では島田市をはじめ、静岡市、浜松市、裾野市で受け入れていました。

去年の年末の時点で、島田市が192t、静岡761t、浜松724t、裾野44tなど1800t近くが既に処理されています。

 そして、地元新聞などの報道によりますと、静岡で受け入れていた岩手ガレキについて、1年早く、この2012年度末、つまり3月末までに、処理は終了するということです。

見込みの量よりも、ガレキの総量が少なかったと話しているようですが、恐らくはっきり言ってやる必要が全くなかったということです。

 元々、二万t以上の受入れを要請していたのに、その一割程度を受け入れた段階で終了するということは、本質的には、遠隔地の静岡に運んでまで処理する必要が、全く必要がなかったことを、端的に示しているだけです。

 北九州よりもさらに顕著な話ですし、しかも、宮城のガレキと異なり、まだガレキが大量に残存するかのように見せていた、岩手のガレキ処理です。大阪が処理するのも岩手県内のガレキ。いよいよです。

政治家の目先の要求に沿うためだけに、行われるガレキの広域処理。

静岡は、民主党細野幹事長の地盤です。

この細野氏はガレキの広域処理を無理やりすすめた主犯。

その処理はほとんど意味もなかったし、国家財政的に無駄な税金を使ったことはほとんど間違いありません。

こうしたことが、あたりまえのように露呈している状態です。

まともな知性で考えたら、今から、岩手のガレキを受け入れて処理する必要性は、1%もありません。

大阪が来月から、岩手のガレキを無理やり受け入れるとしたら、あり得ない話です。

ある大阪の向こうサイドに近い専門家と話したら「国は、実験といっても結論ありきなんですよ」「ガレキ処理はお金と政治の問題でしょ?」としか返ってこない話です。みんなわかっている、わかっていて、そのまま意味不明な話が進んでいる。被災地にとって、まったく必要のない話をすすめる理由はありません。まるで、必要性がない。

政治家の面子と欲得以外に何の本質もない。

大阪市でガレキを焼却する必要は全くありません。もうガレキはありません。

橋下市長の、支配という欲望の為だけに、大阪市民を危険にさらし、無駄な税金を使わせてはなりません。

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栃木初開催!!

今週金曜日【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

  18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

  受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

こくちーず受付も開始⇒http://kokucheese.com/event/index/70792/

   主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

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「小沢一郎代議士に岩手ガレキ搬出ストップの要請お手紙を出しましょう!」

 岩手県から大阪市にガレキを搬出しないように、小沢一郎氏に働きかけを継続して行います。小沢さんに、岩手から、ガレキの意味のない搬出を止めるように、お手紙を書いて下さい。岩手で彼は間違いなく影響力があります。知事は彼の傘下です。これも、要請のニュンアンスで書いてください。


■小沢一郎 代議士
〒100‐8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館605号室
TEL:03-3508-7175

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 

 

  この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 

  〒100-0014

 

 東京都千代田区永田町二丁目3番1号

 

飯島勲 内閣官房参与 様

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。  

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。



 

 

 


 


「東京でシャワーをすると陰部がかゆくなる」金属アレルギー女性、身近で甲状腺がん、乳がん、肺がん。

2013-01-21 13:40:25 | 福島第一原発と放射能

 栃木初開催!!

今週金曜日【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

  18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

  受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

こくちーず受付も開始⇒http://kokucheese.com/event/index/70792/

   主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

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 この話は、現在、避難しているものの、仕事の都合で時々東京に戻っている女性とのやりとりで、電話で、お話もしています。仕事関係者や、その周辺、身近な人たちの中に、次々と身体の異常を訴える人たちがおおくなっている話がまずベースにあります。


 がんがいろんな形でおきていることや子宮筋腫の悪化の話などですが、それ以外に、女性特有の話で、伝わってきている話があります。
 
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私の東京の仕事先まわりでは、3.11後も大病は聞きませんでした。

お腹を壊して会社を休んだとか、原因不明の体調の悪さが数週間続くとか、
そうした話は、もう昨年から以前より増えている実感がありました。
ノロウイルスとか、風邪とか、SNSで見ていると以前より多いのがよくわかるのです。
また上京した折りに話をすると、最近、高熱を出したとか、下痢をしたとかよく聞くので、
以前にはそんなことはありませんでしたし、おかしいなという感触はありました。

また、私は金属アレルギーがあるので、上京して、水道水で顔を洗うとピリピリしたり、
陰部がかゆくなることがあり、それを東京の友達に話すとみなうなづくのです。
微妙な話なので、全員にしているわけではないですが、
23区在住の5、6人に話して、みんなイエスでした。

でも、それ以上の大病を聞くようになったのは昨年の12月からです。
このところ、東京の知人から健康被害を頻繁に聞くようになり、胸を痛めています。
11月から12月が多かったので、1年半がひとつのポイントだったのでしょうか。
 
まず、その男性は30代前半で甲状腺癌で手術をされたそうです。
夏にひと月続く下痢に悩まされたそう。
23区東側在住でガテン系の外に出る仕事です。

もうひとりは40代前半女性。
23区西側在住で、勤務先も23区、職業は会社員です。
彼女は以前から子宮筋腫があったそうですが、
3.11の1年後から、生理のときに出血量が増えて、
夜用ナプキンが1時間で変えなければいけない量だったそうです。
内膜症も併発。
2012年秋に筋腫の手術をされたそうです。
 
この2例は、外部被曝、内部被曝ともまったく注意していなかったようです。
 
また栃木にいる親族女性。子どももいて健康的な生活なのに乳癌。
エリアとしては渡良瀬遊水池の近くで、30代半ばだそうです。
また避難者の女性、60代後半で喫煙歴がないのに肺癌に。
 
今まで健康で、仕事も人間関係も目立った悩みがあるタイプではないのは
共通していると思います。

今まで、仕事人間が病に倒れることは時々聞きましたが、こんなに多くはなかったです。
徹夜ばかりしていたとか、酒豪で煙草を吸っていたとか、
そういう人たちが50代~60代でガタが来ることがほとんどでした。
そうした人は業界でも有名で、珍しいことなのでみんな噂したものですし、
友達のお父さんが癌になるのも、大抵、70歳前後でした。
何か、あの人ならなるよね、とみなが納得するようなパターンがあったと思います。
最近の話は、何か違和感があります。
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僕は金属アレルギーでもないですし、男ですから、この方のお話ししている話の核心はわかりません。しかし、他の話の内容や、この方の職業的な社会レベルについての判断、ほかの事柄の伝え方の妥当性も考えると、お話を伝える意味はあると判断しました。
 彼女とも話したのですが、女性同士でも、陰部に関しての話はやはり微妙なニュアンスが大きく、だれでも聞けない話であること、そのうえで、彼女が話すことのできる身近な友人知人、五人から六人に聞いたところ、全員がイエスであったということ。シャワーや入浴の際に感じているようです。
 こうした話を書くと間違いなく、ネット上の気違いコメントが多発することが容易に想定されるため、いろいろ考えました。しかし、放射性物質が微量に存在している状態は、当然金属粒子としても含まれているため、それを感じる人がいてもおかしくありませんし、そうした事柄が、人体に何の影響もないといえることなのかどうなのかは、実は全くわかりません。こうした点で、おかしいと思っていることを、おかしいと言っておくことがなにかにつながることを僕は考えています。
事柄の本質は、すぐにわからないことも多いです。思わぬことが、思わぬことに繋がることは、人生ではよくあることですし、こうした大きな状況の中ではいろいろと考える話と僕は思います。

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46人限定で対話が主。

今週土曜日【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

 

 18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

 

 三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

 

 参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細は申込ページ確認。参加費1500円。 

 

申込はこちらから→

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 健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。  

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

   宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。

 

  この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。

  飯島氏はたぶん左翼的な活動が盛り上がって送られていると感じると、皮膚感覚ではねつけるタイプでしょうから、そういう文面ではなくて、お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。

 あくまで、お願いです。間違わないで下さい。宛先は下記の通り。

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 〒100-0014

 東京都千代田区永田町二丁目3番1号

飯島勲 内閣官房参与 様

 

<form action="http://jp.mc1005.mail.yahoo.co.jp/mc/showMessage?mid=1_29398_1_110226_0_AIocT7cAAQARUPEMUAN%2BM2C3YDU&fid=%2540S%2540Search&sort=date&order=down&filterBy=&.rand=814076249" method="post" name="showMessageForm"> </form>

大阪ガレキ阻止に関して、小沢一郎氏が、動くのかどうかを注目します。姫路講演報告。

2013-01-20 07:21:46 | 福島第一原発と放射能

46人限定で対話が主。

つぎの土曜日【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

 18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

 三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

 参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細は申込ページ確認。参加費1500円。 

申込はこちらから→

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  きのうの姫路講演は100人の会場は、お子さんも含めてほぼ満員となりました。避難者や過去講演に来た方は比較的少なく、地域の中でこうした情報がまわりはじめてこられた方が多いような感覚の講演会となりました。ある意味では、そんなに強い関心を持っていない人が、なんとなくきたような感覚の講演でした。演者としては、話をどこまで噛み砕いたら、伝わるのだろうかなという感覚が難しく、普段の講演よりもまどろっこしい部分があったかもしれません。その点は少し申し訳なく思っています。

 この姫路では日本最大の産業廃棄物処分場の建設計画が夢前であります。甲子園の十倍というスケールに、反対運動も継続されていますが、3.11.前の様相と大きく異なるのは、こうした施設ができると、それが途端に放射性物質という存在も受け止める巨大施設になる可能性をやはり否定できないということです。そうした問題が存在することもあってか、、こうした放射能の問題に関心を持とうとする人たちの広がり始めた裾野があるのだなあということが逆によくわかった講演になりました。

さて、大阪のガレキの問題で、すこしだけ伝えることがあります。小沢一郎氏周辺などから聞こえてきました。

書込みにもある通り、電話しても対応がおかしいという話はあるのは、まず先方は当惑しているそうです。

これだけの声が来ていること、大阪のガレキ問題への背景認識が不足していること。

さらに、当事者意識がもともといまひとつないこと。

そこで、多くの人の声が寄せられとまどっているというのが現実の模様です。

しかし、橋下市長サイドに再考可能性がないとの認識がある中で、大阪の地元政治関係者からも、小沢周辺に声は別にきているようです。

こうした状況によって、ご本人がどのように考えるのかは、わかりませんが、岩手でのいろんな事柄に関して、小沢一郎という政治家の影響力は圧倒的に大きいのは事実と僕は思います。

小沢さんが真剣に止めようとしたら、この話はやはり道筋はつく話と僕は思います。

その意味で、被曝と言う問題に認識のある小沢一郎という政治家が、大阪という西日本最大の都市の放射能汚染を回避するために、動いてくれる政治家であるかどうかは、この話で見極めができると思います。

彼に対して声が届いているのは、無駄な話ではないことはわかりました。とまどうということは、それについての思考は始まっているということではありますから。僕らは、やれるだけのことは、やらないとなりません。

岩手県庁と大阪市への抗議と併せ、週明け以降も、皆さんが声を上げてください。

 僕は小沢氏という政治家が、国民のために、達成可能な政治命題を、本当に達成しようとする政治家であるのかどうかを、見極めるよいテストケースと、僭越ながら思っています。ネットから現実の形となった、多くの声を、彼が現実に汲み取るのか、どうかです。僕は、力量として、彼には達成可能な話と思います。

大阪市環境局 施設管理課 災害廃棄物広域処理グループ
TEL:06-6630-3361 FAX:06-6630-3582 
 
岩手県 廃棄物特別対策室 災害廃棄物処理企画担当
TEL:019-629-6943
FAX
019-629-5399
E-MailAC0007@pref.iwate.jp

小沢一郎代議士国会事務所
1008981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館605号室
TEL03-3508-7175

 また、当然ながら、安倍政権に関して、この問題での働きかけを強める作業も並行しましょう。だれが動くのかは、最後まで、わかりませんから。

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

   宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。

 

  この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。

  飯島氏はたぶん左翼的な活動が盛り上がって送られていると感じると、皮膚感覚ではねつけるタイプでしょうから、そういう文面ではなくて、お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。

 あくまで、お願いです。間違わないで下さい。宛先は下記の通り。

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 〒100-0014

 東京都千代田区永田町二丁目3番1号

飯島勲 内閣官房参与 様

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北関東では、一年三か月ぶりの開催となります。

 

栃木初開催!!【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

 

18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

 

受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

 

 主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

 

 


 


本日は姫路講演。「放射能防御プロジェクト」への寄付を求めていないという僕の考え。

2013-01-19 02:15:00 | 福島第一原発と放射能

 本日【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】 

14時~16時 (受け付け1330~)姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】

 山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分 駐車場あり。参加費:999円  

まだ空席はあるそうなので、直接会場においで下さい。

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 来週土曜日46人限定【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

 

18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

 

三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

 

参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細は申込ページ確認。参加費1500円。

 

申込はこちらから→

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  「放射能防御プロジェクト」も僕個人も寄付は現時点で求めておりません。寄付などは、いろんな意味で、トラブルになることも多く、極力、回避したいのが僕の考えです。こちらは、そうしたことを恒常的に行う意志は以前からも、現在もありません。放射能防御プロジェクトへの寄付は、ホームページにほんの一時、出ていたのですが、管理できないからと、僕の意向でやめてもらいました。講演会場などでの主催側のカンパ依頼以外は、特に何もないと思います。

 特に恒常的な寄付の呼びかけをすることはありません。選挙のような一時的に資金が必要なケースはともかくとして、恒常的に活動資金を援助するために、寄付を他の組織や団体へ募るという感覚は、現時点で僕にはありません。そういうことへ応援もする気は全くありません。

 たとえば、IWJのように対価を払うべきサービスに対しては、対価を払って応援したほうが良いと思います。これは、寄付でなく、サービスの購入に感覚は近いと考えています。だから会員制なんだと思います。

 いずれにしましても、僕が創設している「放射能防御プロジェクト」でも寄付に関しては、求めていませんから、選挙カンパのようなケースやガレキ逮捕救援カンパや講演主催団体が会場カンパを求める場合などを除いて、僕がほかの団体への寄付を、皆さんに推奨することはありません。

 寄付に関して、僕がどうしてこういうことを書くのかというと、防御プロジェクトに過去在籍した人が新たにおこなっている寄付の求めについて、こちらに問い合わせがあったり、さらに苦情まで聞いています。また、僕と近いとみえる組織への寄付に関しても、僕に問い合わせがあるからです。

 前者も後者も、僕の管轄ではありませんから、僕は知りません(だって内実を知らないのですから)。この放射能、被曝、避難について、多額の寄付が集まっている団体もいろいろあるようです。数十万円どころか、数百万円、数千万円の話も聞きます。その団体ごとに運営目的に沿ってきちんとおこなわれていたら、特に問題はないと思います。しかし、距離の遠近を問わず、お金の問題は、直接コミットしない限り、わかりません。ですから、そこには、僕は関わらないのが基本です。

 しかし、良くも悪くも放射能防御プロジェクトに関しては、そうした多額の寄付は全くありません。というか、寄付窓口を設けないようにしたため、そういうふうになっていません。これでしんどい部分もありますが、これが現実です。他所の寄付のことは知りません。つまり、僕と付き合いがあるから、ここに寄付をしますと僕に言われても、僕は知りませんという話です。木下さんとあの人が親しいと思ったので、寄付しましたと言われても知りません。あなたが、寄付をするのかどうかは、その個人やその団体をみて、決めてください。僕に言われても困りますから。

 「思考」して下さい。その人たちの活動、その人たちの本質が、あなたが支援すべきなのかどうなのかで、寄付は考えるべきです。僕はそこしか本質はないと思います。

 結局、お金のことを考えると、僕はホリエモンが言っていたことは、ある意味正鵠を得ている部分はあると思います。結局、一人一人から、多くから、少額でもよいから出してもらうのが、お金が集まるということ。この構図は正しいと思うのです。しかし、そのためには、その対価となる見返りがないとダメと思います。商品であれ、情報であれ、サービスであれ。そうした対価を返さない、寄付という形は、その寄付を集める目的を明確にし、その使途を公開し、さらに組織を公的に見える形にする必要があるとは思います。当たり前のことです。

 現況で、放射能防御プロジェクトはいろんなネットワーク化したつながりですし、社会的かつ政治的な運動体の側面もありますから、こうした点でも、少し違うと思います。これをどういう風に次の段階にしていくのかは、いろいろと考えていますが、答えは出ません。

 少なくとも、寄付の門戸ばかり広げるスタイルにはならないと思います。

 こうした事柄についても、憶測のみを執拗に繰り広げている方達が複数いて、僕は相当にあきれていますし、心の病ということを深く考えます。ぼくがはっきりとモノを決めることや意志をはっきりと示すことに対しての反発でしょうが、通常の社会的な関係性やそうした事柄への公的対応をみたら、普通に理解できる話を、どこまで捻じ曲げていくのかなあとは思います。

 本性的な狂気は怖ろしいです。しかも、一見まともに見える人に潜む狂気ほど、酷いことは間違いありませんから。

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 放射能防御プロジェクト中部の立て直しも考慮した、名古屋講演は満員。立ち見であれば、当日、数人ならおうけできるかもしれません。 なお、開演時間の一時間前くらいには会場に伺いますので、個別相談や、お話しがある方は一時間くらい前に会場においで下さい。

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来週水曜【1/23(水)夜 木下黄太講演IN名古屋】 満員です。 

18:30~ (受付開始 18:00~) 

名古屋(日本特殊陶業)市民会館 第1会議室 

金山駅徒歩5分名古屋市中区金山1丁目5−1
申込はこくちーずより→ http://kokucheese.com/event/index/69512/  

(すでに満員!万が一キャンセルの場合は、こくちーず経由はこくちーず上でキャンセルをお願いします。)

連絡先 放射能防御プロジェクト中部 rdpchubu@gmail.com

 

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 北関東では、一年三か月ぶりの開催となります。

 栃木初開催!!【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

 

18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

 受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

  主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

   宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。

 

  この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。

  飯島氏はたぶん左翼的な活動が盛り上がって送られていると感じると、皮膚感覚ではねつけるタイプでしょうから、そういう文面ではなくて、お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。

 あくまで、お願いです。間違わないで下さい。宛先は下記の通り。

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 〒100-0014

 東京都千代田区永田町二丁目3番1号

飯島勲 内閣官房参与 様

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「3.11で世界が変わった」と思う僕と「放射能は厭きた」東京マスコミの溝。セシウム花粉は去年の数倍!

2013-01-18 10:25:00 | 福島第一原発と放射能

あす土曜日【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】 空席あり。

14時~16時 (受け付け1330~)姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】

 山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分 駐車場あり。参加費:999円  

 申し込み: 名前・人数・住所(市町村まで)を明記しメールかこくちーずで申込。託児無、子連れ参加可。

 sanohiromi3@gmail.com    090-5175-6139(担当:サノ)

 こくちーずの申し込みページ→ http://kokucheese.com/event/index/69644/

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セシウム花粉の量は、今年は多いです。

花粉の量は、去年の5~6倍と東京都は予測しています。

騒がなくなっているだけで、危険は変りません。

実は騒ぐなという抑圧がかかっているという情報も僕にはきています。

花粉マスクは必須です。

 きのう、都内のあるマスコミの方と、長時間お会いして、お話しいたしました。いろんなお話をしたのですが、やはり一番感じたのは、僕と東京マスコミの距離感です。

「木下さん、ぼくの会社でも、3.11から世界が変わったと実感している人間はほとんどいません。

3.11から別の世界になったと、感じている人間はたぶん一割いるかどうか。9:1ですよ。

あの直後に家族を逃がしていた人はいますが、一週間、二週間で、東京に戻したはずです。

3.11から世界が変わったという実感を共有している人間は本当に少ないのです。」

おそらく、特にマスコミの中ではこうした感覚が強いのだろうと僕も思います。たぶん、一般社会の中は、7:3位の認識比率とおもっていますが、マスコミの人たちの方が認識しにくい。今まで、自分が東京のマスコミ人として優位に生きてきた時間の流れの中で、その優位な心地よさを捨てる感覚は勿論ないんです。マスコミというのが、なにか本質をあぶりだすために、格闘する戦いではなくて、この東京の中での楽しい生活を、知的な装いとともに過ごせるステイタスとなっているものなのです。そこにしか、マスコミの本質、マスコミ人の本質はない。これは、もっと実質を考える一般社会の方たちよりも、ある意味、遅れていると僕は思います。

僕は、「3.11以降に世界が変わった」という感覚の中で生きています。自分が生きてきている中で、それまで得てきた大半のメリットは捨てました。捨てる以外に、自分の過去にしてきたことと、これから生きていくことへの整合性をとることができないからです。しかも、僕の目から見たら、3.11後の世界と3.11以前の世界は別の世界と見えます。

放射能、放射性物質というものがあまりに大量に拡散をしました。その量は、高崎のCTBTのチームの報告だと、チェルノブイリ当時、関東の最大降下量の84倍。核実験当時の数千倍にあたるといいます。広島・長崎以上、現実にこれまで日本人が経験したことのない放射性物質が大量に存在している状態に、関東と南東北の大半のエリアは置かれています。

敢えて言いいますが、「穢れた地」になってしまったのです。

このことを、きちんと見据えてきちんと考えないと、僕はまずいと思っているし、何回かスクープをとってきた人間として、これを的確に伝えること以外に、今の日本国内で本質的なスクープなどひとつもありえないと確信しているからです。

僕の鼻はスクープが何があるのかを嗅ぐのは得意です。

そして、この鼻はその匂いを敏感に教えています。スクープの匂いを。

僕はそこに答えがあると確信しています。それでも、そうした感覚は二十年近く、こうした仕事をしてきても、伝えたいと話してきた人たちに伝わりません。そうしたことを、ある意味、上を押しのけて、報じていくのが、ジャーナリストや記者という存在のあるべき姿ですが、まったくそういう声は続きません。

「木下さん、一社に一人と思うんですよ。上と闘って、突破して報じていくような人間は。今の日本のマスコミで。でも会社ごとそういうことはありえない会社もあるし、そもそもそうした人材のレベルがいない会社もある。東京の新聞、テレビ、通信社で数人いるのかどうかというのが、本当のところではないでしょうか。木下さんがいたら、突破したかもしれない周りの人も、木下さんがいなかったら突破しょうともしないし、木下さんに連絡しないというのも、ある意味、よくわかる気がしますよ」と。

僕の伝わらなさ。東京のマスコミとの意識の開き。

「なんか面白くないネタ。受けない話なんですよ。マスコミの中で、原発や被曝は。もうあきたというのが本音。だから、次の目新しいことに行きたい。現実から、目を背けているという実感のあるマスコミ人さえ少数で、そんなことさえ考えていない。」

「でも、放射能の話をやろうとすると、まわりから過剰反応が返ってくるんですよ。それで、なんともならなくて、なにか放射能の話をやるのが面倒な感じになる。それは本当におかしいんですが。でも、なんだか意味なくハードルが高いのですよ。」

 僕に答えはありません。いろんな可能性を確かめる作業はもう少し続けますが、他者の意識というのを変革するのは大変に難しい作業です。カルト団体が、薬物などを使っておおがかりな洗脳とかしないと事が進まなかったのも、よくわかります。人は、今の自分が楽なことを考えるし、行動する生物で、それと違うことを言いづけることを納得させるのは、ほぼ無理という話です。

 これも、対案にはなりませんが、僕が必読して拡散してほしいと話している『チェルノブイリの長い影~チェルノブイリ核事故後の健康被害』http://t.co/1wvb9BcP は、衆議院議員団の公的視察資料ですから、これをマスコミの人たちは読んでほしいです。こちらで読みやすくテキスト化したサイトもあります。 http://t.co/iQiRCITt

 特に、被害が自分の身におきうる確率の高い、二十代、三十代の女性記者たちには、きちんと読んでほしいと痛感しています。

 僕はこの世代の女性たちには、特に伝えたいと痛感しているので、開催しているのが次の催しです。できるなら、女性記者や女性のマスコミ人のような意識があって、自分の頭で考えられたはずの人たちとも話をきちんとしたいと考えています(講演会にこっそり聞きに来て、こっそり帰っている人の話はよく聞きます)。読者でそういう方も是非おいで下さい。相互対話。来週土曜日です。

46人限定【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細は申込ページ確認。参加費1500円。

申込はこちらから→

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  ところで来週水曜日の名古屋講演会は、座席は満員となり、キャンセルまちしかありません。大変申し訳ありません。放射能防御プロジェクト中部の体制を改変するため、急遽立ち上げたイベントという関係で、余力がない中での開催です。100人くらいの会場。場所も多人数の部屋が確保できずに申し訳なく思っています。

こくちーずで申し込んだ方も、キャンセルされる際は必ずこくちーず上で手続きをお願いします。

そうでないと、ほかの方に座席がまわりません。

立ち見であれば、当日、数人ならおうけできるかもしれません。

なお、開演時間の一時間前くらいには会場に伺いますので、個別相談や、お話しがある方は一時間くらい前に会場においで下さい。

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来週水曜【1/23(水)夜 木下黄太講演IN名古屋】 満員です。 

18:30~ (受付開始 18:00~) 

名古屋(日本特殊陶業)市民会館 第1会議室 
金山駅徒歩5分名古屋市中区金山1丁目5−1
申込はこくちーずより→ http://kokucheese.com/event/index/69512/  

(すでに満員!万が一キャンセルの場合は、こくちーず経由はこくちーず上でキャンセルをお願いします。)

 

連絡先 放射能防御プロジェクト中部 rdpchubu@gmail.com

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北関東では、一年三か月ぶりの開催となります。

 

栃木初開催!!【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

 

18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

 

受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

 

 主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

 

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 「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

 

 

 

 宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。

 

 この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。

 

 飯島氏はたぶん左翼的な活動が盛り上がって送られていると感じると、皮膚感覚ではねつけるタイプでしょうから、そういう文面ではなくて、お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。

 

あくまで、お願いです。間違わないで下さい。宛先は下記の通り。

 

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〒100-0014

 

東京都千代田区永田町二丁目3番1号
飯島勲 内閣官房参与 様

 

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。 

 

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。



【北九州・ガレキ阻止】北九州市議会議員選挙は明日1/18(金)の告示、1/27(日)投票日。いよいよです。

2013-01-17 21:23:39 | 福島第一原発と放射能

「安倍自公政権の復活後初めての大型選挙として全国が注目する」という形容詞がつく北九州市議選告示はいよいよあす、1/18(金)になりました。そして1/27(日)が投票日となります。

九州ひまわりプロジェクトの村上さとこさんも、明日、出発式です。駆けつけられる方は、現場へGO!


「村上さとこ 出発式」 
 
日時 1月18日(金) 午前9時より
場所 リバーウォーク前(勝山橋側)

期間中には山本太郎さんも駆けつけます。

彼女は、激戦区「小倉北区」での戦い。ここに住んでいる知り合いがいる方は、事務所にご連絡を。
 
村上さとこサポーターズ事務所まで。
問い合わせ先 093-511-2488

とにかく、ここまで来たら頑張るのみです。皆さん。