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 「自分自身を知るために書いてきました。ほとんど同じことを、何度も書いているようなものです」 (12月11日)[全文へ]


 室町期の画僧、如拙(じょせつ)が描いた国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」は、ある禅問答を題材にしている。いわく「ヒョウタンで、ナマズを押さえ捕らえられるか」。 絵に添えられた31人の僧の賛(答え)は「言葉遊び」であり、「禅の教訓とは異なる」とする説が注目される中、別の答えを導いた。 (12月4日)[全文へ]


 バブル崩壊にリーマン・ショック、東日本大震災。 (11月27日)[全文へ]


 40代主婦層を対象とした月刊誌「STORY」「美ST」を編集長として成功に導き、年齢を超越した美しさの持ち主を意味する「美魔女」のブームを生んだ。 (11月20日)[全文へ]


 東日本大震災前に福島を歩き、地方と中央の関係から原発を考察した『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』で毎日出版文化賞を受賞した1984年生まれの社会学者である。本作は、震災後に発表した評論などをまとめ、原発事故後の正義を考え直した。 (11月13日)[全文へ]


 昨年は作家デビュー10周年。だが、漫画やゲームに関するコラムニスト・ブルボン小林の顔も持つ作家が書いていたのは、小説ではなく漫画『フキンシンちゃん』だった。「10周年を華々しく祝えず、ずっこけるように1年遅れて『佐渡の三人』。でも、それも何だか自分のふるまいっぽい」。飄々(ひょうひょう)と、苦笑いする。 (11月6日)[全文へ]


 団地に暮らした小学生時代に受けた集団主義教育を記したドキュメント『滝山コミューン一九七四』から5年。政治学者らしく問題関心を広げ、団地と戦後政治思想の関わりを考察した。対象を西武鉄道沿線の団地に絞った『レッドアローとスターハウス』(新潮社)も同時に刊行するなど、強い関心があった。 (10月30日)[全文へ]


 大阪を代表する作家の新刊は意外にも、東京の下町、門前仲町が舞台だ。「向こう三軒両隣といった気質が残るところにひかれて」 (10月23日)[全文へ]


 デビュー40年、誰もが名を知る人気歌手だが、小説家、童話作家としての顔も持っている。「常に歌手の余技だと思われるのは、自分の宿命で仕方ない。これを、どうこじ開けていくか」と意欲を語る。 (10月16日)[全文へ]


 女スパイのような姿での撮影には訳がある。「今度電話してきたら、ぶっ殺す!!」「うるせぇんだよ馬鹿野郎!」など顔の見えない相手から毎日物騒なことを言われる仕事だから――。 (10月9日)[全文へ]


 同居人2人やネコと暮らす、都内の地下鉄駅からすぐのシェアハウス。学生のたまり場といった風情だ。 (9月25日)[全文へ]


 昭和40年代の小学生時代、日曜日にデパートへ出かけることが家族の娯楽だった。幼児だった妹はまず、「お子様食堂」へ行くようせがむ。その後、おもちゃ売り場を見て、最後は地下の食品売り場で買い物をする。色とりどりに光る紙で包まれたお菓子に心を奪われた。 (9月18日)[全文へ]


 スタイリストという職業が市民権を得てない時代から、「着ることは自己表現。もっと関心を持って」という強い思いを、雑誌のファッションページで表現し続けて40年余り。本書は自身の仕事や、国内外の様々な出会いをつづった回想録だ。 (9月11日)[全文へ]


 ロンドン五輪で、カーボン製の板バネのついた義足でトラックを疾走したピストリウス選手(南アフリカ)の活躍は記憶に新しい。 (9月4日)[全文へ]


 1960年代にテレビ界に飛び込み、「クイズ100人に聞きました」「わくわく動物ランド」「関口宏の東京フレンドパーク」など、数々のヒット番組で司会を務めてきた。 (8月28日)[全文へ]


 日露戦争の勝利におごり、第1次世界大戦に学ばず、非合理主義が蔓延(まんえん)して第2次世界大戦に惨敗。本書は、戦前日本のそんな通説を覆す。 (8月21日)[全文へ]


 今、日本にはびこっている生物がいる。その名も「ダチョウ男」。 (8月7日)[全文へ]


 「1542年から100年間をテーマに、グループでどんな時代だったかを話し合い、発表して下さい」。 (7月31日)[全文へ]


 「気宇壮大な力作」。戦後の個人と社会全体の空虚感の源に迫る作品は、文芸誌「文芸」で連載を終えたときから、各紙の文芸時評で高く評価された。 (7月24日)[全文へ]


 自宅マンション別室の骨董(こっとう)部屋。「これは4000年前のペルシャ土器。室町時代の(こま)(いぬ)に、江戸時代の閻魔(えんま)大王……。長い時間を経て今、一緒に過ごせるなんてすてきでしょ」 (7月17日)[全文へ]




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日本ファンタジーノベル大賞

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