著者来店
室町期の画僧、
40代主婦層を対象とした月刊誌「STORY」「美ST」を編集長として成功に導き、年齢を超越した美しさの持ち主を意味する「美魔女」のブームを生んだ。 (11月20日)[全文へ]
東日本大震災前に福島を歩き、地方と中央の関係から原発を考察した『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』で毎日出版文化賞を受賞した1984年生まれの社会学者である。本作は、震災後に発表した評論などをまとめ、原発事故後の正義を考え直した。 (11月13日)[全文へ]
昨年は作家デビュー10周年。だが、漫画やゲームに関するコラムニスト・ブルボン小林の顔も持つ作家が書いていたのは、小説ではなく漫画『フキンシンちゃん』だった。「10周年を華々しく祝えず、ずっこけるように1年遅れて『佐渡の三人』。でも、それも何だか自分のふるまいっぽい」。
団地に暮らした小学生時代に受けた集団主義教育を記したドキュメント『滝山コミューン一九七四』から5年。政治学者らしく問題関心を広げ、団地と戦後政治思想の関わりを考察した。対象を西武鉄道沿線の団地に絞った『レッドアローとスターハウス』(新潮社)も同時に刊行するなど、強い関心があった。 (10月30日)[全文へ]
デビュー40年、誰もが名を知る人気歌手だが、小説家、童話作家としての顔も持っている。「常に歌手の余技だと思われるのは、自分の宿命で仕方ない。これを、どうこじ開けていくか」と意欲を語る。 (10月16日)[全文へ]
女スパイのような姿での撮影には訳がある。「今度電話してきたら、ぶっ殺す!!」「うるせぇんだよ馬鹿野郎!」など顔の見えない相手から毎日物騒なことを言われる仕事だから――。 (10月9日)[全文へ]
昭和40年代の小学生時代、日曜日にデパートへ出かけることが家族の娯楽だった。幼児だった妹はまず、「お子様食堂」へ行くようせがむ。その後、おもちゃ売り場を見て、最後は地下の食品売り場で買い物をする。色とりどりに光る紙で包まれたお菓子に心を奪われた。 (9月18日)[全文へ]
スタイリストという職業が市民権を得てない時代から、「着ることは自己表現。もっと関心を持って」という強い思いを、雑誌のファッションページで表現し続けて40年余り。本書は自身の仕事や、国内外の様々な出会いをつづった回想録だ。 (9月11日)[全文へ]
1960年代にテレビ界に飛び込み、「クイズ100人に聞きました」「わくわく動物ランド」「関口宏の東京フレンドパーク」など、数々のヒット番組で司会を務めてきた。 (8月28日)[全文へ]
自宅マンション別室の
- 『夜の話』 秋原勝二さん (12月11日)
- 『「瓢鮎図」の謎』 芳澤勝弘さん (12月4日)
- 『銀座の秘密――なぜこのクラブのママたちは、超一流であり続けるのか』 白坂亜紀さん (11月27日)
- 『「欲望」のマーケティング』 山本由樹さん (11月20日)
- 『フクシマの正義』 開沼博さん (11月13日)
- 『佐渡の三人』 長嶋有さん (11月6日)
- 『団地の空間政治学』 原武史さん (10月30日)
- 『水のかたち』 宮本輝さん (10月23日)
- 『はかぼんさん空蝉風土記』 さだ まさしさん (10月16日)
- 『督促OL 修行日記』 榎本まみさん (10月9日)
- 『ニートの歩き方』 pha(ファ)さん (9月25日)
- 『あのころのデパート』 長野まゆみさん (9月18日)
- 『原由美子の仕事 1970→』 原 由美子さん (9月11日)
- 『カーボン・アスリート』 山中俊治さん (9月4日)
- 『テレビ屋独白』 関口宏さん (8月28日)
- 『未完のファシズム』 片山杜秀さん (8月21日)
- 『40歳からの“名刺をすてられる″生き方』 田中靖浩さん (8月7日)
- 『ハーバード白熱日本史教室』 北川智子さん (7月31日)
- 『東京プリズン』 赤坂真理さん (7月24日)
- 『哲学者クロサキの哲学する骨董』 黒崎政男さん (7月17日)
- 『スズキさんの生活と意見』 鈴木正文さん (7月10日)
- 『闇の伴走者』 長崎尚志さん (7月3日)
- 『日本民謡事典』 長田暁二(おさだ・ぎょうじ)さん (6月26日)
- 『柔らかな犀の角』 山崎 努さん (6月19日)
- 『会社員とは何者か?』 伊井直行さん (6月12日)
- 『影の部分』 秦早穂子さん (6月5日)
- 『十津川警部とたどる時刻表の旅』 西村京太郎さん (5月29日)
- 『むかし原発 いま炭鉱』 熊谷博子さん (5月22日)
- 『<銀の匙>の国語授業』 橋本武さん (5月15日)
- 『驚きの介護民俗学』 六車由実さん (5月1日)
- 『チャイコフスキーがなぜか好き』 亀山郁夫さん (4月24日)
- 『檀れいの今残しておきたい、日本の美しいものたち』 檀れいさん (4月17日)
- 『わるいことがしたい!』『月の少年』 沢木耕太郎さん (4月10日)
- 『すべてのマラソンランナーに伝えたいこと』 瀬古利彦さん (4月3日)
- 『日本映画時評集成 2000―2010』 山根貞男さん (3月27日)
- 『神様のラーメン』 多紀ヒカルさん (3月20日)
- 『精神医療過疎の町から』 阿部惠一郎さん (3月13日)
- 『経営者・平清盛の失敗』 山田真哉さん (3月6日)
- 『世界で勝負する仕事術』 竹内健さん (2月28日)
- 『番犬は庭を守る』 岩井俊二さん (2月21日)
- 『逡巡』 せきしろさん (2月14日)
- 『尼さんはつらいよ』 勝本華蓮さん (2月7日)
- 『私の箱子(シャンズ)』 一青妙さん (1月31日)
- 『エリック・クラプトン』 大友博さん (1月24日)
- 『絶望名人カフカの人生論』 頭木弘樹さん (1月17日)
- 『詩の樹の下で』 長田弘さん (1月11日)
- 『刑務所の経済学』 中島隆信さん (12月20日)
- 『ウルトラマンの墓参り』 竹内義和さん (12月13日)